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グラウンド外でも仲の良い2人


NEW MEIJI  (21)勝利の礎築く最強ハーフ団となれ! 3年BK対談 福田健太×松尾将太郎  

 新たな時代の幕開けだ。無念にも全国大学選手権初戦で京産大に敗れ、屈辱のシーズン閉幕となった昨年。雪辱を誓い新たに掲げた今年のテーマは「NEW “MEIJI”」。古川満主将(商4=桐蔭学園)と梶村祐介(政経4=報徳学園)を主軸に、FW・BKともに日本一の軍団を目指し、選手権優勝奪還に燃える。
 第21回はスクラムハーフ福田健太(法3=茗溪学園)、スタンドオフ松尾将太郎(商3=東福岡)の3年生ハーフバックス団だ。昨季は主にリザーブとしてチームを支えたが、今季は開幕戦からスタメンとして躍動している。素早い球出しに加えランスキルにも長けた福田と司令塔ながら果敢にゲインを狙う松尾。1年次から培ってきた抜群のコンビネーションで、攻撃のタクトを振るう。状況判断力と有効な選択を常に求められる2人の名コンビぶりと今後への意気込みについて伺った。(この取材は10月21日に行ったものです)

――今季の明治の強さの理由は何だと思いますか
松:今シーズンに入って戦術をどんどん落とし込んでいく中で、春からやってきたフィジカル、ウエイト、フィットネスがしっかり生きています。きつい時でも相手に当たり負けないで走り勝つというところは、今の明治の生命線になっていると思いますね。
福:去年はコーチから言われてそのまま動いてるだけだったんですけど、選手主体でできるようなチームになってきました。寮内でのミーティングも増えましたし、選手間のコミュニケーションが増えたことによって質の高い練習ができています。そういった面では去年と違って良くなってきたのかなと思います。
松:一人一人練習が終わった後も、自分のプレーだけではなく人のプレーもしっかり見ているし、練習中でも駄目なところがあったら下級生から上級生にも言う良い環境が整っています。
福:練習量が増えたわけではないですし、どちらかというと練習量をコントロールしてくれています。長い時間の練習がなくて一つ一つ短くという感じなので、選手の集中力やマインドの部分でも変化があります。あとはウエイトをはじめ、いろいろなことを数値で表してくれるようになったので、短期間でどれだけ成長しているかというのが分かるようになりました。選手たち自身でやらないといけないと思わせてくれるようになったことが大きいです。

――お互いの第一印象を教えてください
パスワークとランスキルに自信を持つ福田
パスワークとランスキルに自信を持つ福田

松:高校の時に東福岡と茗渓学園は菅平で練習試合をするんですけど、その時はこいつチャラいなっていう感じでした(笑)。
福:自分たち、顔とか雰囲気が似てるって言われるんですよ。親にも同じ試合に出てたら間違えられます(笑)。
松:高校3年生になってお互い明治に行くというのを知って、プレーは高校の時から見ていてもうまかったし、そういう面では楽しみだなという思いがありました。
福:自分が最初に将太郎を見たのは、高校1年生の茗渓学園対東福岡の試合です。茗渓学園が勝った時なんですけど。
松:言わんでええやろ(笑)。
福:自分と同じ1年生が10番で試合に出てると思って、あとは僕がスパイクマニアなので、こういうスパイク履いているんだというところを見てました。高校2年生の時に東福岡のメンバーと友達になって、そこで「まじ将太郎やん」っていじられて。試合をしても自分ですごい持ってくるので嫌なスタンドオフでしたね。自分でビデオを見てても見間違える時があります。足は僕の方が長いですけど(笑)。
松:言わんでええやろ(笑)。
福:でも前に、早稲田の山中亮平と中濱寛造っていう選手が2人で取材されている記事があったんですけど、将太郎が明治に来るって聞いてこれは大学4年生の時にコンビでラグマガ出るやつねって思いました(笑)。

