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最後の学生大会を優勝で締めくくった森薗

卓球部  森薗3度目V 最後の学生大会で有終の美を飾る/全日本大学総合選手権・個人の部

◆10・27〜29 全日本大学総合選手権・個人の部(所沢市民体育館)
▼男子シングルス
森薗――1位
酒井、渡辺裕――5回戦敗退
 全日本大学総合選手権・個人の部(全日学)の最終日が行われ、森薗政崇主将(政経4=青森山田)が2年ぶり3度目の優勝を果たした。名だたる強豪を倒し、迎えた吉村(愛知工大)との決勝。フルゲームの末、4―3で下し優勝を決めた。この優勝で明大勢は全日学のシングルス5連覇となった。

 なんとか手を伸ばして返したボールを相手がネットにかける。最後の一点をつかむと解放されたように倒れこみ天井を見上げた。フルゲームまでもつれた決勝の幕切れは、この一戦を象徴するかのような劇的なものだった。
 実力者同士の戦いはまさに死闘″だった。森薗と吉村(愛知工大)の決勝戦。両ハンドの強打で吉村が先に2ゲームを連取する。しかし「監督(山幸信監督)が『ここから』と話してくれた」(森薗)。試合の中で立て直し第3ゲームを取ると3ゲーム連取で逆転したが、吉村も食い下がり勝負はフルゲームへ。第7ゲームも劣勢だったが、最大4点差を森薗が追い付き、7―7の同点。1点の重みが増す場面でも、両者の意地がぶつかり合った。森薗がクロスにフォアハンドを打ち抜けば、吉村も負けじとフォアハンドを決める。マッチポイントを握りながら追い付かれ、逆に相手のマッチポイントを許す。「本気で勝ちにきていると肌で感じた」(森薗)。それでも最後は森薗の気迫が勝った。第7ゲーム14―12、ゲームカウント4―3。歴史に残る決勝戦を制し、4年間で3度目の全日学王者の座をつかんだ。
 自分のためにじゃない。今大会、森薗の頭には棄権という選択肢があった。それでも、明大のユニフォームに袖を通したのは「今、明治大学の支援で卓球をやらせてもらっている。明大、日学連、お世話になった人にプレーで恩返しがしたい」(森薗)。その一心で過密なスケジュールの中出場し、シングルス優勝、ダブルス準優勝。誰よりも大きな拍手が起こり、会場全員がその姿にくぎ付けになった。4年間着続けた紫紺のユニフォームは、今日が一番輝いていた。

 優勝杯は他大に渡さない。シングルスで明大勢が4連覇中で、期待とプレッシャーを一身に背負った森薗。山監督は「最有力選手と言われながら優勝することは大したもの」と称賛した。常勝軍団の使命は次の世代へ受け継がれる。明大卓球部は先輩たちの背中を追いかけ、今後も王者の道を進んでいく。

[福永智隆]

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