検索
 HOME > スケート部(フィギュア部門)

7位入賞を果たした森千

スケート部(フィギュア部門)  男子は団体優勝を逃す 女子は森千が総合7位入賞/日本学生氷上競技選手権

◆1・6〜8 第90回日本学生氷上競技選手権(軽井沢風越公園アイスアリーナ)
▼男子Aクラス
9位 中野 170.60点
10位 梶田 169.04点
16位 佐上 161.60点
▼男子団体
明大――3位
▼女子7・8級
7位  森千 145.04点
9位  大矢 132.69点
▼女子団体
明大――4位
 今シーズンの集大成となるインカレ。最終日はフリースケーティング(FS)が行われた。ショートプログラム(SP)で苦しいスタートとなった男子の佐上凌(商3=武蔵野)、梶田健登(政経3=明大中野)がそれぞれ順位を上げる活躍を見せる。しかしSP5位の中野耀司(営2=横浜創英)がまさかのFS14位で順位を落とし、男子団体は総合3位。目標としていた総合優勝を逃した。女子は大矢里佳(商1=中京大中京)、森千夏(営1=愛知みずほ大学瑞穂)がSPに続いてFSでも安定した滑りを見せて森は総合7位、大矢は総合9位の活躍。女子はFS出場選手が2人だった中、価値ある団体総合4位となった。

[男子]
 上級生としての意地を見せた。SPでは本来の力を発揮することができなかった梶田と佐上。佐上は序盤のトリプルアクセルを回避して、より確実なダブルアクセルを選択する。演技構成はインカレ前に予定していたものから落ちた難易度になってしまったものの「メンバーに選んでもらってみっともない演技はできない」(佐上)とチームを第一に演技に臨んだ。結果大きなミスなく演技を終え、FS9位とSPの悔しさを晴らした。梶田も今シーズンは難易度を落とした構成で練習を積んできた。一度転倒する場面があったものの上級生らしい演技を披露し、苦しみながらもFS8位と巻き返しを果たした。
 逆転優勝とはいかなかった。上級生が団体優勝へ望みをつないだ中で迎えた中野。「自分が順位を落としてはいけない」(中野)と、力が入ったのか冒頭のトリプルアクセルを一瞬跳び切ったかに思えたが転倒。そこからリズムを崩し、ジャンプのミスが重なり総合順位を9位に落とした。結果男子は団体3位。森望主将(営4=岩倉)に目標としていた団体優勝を届けることはかなわなかった。

[女子]
 インカレの舞台でもルーキーコンビは安定した演技を見せた。今シーズン明大女子をけん引してきた森千。「自分ができることを出し切ろう」(森千)と自分の演技に集中した。特に後半は見せ場であるトリプルサルコウ、ダブルトーループ、ダブルループの連続ジャンプで観客を魅了。最後もダブルアクセルを成功させて、ほぼミスのない演技で滑り切り総合7位で入賞を果たした。SP7位の大矢は「全体的に悔しい演技になった」(大矢)とジャンプのミスなどが出たものの、大崩れはしない落ち着いた滑りで総合9位。今シーズン女子を引っ張ってきたルーキーコンビの活躍は来シーズンにも期待がかかる。

 来シーズン巻き返しを図る。男子は団体優勝を期待されながらも3位に終わり悔しい結果に終わった。シーズンを通しても調子の波が激しく、インカレでも難易度を落とした演技構成にすることを余儀なくされた。「ジャンプの精度を上げていきたい」(梶田)。来季はジャンプの確実性を上げ、難易度の高いジャンプにも積極的に挑戦していく。女子も東日本学生選手権では優勝をしたものの、インカレで上位の大学との差を感じさせられた。来シーズンもインカレ出場選手が多くチームに残る。来年こそは悲願の団体優勝をつかみ、優勝を分かち合いたい。

[大西健太]