――お二人にとって梶村祐介副将(政経4=報徳学園)はどのような存在ですか
松:2、3年生の時は自分が自分がという感じだったと思うんですけど、今は自分で行くというよりは周りを生かすというところも意識してるんじゃないかと思います。センターに梶村さんがいると安心というかやっぱり頼れる部分があるので、欠かせない存在です。
福:グラウンド内でも仕切ってくれるし、僕が意見をしても思ってることをしっかり言ってくれます。チームがやりたいラグビーをするために一番コミュニケーションが取れる人間だと思います。グラウンド外でもよくコミュニケーションを取ってくれるし、オンオフの切り替えがすごくできる方です。

――梶村選手とは普段から交流がありますか
福・松:そうですね。
福:割と仲良いよね?
松:いやもう良すぎるくらい。
福:誕生日プレゼントあげたんですよ。去年は靴をあげて、今年はトゥルソっていうソックスを。
松:めっちゃ喜んどった(笑)。
福:よく遊びに行ったりお茶しに行ったりもします。
松:その3人が多いよね。先輩後輩関係なく、フランク過ぎますね(笑)。

――ハーフコンビとしての成長は感じていますか
福:1、2年生の時に比べたら将太郎と本当に意見が合うようになりました。自分の中でも今スタンドオフで誰が一番やりやすいかって言われたら将太郎。そのくらいすごく良いコンビになってきたんじゃないかなって思います。自分たちは求めるラグビーのタイプが似ていて、キックも使いながらハーフとスタンドで仕掛けて、ボールをいっぱい動かしてラインを前に出すラグビーがしたい。今の明治のラグビーに自分たちのプレースタイルをはめていくために、練習中でもおかしいと思うところがあったら2人でコミュニケーションを取るようにしてますね。
松:チームを勝たせるのが自分たちの仕事で、勝つも負けるも自分たち次第です。なので一個一個の判断、選択というのは本当に大事になります。あとはやっぱりFW、BKをうまく連携させて、つなぎ目となるのが一番の仕事です。みんなが動きやすいように自分たちがうまく指示を出していければ、2人の完成度ももっと高くなっていくと思います。

――お互い尊敬するところは
高いゴールキック成功率を誇る松尾"<"align=right
高いゴールキック成功率を誇る松尾

福:オンオフの切り替えがすごいうまい。ラグビーで言えば、任されてる仕事であるコンバージョン。去年に比べて成功率も高くなってるし、ラグビーとしっかり向き合えているんだなって思います。ラグビー熱心なところは本当に尊敬しています。
松:こんなチャラチャラしてる感じですけど、上級生に対してもここ違うなって思ったらしっかり言えるところ。よく梶村さんとも試合中ワーワー言ってて自分が止めることもあるくらい(笑)。でもそうやって誰に対してでも自分の意見を言えるし、コミュニケーションをしっかり取れるところは尊敬してますね。

――同期で注目選手は
福:まずフッカーの大塚(健太郎・商3=佐賀工)じゃないですか。
松:あー確かにそれ納得するわ。
福:練習中とか化け物みたいに強いんですよ。あいつのキャリーはまじで強いので注目ですね。あと井上遼(政経3=報徳学園)もボール争奪のところですごい強くて、フランカーらしいフランカーだしアグレッシブ。FWはその2人ですね…いや、もうみんな良くない?イワ(祝原涼介・情コミ3=桐蔭学園)も良いし。
松:うん、みんな良いっすよ。注目とか難しい。でも大塚は一番ですね(笑)

