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開幕戦で上々の滑り出しを見せた山本

スケート部(スピード部門)  シーズン開幕戦 ルーキー・山本が明大勢9年ぶりの入賞!/全日本距離別選手権

◆10・20〜10・22 第24回全日本距離別選手権
▼男子5000m
 8位山本  6分39秒29
 28位今井  6分54秒86
 34位小林耕 7分4秒17
 39位関口  7分8秒89
 オリンピックシーズンの到来だ。長野・エムウェーブで全日本距離別選手権が開幕。1日目は男子500m、女子1500m、男子5000mの3種目が行われた。シーズン終盤に平昌五輪が控えていることもあり、高い緊張感の中でレースが展開されている。明大からは、男子5000mに小林耕大(政経3=佐久長聖)、今井裕介(政経2=市立長野)、関口顯一(政経2=長野工)、山本大史(政経1=八戸西)の4人が出場した。ジュニア強化指定選手でもあるルーキー・山本は、自己ベストを5秒以上更新し、8位。明大勢からは第15回大会の黒岩信允(平22年政経卒)以来9年ぶりの入賞となった。

 見据えているのは世界の舞台での活躍だ。インターハイで高校1年次に5000m、3年次に1万mを制覇し、鳴り物入りで入部した山本。この夏は大学の合宿と並行して、ジュニア強化合宿にも参加し、ライバルたちとともに厳しい練習を積み重ねてきた。「6分40秒を切る」という目標を掲げて迎えた5000mのレースは最後まで好ラップを維持し続け、自己ベストである6分44秒95を大きく更新する6分39秒29でゴール。8位入賞という結果に「素直にうれしい」(山本)。11月に行われるジュニアW杯の選考会も兼ねている今大会。ジュニア選手の中でトップの記録を残し、その代表入りへ大きく前進した。「ここでは満足できない」(山本)。さらなる高みを目指す。

 上級生は明暗が分かれる結果だ。距離別選手権初出場の今井。「焦らず、設定ラップを守って滑れた」と、気持ちに余裕があった。最終タイムは自己ベストの7分00秒66を5秒以上上回る6分54秒86。課題は「残り5周がきついところ」(今井)。後半の粘りを身に付け、上位へ食い込む。一方で、本調子からは程遠かったのは小林耕と関口。小林耕は体が思うように動かず「モチベーションが保てなかった」(小林耕)と、動きにキレがなく、レース中盤からは辛さで頭が下がってしまった。関口も、長野合宿での体調不良から感覚が戻らずに不本意な結果に沈んだ。「今日のようなレースはしない」(関口)。この悔しさは次で挽回する。

 同年代には負けられない。2日目には男子3000mが行われる。明大からは小林裕幸(政経1=山形中央)と山本が出場予定。男子3000mは今年度からジュニア世代のみが出場できる種目となっただけに、表彰台、優勝も射程圏内だ。「勝負をかける」(山本)。これからの明大を担うルーキーの活躍に注目が集まる。

[渡部伊織]

試合後のコメント
小林耕

「練習ではいつも通りの滑りができれば良いタイムが出るなと思っていました。調子は良かったですが、昨日熱が出て気持ちの面に影響が出てしまいました。(調子が良い時は)モチベーションが高いので、良いタイムが出やすいです。滑っていてきついところでも頑張ることもできます。今回はモチベーションを保てなかったのが敗因です。帯広で二つの室内大会があるので、そこで良いタイムを狙います。(今後は)毎週のように大会があるので、まずは体調管理をします。一つ一つの大会にベストコンディションの状態で望み、練習でも未熟な部分があってフォームも完成度が高くないです。日頃の練習から一つ一つ集中します。トップレベルの選手と比べたら体力面や精神面で差が大き過ぎます。少しでも差を縮めたいです。(滑る前は)リラックスして自分のペースで滑れと言われていました。今日は自分が思っていたよりも同走が速くて、それにつられてしまいました。自分のペースが保てませんでした。想定していたラップよりも速く入ってしまい、体力が切れてしまいました。(滑った後は)今回のレースを反省して、もう同じようなことを繰り返さないように、と言われました。(長野合宿は)乗り込みやスピード練習が多かったです。練習では長い距離も乗り込めていて、ラップも良かったです。これを続けていればインカレとかで成果となって表れると思います。(夏合宿との違いは)帯広での合宿はフォームをつくるところから始まりましたが、長野合宿はフォームができているところから練習が始まりました。実りある練習ができました。(次戦に向けての修正点は)残り5周のラップと、どれだけ自分ペースを保てるかです。自分の実力を理解して、想定したラップを守りたいです」