試合後のコメント
FS8位で巻き返した梶田

「終わった時は、なんとか乗り切りました。後半の方は体力が続かなくて、気合だけでした。死にそうになっていたけど、抑えるべきポイントはなんとかコントロールしました。冒頭のジャンプでトリプルが入らなくて、ダブルになってしまって。そこで良い意味で諦めがついて、自分から跳ぼうとしないでされるがままに跳ぶみたいでした。結果はいい、やるだけみたいな感じでした。最初のミスでそう切り替えられました。今日の演技は昨日と比べたら良かったです。良い演技ができました。(トリプルフリップ転倒)体力がなくて、上り切れなくて、なかなか立ち上がれなかったのだけど、その後すぐトリプルジャンプが入っていて、前の自分だったら連続で失敗してしまっていたけど、体力がない状況でもそういう風にならないような練習をしてきました。うまくコントロールして、ミスを引きずることなくできたから良かったかなと思います。大学1年の時に比べたら、跳べる時は跳べるけど、跳べない時は跳べないです。演技で調子が良い時はうまく行くけど、駄目だと何もできないです。後半ボロボロでここ1年通して、1回ジャンプの難易度を下げてそこできっちりこなせるように練習をしてきました。今シーズンはそれが大きくぶれずにどの試合もできているので、そこでやっとその土台はできたかなと。今積み重ねてきたものの上に、ジャンプの難易度を上げてやってみようと思います。今の自分はジャンプの難易度を上げてみても、良い時も悪い時もある程度の水準で高いものができるようになるというビジョンがあります。自分に必要なものは、ケガをしないように毎日練習することです」

ジャンプの難易度を下げてFSに挑んだ佐上
「インカレに来る前に予定していた構成とは2段階ぐらい下がった演技になってしまいました。あの演技が今自分にできる演技だと思うので悔いはないです。(演技変更は)最初のアクセルは今日の公式練習で曲の中でしていましたけど、先生からは他のジャンプに集中してダブルアクセルでいこうと言われて、ダブルアクセルでいくことになりました。途中の3−3も狙っていきましたが詰まった状態になってしまいました。いつもの状態だったらどこか後ろで付けて取り返すということをしていますけれど、そういったことを考えつつ自分のできるジャンプを一つ一つ積み上げていこうとしました。FSなので点数も残ると思うし個人競技ですけど団体競技でもあるので、みんなに迷惑をかけないためにも一つ一つこなしていく思いで臨みました。(心境は)全日本のFSみたいに昨日のSPは嫌な流れで、同じ感じで6分間も思うようにいかずに、自分中でもどうしたらよいかわからない迷いがありました。5番目だったので30分の時間があって先生からジャンプの軸などいろいろ練習をして、そこで一つ気をつけようと思って臨んで、もうインカレのメンバーに監督に選んでもらってみっともない演技はできないので、強い気持ちで臨みました。(課題は)練習ではできているので、練習でやったことを本番でも同じように自信として持っていけるようにすることが一番の課題です。練習量や練習の質ではなくて、試合への臨み方が今シーズンは甘かったと思います。思い切りや信じてやるということだけでは足りないと感じましたし、その中でも一つ一つ丁寧に落ち着いて積み上げていくという考えも必要だと今大会で感じました。(来シーズンは)今までは明治大学としていろいろな方に応援していただいて、同じ大学の中でもインカレ出場を争うなど応援し合える中で、スケート暦11、12年になりますけど、今までは応援していただいた分、悔いなく自分の素を演技として返していけたら良いと思います。内容としてはインカレ総合団体優勝、全日本で自分の求めた演技をできるようにしたいです。(今シーズンは)昨シーズンは自分の中でもとても良くて、その良い流れを今シーズンに持ってきたかったですけど、自分でも昨年以上の演技をしなければいけないと思う中で体が付いていかず、空回りしてしまい悩んでまた悩んでという時期が長かったです。今回もそうでしたけれど、今シーズンはこれで最後なので自分の中では良い形として終われたと思います。自分の中では言いたくはないですけど、この内容を受け止めて来シーズンにつなげていきたいです」