――普段から同期の仲は良いですか
福:いざこざとか本当ないよな。
松:明治の中では多分一番仲良い方なんじゃないかな。みんなで飲みに行ったりもするし。
福:でもどちらかと言うと飲むより遊ぶよね。
松:いつもチームビルディングで海とか川とかに学年で行くんですけど、今年3年生になって全員飲めるようになって。でも川遊びが楽しすぎて、結局全然飲まずにみんな飛び込みに行ってて(笑)。
福:お酒も大量に買ってあったんですけど全然飲まないし、バーベキューもほとんど人いないし。「遊びに行こうやー」みたいな(笑)。
松:肉焼いても食べんし。
福:川遊びの方が中心やったな。だいたいそういう遊びを引っ張るのは忽那鐘太(文3=石見智翠館)ですね。でもこれだけ一緒に過ごしてればけんかくらいあってもおかしくないと思うんですけど、大ごとになるほどのことは今までないですね。一番学年のカラーが出ちゃってるのは朝飯の時。他の学年はみんな眠くて静かに食べてるんですけど、僕らの所だけめちゃくちゃうるさい。
松:3年だけ。
福:だいたい忽那、井上あたりがいると…
松:あいつらはほんとにすごい(笑)。
福:土日とか7時20分くらいまで寝て30分くらいから朝飯食べるんですけど、みんな眠いからすぐ食べてもう一回二度寝する準備に入るんですよ。でもね、井上とか朝からうるさいから。このエネルギーが来年グラウンドでまとまりとして出れば、また面白いのかなとも思います。

――お二人のプライベートについて教えてください
福:カフェしばきに行くよね。
松:カフェしばくって…(笑)。まあ、試合前とかよくお茶しに行ったりしますね。あと1年生で初めて東京に出てきた時、ハロウィン2人で行ったよな。
福:あー渋谷にもまれたやつ(笑)。
松:めっちゃ人いてさ。
福:ハロウィンはやばかったね。
松:2人でデニムシャツ着てったじゃん。懐かしい。
福:あー着てったな!結構お揃いとかしたことない?
松:したした。恥ずかし(笑)。
福:ハロウィンもうすぐだね…もういいでしょ。
松:うん。もういい(笑)。

――趣味を教えてください
福:「ウォーキング・デッド」を見ることです。
松:Netflixいいよね。
福:寮でゆっくりできる時はNetflix見るか、あとはみんなでウイニングイレブンして楽しんでます。僕はいつも古田翔悟(法3=筑紫)と井上遼と3人でやってますね。
松:俺趣味っていう趣味ないな。オフの日はいろんなカフェを見つけてカフェ巡りしてますね。

――おすすめのカフェはありますか
福:この人は知ってますよいっぱい。グラマーだから(笑)。
松:カフェダイニングバーみたいな所なんですけど、渋谷のモボ・モガは本当におすすめなのでぜひ行ってみてください。女の子と一緒に行くといいと思います(笑)
福:でも学年越えて遊ぶよね。ご飯とかもよく一緒に行くし、何でもする。
松:思い立ったらすぐ行動って感じ。
福:ドライブ行こうってなったらドライブ行くし、海行こうってなったら海行くし。したいことをする!
松:思い付きが多いですね。

――シーズンも後半戦に突入します。強豪との対戦を控えて、最後に意気込みをお願いします
福:ゲーム内容も大事ですけど一番は勝つことになってくるので、そこへの執念は忘れないでやっていきたいです。ここから練習も戦術的な部分に入るのでみんながその戦術を理解して、そこで部内競争もより一層激しくなっていくと思います。今すでに誰が出るか分からないくらいレギュラー争いは激しいので、それを継続しつつ最後は1月のファイナルで優勝したいです。
松:もう負けていい試合は一つもないですし、4年生がめちゃくちゃ頑張ってくれているのでその力になりたいし、最後は日本一になってうれし泣きしたい。一つ一つやってきたことを信じて勝っていきたいです。

――ありがとうございました。

◆福田健太(ふくだ・けんた)法3 茗溪学園高出 173cm・80s
◆松尾将太郎(まつお・しょうたろう)商3 東福岡高出 170cm・83s

[横手ゆめ・清水康佑]

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