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悔いのないレースができた渡邊

スケート部(スピード部門)  渡邊が実力を出し切りポイント獲得! 山本は2位に輝く/日本学生氷上選手権

◆1・6〜1・8 第25回日本学生氷上選手権(軽井沢風越公園屋外スケートリンク)
▼男子1000m
 15位渡邊――1分13秒93
 16位久保――1分14秒07
 21位高村――1分15秒86
▼男子5000m
 2位山本――6分40秒56
 11位小林裕――6分56秒30
 22位篠原――7分09秒71
 日本学生氷上選手権の2日目。男子は1000mと5000mが行われた。前日の1万mで3位の山本大史(政経1=八戸西)が5000mを昨年度までの大会新記録を塗り替える2位で滑る好走を見せる。1000mでは渡邊勇人主将(政経4=白樺学園)が500mに続きポイントを獲得し、個人種目が終了。部門総合5位で最終日の団体種目を迎える。

 自らの力を出し切る滑りとなった。今大会の1000mが大学最後の個人種目となった渡邊。「前半から行かないとポイントは取れない」(渡邊)。最初の200mを全体6位となる16秒79と、攻めのレースを展開。600m通過を自身最速となる43秒53で滑って見せた。最終の400mでタイムを落としたものの、15位となりポイントを獲得。「不甲斐ないレースだけはしたくなかった」(渡邊)と、主将の意地を見せた。「見ていて気持ちが入っていた」(久保)。渡邊の気持ちの込もった滑りは後輩にも伝わったはずだ。

 最後は気持ちで2位をたぐり寄せた。初日の1万mを3位と、狙い通りのレースができなかった山本。2日目の5000mは「気持ちの面で自分に勝てた」(山本)と、あきらめずに前の伊藤(日大)に食らいつく。最終ラップを前のラップより1.7秒上げ、6分40秒56でリンクを滑り抜けた。前日から順位を1つ上げたものの、伊藤(日大)に「実力の差を見せつけられた」(山本)と、ライバルに約10秒差をつけられた結果には納得していない。優勝するためのカギは「コーナーでしっかり押すこと」(山本)。氷への力の伝え方を改善し、次の大会では表彰台の頂点を目指す。

 最終日は、2000mリレーとパシュートが行われる。リレーには渡邊、久保廉(政経3=帯広三条)、高村憲孟(政経3=富士北陵)、上條将司(政経2=岡谷南)の4人、パシュートは関口顯一(政経2=長野工業)、篠原克哉(政経1=小海)、山本の3人が出場予定。団体種目はポイントの比重が高いだけに、上位入賞を狙いたい。「明治のためにという思いで滑ることが実力以上の結果をもたらしてくれると思う」(渡邊)。目標の部門総合3位浮上に向けて全力を尽くす。

[渡部伊織]

試合後のコメント
渡邊

「600mまでは通過までは初めて43秒で回れました。ラップも16秒7と26秒7でこれたので自分の中では今までにないスピード感でした。体力がなくて後半がどうしても落ちてしまったのでそこが悔やまれます。それでも前半から行かないとポイントは取れないと思っていたので、自分としては攻めのレースができて力を出し切れました。600m通過のタイムを見ると1分12秒以上は狙えた中で1分13秒90は後半が落ちすぎています。そこは力不足だなと思いましたが、実力を全部出し切れました。結果にはつながりませんでしたが、最後としてはいいレースができたと思います。(15位という結果は)持ちタイムや実力ではポイントも危なかったので潰れてもいいからと思って攻めた結果、1ポイントですが取ることができました。その1ポイントが学校対抗の勝敗を分けるかもしれないので最低限ポイントを取れて良かったです。(最後は)気持ちで滑り切りましたね。(個人種目最後のレースは)他の大学の4年生のレースを見ると、どの人を見ても気持ちの入ったレースをしています。それを見ているだけではジーンと来る気持ちになっていました。本当にこれが最後なんだなと思うと、悔いは残したくなかったので気持ちで滑りました。 (レース後は)良かったと言ってくれたり、後輩達も必死に応援してくれて、終わった後はお疲れ様でしたと言ってくれました。そういうことを言ってくれる人が近くにいるのは、すごく恵まれているなと思って、改めていい環境でスケートができていたんだなと思いました。一番いいのは結果で恩返しすることで大量にポイントが取れれば良かったですが、不甲斐ないレースだけはしたくありませんでした。今までのスケート人生の集大成として全部の思いをぶつけようと考えていました。(個人種目とリレーの違いは)1人の力だけでなくて、バトンパスのうまさやみんなのために頑張る思いで普段以上にがんばれるのがリレーです。より、明治のためにという思いで滑ることが実力以上の結果をもたらしてくれると思います。一番大事なのはバトンパスでミスをしないことです。かと言って慎重に行き過ぎるとロスになるし、攻めすぎると失敗します。バトンパスは大事にやらないといけないですね。後はもらったら滑り抜くことを意識します。(明日の目標は)3位以上です」

久保
「600m通過までは設定ラップ通りに来ていましたが、残り400mで本来ならば1秒落としで帰って来るはずのところでミスが出てしまい設定通り帰ってこれませんでした。それがタイムに影響しました。(500mと1000mの違いは)ずっと1500mを滑っていて、今回のインカレから短距離に転向して500mと1000mを滑りました。500mの練習をすることでスピードがついたと思います。そのスピードを生かした1000mのレースをしようとしていました。(500mは)スタートダッシュが重要になるのでスタートの練習を重点的にしました。(500mの手応えは)公式レースで初の500mでした。練習していた100mはすごくうまくいきましたが、肝心のラップを出すところで距離の短さから焦って、ミスが多くなりました。ここが今後の課題ですし、ここを伸ばせば戦える距離だなと感じました。(単独走は)本来ならば相手と競って、タイムを出します。独走だと相手と競うことはなくなりますが、相手に惑わされないで自分自身の滑りができます。そこは独走のいいところだと思います。(500mのポイント獲得は)初めて滑る距離でチームに貢献できたのは、短距離に転向して成功した部分だと思います。今後につながると思います。(2日間が終わって)本来なら2種目でポイントを取りたかったです。今日の1000mは16位で、あと一歩ポイントが取れませんでした。そういう意味ではまだチームに貢献できていないと思います。(レース後は)おととし良くて、去年は本当にスランプで、インカレでポイントを取れませんでした。今年はまたポイントを取ることができたことに関してはだんだん戻って来たねって声をかけていただきました。でも、まだまだポイントが少ないし、入賞経験がある中で入賞もできていないところはもっと頑張りが必要だねと声をかけていただきました。(リレーは)学校対抗で競っているインカレでポイントの配分が多くなるのが団体種目です。総合優勝をかけて東洋大と法大と戦っていますが、混戦状態です。ここで明治が抜け出すことで総合優勝に近づくと思います。(本番前の練習では)団体種目ですが、個人の集結なので個々の能力が上がらないといけませんが、バトンの受け渡しなど細かなつなぎの微分を確認したいと思います。(明日の目標は)明日で順位が決まって総合優勝も決まります。自分が滑るリレーでは法大に2位差以上をつけられないようになんとか食らいつきます。パシュートでは山本が調子いいので、山本が引っ張ってくれると思います。2種目の力を合わせたいです」

高村
「フルで滑らせてもらったにも関わらず点数を取れなかったので、任せられている期待に応えられず悔しかったです。(よかったところは)昨日の選考では悪い感覚はなかったので、とにかく最初はいけるだけ突っ込んで、そこから先は気持ちでなんとかしようやりました。(昨日とは)大きく1000mと1500mは違ってくるのでとにかく最初から突っ込んでいく意識で臨みました。ラップが17秒2だったので、もう少しいけたのではないかと後々思いましたけど、精一杯出せたのでよかったです。(1500mは)スピードがある上に持久力がないとできないところが難しいです。1000mは始めの200mでどれだけ加速できるかが大切です。1500mはラップを維持するように我慢することが大切になってきます。自分でも1500mは難しく毎年試行錯誤を繰り返していて、一番タイムが出たやり方滑るしかないです。(リレーは)個人種目ではないので、お互いのこととか信頼しないとうまくいかないチーム競技です。明大はチームワークには自信がありますし、バトンパスには特に自信があります。自分は点数を取れていないので、チームの力を借りて点数を取れたらよいと思います。バトンパスが重要なので、とにかくラップを早くしてつなぐ作業です。繋がる場所のバトンパスを素早く確実にすることを心がけていきたいです。明日はいい流れに乗って、目標の3位を目指していきたいです」

小林裕
「満足のいく内容ではなくて悔しいです。残り5周で足にきて、あと3回で踏ん張れず35秒までいってしまいました。粘れませんでした。(昨日は)ダラダラした滑りになった気がしました。今日はストレートで体重移動をしっかりして、コーナーをテンポよく片足に負担がかからないように滑ろうと考えていました。(今日の目標タイムは)6分55秒あたりを狙っていました。(良かった点は)最初の5、6周はりきむことなくイメージ通り滑れたことです。(2日間を終えて)今回は1万mをメインに考えていました。1万で1ポイントも取れなくて、5000mも中途半端な順位で終わったのでとても悔しいです。1万mはもうないので来年に向けてもう少し1万mの滑り方を動画とか見て研究します。(来年の目標は)今年はインカレで5位以内という目標を立てていました。5位以内に入れるようにスケーティングを強化して楽に滑れるようにします」

篠原
「全く納得できないダメなレースをしたと思います。1000m通過からのラップが遅いのと、最後までダラダラとした滑りになってしまったところです。今までは大きい滑りを意識していたのですが、今日は小さい滑りになっているなと思いました。そこが改善点です。(疲れは)あったかもしれないですが、それにしてもタイムが悪すぎました。(レースプランは)滑るリンクだということはわかっていました。最初から速いラップで入って、どこまで持つかというレースをしようと思っていました。それがうまくいかなかったです。(良かった点は)あまりなかったので次につながるようにしっかりビデオを見直したいと思います。(精神面では)1500mは最後の一周まで頑張って持ったのでそこは精神的に良かったと思います。5000mは精神的にも良くなかったです。(2日間を終えて)今まで2日目に動きが悪くなることが何回もあって、今回もそれが出てしまいました。2日目も動けるような体を作らないといけないと思います。そのために、基礎体力をつけることと、疲れてきてから滑りが崩れないようにキープできる姿勢、体幹を鍛えたいです。(個人種目とパシュートの違いは)3人で息を合わせないとうまく滑れない種目なので、3人で息を合わせればいいところまでいけると思います。(本番前の練習で確認することは)先頭の交代の仕方が大切なので、それですね。(うまい交代たは)コーナーの入り口で大きく外に出てすぐに一番後ろに回れば風の抵抗が少なくなります。(明日の目標は)3位以上には上がりたいです」

山本
「タイムはよくもなく悪くもなかったです。自分としては納得できないレースでした。日大の伊藤先輩に実力の差を見せつけられたレースでした。(昨日は)長くスケートに乗りすぎてしまったのでもうすこしピッチを早めようと滑りました。(最終ラップは)4年生が引退するので、絶対ここで2位にならなければなと、考えていました。それで頑張れました。ラスト2周目まですごくラップが落ちてしまったのでそれが課題です。自分の今の力は出し切れたと思います。(良かった点は)あきらめずにしっかり前を終えたことですね。気持ちの面では自分に勝てたと思います。(優勝するためには)コーナーでしっかり押すことですね。自分はテンポで滑ってしまうのでそれが大切だと思います。(2日間を終えて)昨日の1万mは悪かったですが、今日の5000mはまずまずでした。点数的には40点と60点くらいですね。(個人種目とパシュートの違いは)3人での協力で、1人早くてもダメなのでもし離れてしまったらしっかり押し上げるとか、チームプレイが大切です。協力していいタイムといい順位を出せるようにがんばります。(パシュートの練習は)3日前とかにちょいちょいしました。(本番前の練習で確認したいのは)交代ですね。交代するときに選手の近くを通ってしまうと、風の抵抗で疲れてしまいます。そうならないように一回出てすぐ後ろにつくことを意識して明日滑りたいです。(明日の目標は)打倒日大を掲げてがんばります」

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