今井
「自己ベストだった7分が切れたので良かったです。(要因は)最初から気持ちに余裕を持って滑れたからです。良いタイムを出すならここか帯広しかないので狙っていました。(気持ちの余裕は)練習から大会を意識して、焦らず、設定ラップを守って滑れたからです。(設定ラップは)1周を33秒で回ると、7分切るか切らないかくらいになります。31秒後半か32秒前半で滑って、貯金をつくろうと思っていました。出だしが良かったです。(自己ベストが出せると思ったのは)8周目くらいです。いつもは8周超えたくらいから疲れて残りの回数を見てしまいます。今日は見ないようにして、放送が聞こえる余裕がありました。(同走がいるのは)疲れてきた時に競れる相手がいることは大きいです。頑張ろうと思えます。(長野合宿は)練習が距離別出場者と出ない人で分かれていました。距離別出場者との練習では山本とかの滑りを見て、学ぶことができました。(滑る前は)昨日は調子が良くなかったですが、今考えても無駄だと思いました。とりあえず自分のペースで滑ろうと思っていました。(今日は)朝の公式練習では軽く滑って良いラップが出ていたのでその時から調子が良いなと思っていました。(課題は)残り5周がきついところです。速い選手はそこから落ちないので、自分もラップを維持できればもう5秒くらい速くなれると思います。(次戦に向けて)この記録を抜けるように頑張ります。6分50秒くらいを出したいので、今日よりも5秒くらい速く滑りたいです」

関口
「悔しいっていうのをもう通り越えて、何してるんだろうなって思いました。(レースプランは)この大会の前までずっと調子悪くて、とりあえず7分を切るっていうレースプランだったんですけど、それも全然達成できないっていうか、全然離れてたので、最悪です。(調子が悪かった原因は)長野に1日から入ってて、3日に風邪を引いてしまって高熱出してて2日間練習できなくて、そのあとからずっと感覚がおかしくて、それでずっとズルズル来ちゃった感じですね。3周目からしんどかったです。(今井が追ってくるのは)最初の方は意識してたんですけど、最後の方は意識できないぐらい辛かったです。もうひたすらゴールに向かってって感じでした。レース中ゴールがもう見えなくて。(修正点は)とりあえずラップも出ないし最後も持たないんで、体力を付けてもう一回体のキレを作りたいです。(帯広での目標タイムは)去年の自己ベストの6分58秒を目標にします。今日のようなレースにしないように、最後まで頑張ります」

山本
「8位に入賞したってことは素直にうれしいんですけど、まだ課題は残る試合になったと思うので、今日の経験を生かして明日の3000につなげていければなと思います。(レースプランは)だいたい感じとしては20秒00か01で入って、そのままずっとキープして最後上げれられればなと思ったんですけど、予想以上に速く入ってしまったので、最後落ち気味になってしまったんですけど、案外キープしていけたので良かったです。(前の組の原田選手(専大)など、ライバルへの意識は)タイム出してくるかなと思ったんですけど、調子悪かったみたいでタイムがあんまり出ていませんでしたが、40秒台は出していて、いい刺激になりました。あと同じカルテットに同じジュニア代表の高見澤(小海高)もいたので、モチベーションもだいぶ上がりました。(監督やコーチからは何か)とりあえずタイムは良かったから明日につなげられるようにっていうことです。明日は勝負をかけて頑張ります。(逆に課題は)結構何回か同走の選手と重なりそうになったことがあって、コーナーの出口でちょっと変な滑りになったり、インターバル形式になっちゃったんですよ。緩めてまた速くして緩めてみたいな感じで。それをしなければまだ伸びしろはあるのかなと思います。(8位と言う結果は)ナショナルの選手たちがまだ調子出てない部分もあると思うので、そしたらまた順位も下がってしまうかもしれないので、ここでは満足できないです。次のオリンピック選考会とかで、上の順位を狙いたいです。(明日の3000mは)林(ダイチスケート部)とかがいるんで、彼が走れば戦況は分からなくなってきますけど、よく分かんないんでとりあえず明日に備えます。(最後に明日への意気込み)明日は最初からラップ出していって突っ込んで、それを維持できるように頑張ります」

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