FSでは力を発揮することができなかった中野
「今日はボロボロになってしまって、総合優勝もたぶんできないのでそれが悔しいです。みんながそうだと思うのですが、下の2人は追い上げないといけなくて俺はキープしないといけないというところで、2人がまあまあ良くてたぶん順位を上げてくれたと聞いていたので、自分が落としてはいけないなとは思っていたのですがやっぱり難しいなという感じです。最初のアクセルで降りたと思ったのですが転んでしまって少し気持ちが落ちてしまって、2発目もしっかりやろうと思ったのですが転んでしまって、最初の2発を転んでしまったので最初で少し気持ちが落ちてしまったというのはあります。でもそれ以外のところもそのことを引きずってしまって小さいミスが多かったので、そういったところで点数が伸びなかっただろうなと思います。ジャンプ以外は落ち着いてできてはいたのですが、ジャンプで失敗してしまっているので流れが全部止まってまた走って止まって走ってというのが多かったので、そこまでアピールみたいなのもできなかったかなという感じです。インカレまでは自分的には良い流れというか良いリズムで過ごしてこられたので、ショートはそれがそのまま出て別にプレッシャーとかも特になかったのですが、練習不足というのがここにして出てきたかなと思います。公式練習とか6分間とかでは全然そう感じなかったですが、本番になってこうなってしまうというのは練習不足なのかなと思います。今シーズンはSPで全部ジャンプを降りてアクセルも入ってまとめられたのは一つ収穫になったかなと思うのと、あとはFSがそこまで良い演技だった試合がなかったのでやっぱり二つ揃えるのは難しいなと思いました。アクセルは武器と言っているのですが、来シーズンもそこは変えずにやっていきたいです。でも今はそれも失敗してしまっているのでまずそこの精度を上げることと、それ以外のジャンプでどれだけ稼げるかというか、大きなミスがないようにまとめる回数を増やしていかないと点数も出ないと思います。そういうところが結果にもつながるので、来シーズンはスケートの滑りとかから磨いてジャンプの確率とかも上げていけたらなと思います」

ミスに動じることなく滑り切った大矢
「今日の演技は全体的にスピードがあまり出せなくて、ジャンプもミスが大きく出てしまったので、とても悔しいです。FSも自信がなかったわけではないですけど、最近ループがあまり調子良くなくて、それがFSに出てしまったのかなと思います。(入賞争いでプレッシャーは)何もそういうことは考えてなくて、とりあえず自分が納得のいく演技ができればいいかなというのと、大学の順位に貢献したいという思いでやりました。(オフの課題)ジャンプを安定させることはもちろんですけど、もう少し難易度を上げていかないとこれ以上上には行けないと思うので、ジャンプの前の入りを練習して、ジャンプが失敗したとしても点数が出る演技を目標にして練習したいです」

総合7位で入賞を果たした森千
「回転不足のジャンプがあったので悔しいです。(SPと比べて)練習ではあまり失敗のない良いジャンプが跳べていたので、ジャンプ自体は良かったと思います。本番では動きが遅くて回転不足になってしまった部分は悪かったと思います。(心境は)SP終わった時点で明治が団体では1点差で4位だったので、少しでも順位を上げたいと思って自分ができることを全部出し切ろうと思ってやりました。(心掛けたことは)集中することです。(初のインカレは)先輩がたくさん応援してくださったので、インカレは応援がたくさんあってうれしい試合だと改めて感じました。(今シーズンは)多く試合に出ることができたので良かったです。まだジャンプは絶対に跳べる自信はないので、来シーズンはもっと自信を持ってジャンプを跳べるようにしたいです。(インカレは)3人で団体の順位が出るので3人で頑張らなければいけない気持ちで臨む緊張感を味わうことができてよかったと思います。(来シーズンも)全日本とインカレに出て少しでも良い順位を取れるように練習したいです」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: