検索
 HOME > ラグビー部

絶対的存在感を示した福田健

ラグビー部  東海大相手に10トライ奪い快勝続く/関東大学春季大会

◆4・28〜6・17 第7回関東大学春季大会(八幡山グラウンド他)
▼5・6 グループA 対東海大戦(秩父宮ラグビー場)
 ○明治62{50―7、12―26}33東海大
 2010年度以来、8年ぶりに帝京大を破った激戦からはや1週間。第2節の相手・東海大を下し、強豪2校相手に開幕連勝を挙げた。試合は右センター齊藤大朗(商2=桐蔭学園)の先制トライを皮切りに、前半だけで8トライを連取。しかし後半に入ると一転、攻守ともに精彩を欠き緩慢なプレーが目立った。最終スコアは62―33と大差で制したが、後半の試合内容に課題を残した。

スコア大勝も内容に課題
 前半で勝負をつけた。試合序盤、スクラムでは「最初の3本目あたりまで相手の組み方にやられてしまった」(右プロップ吉岡大貴・農4=日向)と東海大独特のアングルに対応が遅れたものの、球際の接点で圧倒。相手ボールのブレークダウンを数人がかりでめくり上げ、ターンオーバーを連発した。またこの試合で計4本のトライを決めた右ウイング矢野湧大(文3=大分舞鶴)を筆頭に、BK勢がトライを量産。50―7と大きく突き放し、前半を折り返した。
 メンバーを大きく入れ替えて臨んだ後半戦だったが「集中力が切れてしまった」(矢野)。2枚目、3枚目の寄りが遅くなり、ペナルティーや軽いプレーも散見。1対1のディフェンスでも後手に回り、結局後半だけで4トライを献上した。前後半で大きく評価が分かれたが「試合を通じて一定のパフォーマンスをやり続けることが大事」(吉岡)と見えた課題は明確だ。
 
好機生み出す絶対的存在
 不動の9番≠ェ魅せた。前半12分、自陣22メートルラインで相手ペナルティーを得た明治。ここですかさずタッチキックを蹴ったのは、スクラムハーフ福田健太主将(法4=茗溪学園)。敵陣深くまで一気に上がると、東海大のディフェンス陣形がそろう前にクイックスローインで矢野に回し、あっという間にトライへと結び付けた。さらにこの日、相手ディフェンスの裏を突くショートパントにもさえた福田健。ゴール前の大事な局面で放つ味方へのアシストに加え、自らキックで浮かせたボールを再び確保しインゴールに押さえ込む場面も見られた。
 「80分間集中を切らさず、相手に圧をかけ続けるのがスクラムハーフの役目」(福田健)。多彩な攻撃を生み出す広い視野の裏には、圧倒的な運動量がある。普段のフィットネス練習から、チームの先頭を走るのは決まって彼だ。自ら仕掛けて勝負すべきか、周囲を生かしたチャンスメークを試みるべきか。2歩、3歩先を読んだ状況判断を瞬時に下すためには、全体を見る余裕が常に求められる。「一回一回澄さん(田中澄憲監督)にレビューを受けながら、日々成長していきたい」(福田健)。まだまだ仕掛けの引き出しは増えそうだ。

 部内の競争も激しさを増す。今回、U―20(20歳以下)日本代表合宿参加メンバーや同日開催されたニュージーランド学生代表戦の選抜メンバーなど、Aチームの主要選手を多く欠いた状態で臨むこととなったが「チームとしてはコンペティション。春はそろっていないことでチャンスになる人間もいる」(福田健)。あくまでターゲットは秋、今は与えられた機会でいかにアピールできるかだ。気を緩めることなく、次戦・流経大戦に備える。

[横手ゆめ]


◆第7回関東大学春季大会・Aグループ試合日程◆
日付対戦相手(対戦カード)場所開始時間結果
4・30(月)
帝京大
札幌ドーム
13:00
〇17―14
5・6(日)
東海大
秩父宮ラグビー場
11:30
〇62―33
5・13(日)
流経大
静岡県草薙競技場
14:00
5・20(日)
慶応
石巻市総合運動公園フットボール場
13:00
6・3(日)
大東大
八幡山グラウンド
14:00



◆関東大学春季大会A 対東海大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR安 昌豪(営3=大阪朝鮮)→17.山本耕(後半25分)9.SH福田 健太(法4=茗渓学園)→21.飯沼(後半4分)
16大塚 健太郎(商4=佐賀工)←2.松岡(後半10分)
2.HO松岡 賢太(商3=京都成章)→16.大塚(後半10分)10.SO二浦 瑞樹(営3=明大中野)17山本 耕生(商1=桐蔭学園)←1.安(後半25分)
3.PR吉岡 大貴(農4=日向)→18.船木(後半0分)11.WTB石川 貴大(政経2=報徳学園)18船木 頌介(政経4=秋田工)←3.吉岡(後半0分)
4.LO土井 暉仁(政経4=常翔学園)→19.小宮(後半17分)12.CTB渡邉 弐貴(営4=国学院栃木)19小宮 カズミ(文4=目黒学院)←4.土井(後半17分)
5.LO舟橋 諒将(文4=札幌山の手)13.CTB齊藤 大朗(商2=桐蔭学園)20山本 龍亮(情コミ2=桐蔭学園)←8.坂(前半9分)
6.FL繁松 哲大(政経2=札幌山の手)14.WTB矢野 湧大(文3=大分舞鶴)→22.射場(後半25分)21 飯沼 蓮(営1=日川)←9.福田健(後半4分)
7.FL井上 遼(政経4=報徳学園)15.FB橋 汰地(政経4=常翔学園)→23.山ア(前半36分)22射場 大輔(政経3=常翔学園)←14.矢野(後半25分)
8.No.8坂 和樹(政経3=明大中野八王子)→20.山本龍(前半9分) 23山ア洋之(法3=筑紫)←13.橋汰(前半36分)


試合後のコメント
福田健

――試合を振り返っていかがでしたか。
 「前半はすごく良い流れでできていたんですが、後半の失点が多過ぎます。今日の試合を対帝京大で考えたときに、あれだけ取られていたら絶対に勝てません。今日のようなスキをなくしていけるようにやっていきたいです」

吉岡
――スクラムはいかがでしたか。
 「正直どんな感じで東海大が組んでくるか分からず、最初の3本目あたりまで相手の組み方にやられてしまいました。途中から修正はできたのですが、試合序盤のスクラムは大きなマイナスでした」

右フランカー井上遼(政経4=報徳学園)
――次戦に向けて意気込みをお願いします。
 「流経大は外国人選手が多く出場するチームです。今日のようにゲームペースを乱されないよう、フロントディフェンスを意識してやっていきたいです」

齊藤大
――試合を振り返っていかがでしたか。

 「良かった点も課題も見つかった試合でした。前半は一人一人が前に出る意識を持って、ボールをキープできていました。FWとのコミュニケーションで、もっとうまくボールを回せるところがあったのでそこが課題です」

矢野
――ディフェンス面はいかがでしたか。

 「1対1で抜かれてしまって、内側からゲインを切られてしまいました。BKもかなり抜かれる部分があったので、個人個人のタックルの精度ももっと上げていきたいと思います」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: