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新チームに大きな期待を寄せる


東京六大学野球 2018〜春〜  (20)開幕前インタビュー 善波達也監督【後編】  

 
 常勝復活へと歩みだす。昨年は春5位、秋2位と優勝を逃した。それだけに今年は、早春にはアメリカキャンプも決行するなど、優勝への思いは一層強い。3季ぶりの頂点を目指し、スローガンである“奪冠”の実現へ向けた戦いに挑んでいく。

(この取材は4月6日に行われたものです。)

前編はこちら

善波達也監督
――オープン戦では左翼手、2番打者が定まっていない印象です。

 「レフトはまだわからないね。ただ選択肢の中に佐野悠太(外野手・商4=広陵)が入ってきた。それまで足のリハビリをやっていたんだけど、元々バットは良くて、落ち着いた打撃ができるからね。2番は1番が出た時にクリーンナップにつなぐとか、1番出なかった時に何とか出塁して後ろにつないでいくとか。添田(真海外野手・法3=作新学院)は攻撃的すぎて、ガッチャンガッチャンいくじゃない(笑)。村上(貴哉外野手・法4=松山東)はまだ自信なさげに見えるのでね。もしこれがハマるとばっちりなんじゃないかなと。さっき言ったやる前の楽しみが一つ増えたみたいな感じです(笑)」

――森下暢仁投手(政経3=大分商)に山ア福也選手(平27政経卒・現オリックス・バファローズ)以来となる3年生でエース番号11≠任せました。
 「福也(山ア)は下級生の時から明治の中で大活躍していたけど、そろそろ暢仁(森下)もやるでしょ。能力が高いからね。森下の弱い面はまだ本当のスタミナがないところ。それでも入学して7、8キロ体重は増えているから、暢仁(森下)が11付けても持つんじゃないかな。初戦投げると3戦目や、2戦目の連投で抑えにもなって、その分の負担が出ると思うけど、頑張ると思うよ。去年は代表行って、熱い台湾で決勝戦をやっているんだから大丈夫だよ。(2年間付けていた)23という番号も、我々の時代から若手の期待ピッチャーに島岡さん(吉郎氏・昭11政経卒)が付けさせていた番号なんだ。野村(祐輔選手・平23商卒・現広島東洋カープ)も23スタートなんだよ。いつまでも暢仁(森下)が付けているんじゃないよと。今度は竹田(祐投手・政経1=履正社)に23付けようと思っている」

――伊勢大夢投手(営3=九州学院)もオープン戦で好投を見せています。
 「ボールが強くなっているし、これで決めるという球を精度高く放ってくれれば十分。リーグ戦で勝てるレベルだね」


――2年ぶりのアメリカキャンプはいかがでしたか。
 「ドジャースと2試合、ダイヤモンドバックスと1試合、良い相手とできてとてもよかったけど、一番今回良かったと思えたのは、アリゾナ州立大と合同練習ができたことかな。アリゾナ州立大学は5、6万人くらい学生がいて、バリーボンズとかも出ている学校なのね。とても伝統があって良い学校で野球もコンスタントに強くて。そこと交流できたのは一番印象に残ったし、試合の勝ち負けより価値のあった。練習を一緒にやるのは初めてでね。相手の監督がとても理解してくれて、去年の12月に日本の大学の野球の事情を知りたいということで、うちの大学に来てくれたの。その時にいろんな協力をしていこうと提案してくれて、今回合同練習という形になって。その後も懇親会を小一時間、ハンバーガーを食べながらやったりしてね。それが大収穫。相手チームのスタッフも今回の交流を大学同士の正式な提携に膨らませていけないか、本格的に考えようよという話までしてきてね。今後野球部だけでなく、いろんな他の部とかの交流とかが生まれるかもしれない。そんなことも話ができたのがよかったかな」

――特に日本とのギャップを感じたとこはありますか。
 「マイナーチームの練習を見ていつも思うのは、競争がとにかく激しい。だからうちとオープン戦をやってくれるような人たちはその一打席一打席を『これを打たないと俺は残れるか分からない』くらいの気持ちでやるわけよ。そこはうちの連中も恵まれている生ぬるい雰囲気でやっている場合じゃない、こいつらを見ろよという感じは野球に関しては一番思うね。そういうのを見て何か感じられたら、自分らも変われると思うんだよね」

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
 「いつも似たようなことを言いますが、応援の声は私も、選手の力になるし、勇気づけられます。是非引き続き応援お願いします。あと、今年は球場からバスに行く間にサインや写真を求められたら応じなさいと選手に言おうと思っています。今までは勝って浮かれている場合ではないと、次の日のために早くバスに乗って早くグラウンド戻っていたけどね。でも野球ファンを大事にしてまた応援しようという気持ちになってもらうためには、触れ合った方がいいし、そういう役目も大学野球は果たさないといけない。野球人口が何だとか、スタンドに来る人が昔より多くないとか言われる。日米野球に行って大リーグの試合を観た時に、選手とスタッフが打撃練習の時にフィールドに入れてもらったんだよ。そうしたら選手が『写真撮るか?』と向こうから来てくれて、みんな喜んで写真を撮っているのよ。ファンの方と選手の距離がとても近い。日本は大学も含め、あそこまでやっていない。我々の試合は有料試合。お金を払って来てくれる人にまた来てもらうには、距離近くならないとね。何か言われるかもしれませんが、うちからやってしまおうと。そういうのはやらないと駄目だよ。『善波があんなことをやり出すの?』という方もいると思いますが(笑)、通行とか邪魔にならないようにできる範囲でやろうと思います」

――ありがとうございました。

前編はこちら

[浜崎結衣]

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