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一走懸命  (3)「横手さんの明大記録を抜く」 阿部弘輝インタビュー  

 名門としての地位を取り戻す。昨季は10年ぶりに箱根本戦出場を逃し、崖っぷちに立たされた競走部。再起を期す新チームは、4月から就任した山本佑樹新駅伝監督の下、復活へのリスタートを切った。本企画では紫紺の襷が箱根路に戻るまでの1年間を追う。
 第3回は全日本大学駅伝で区間記録を更新した阿部弘輝(政経3=学校法人石川)のインタビューです。(この取材は5月1日に行ったものです)

――3年生全体の雰囲気はいかがでしょうか

 「僕ら3年生はチーム全体のカギを握っています。4年がいなくても練習面に関しては3年生中心になって引っ張っていけると思います。今年の明治は僕らの学年が走れれば、ある程度のところまではいくと思っています」 

――昨年の結果からチームの反省点はありますか。
 「今までの明治はOBが良かったから強いという伝統があったと思うんですけど、僕らの代はあの結果からも分かるように弱いっていうことを自覚しました。惨敗したときから目標とかが曖昧な選手とかがいたので、日々どこの大会で合わせるのかをチーム全体で考えられるようになりましたね」

――昨年大きく成長した要因はなんですか。
 「練習を変えた部分がありました。3、4年で結果を残さないといけないという意味も含めて、2年の時は自分の調整法、練習スタイルであったりを模索する時期だと思っていました。体も上級生になると慣れてきますし、環境を自分でつくる立場にもなります。そのように模索したことが成長につながったのだと思います」

――同期の中島が4月の日体大記録会で自己ベストを大きく更新しましたが。
 「練習もしっかりできていましたが、28分37秒というタイムには正直驚きました。でも自分も条件が合えば、28分20秒で走れる自信があります。ただ、やはりチームにライバル的な存在がいないとダメだなということを感じましたね。同じチームにそのような存在が1人でもいることによって、意識も変化すると思います。そういった意味であのタイムを出されたことはモチベーションになるので、自分にとってかなり良い刺激になりました」

――全日本前にチームに危機感を感じていましたが、変化はありましたか。
 「距離に関してどう埋め合わせしていくかを考えたときに普段のジョグが少なく曖昧な部分があったので、全体でジョグノートとかアプリを使って管理をしています。ただジョグするのではなく『これくらい走ったら、このくらい力は付くだろう』という目安など意識の変革は負けてから感じます。箱根で20キロを一人で押せる力となると、ポイント練習、夏合宿をしっかりこなすこと、基礎となるジョグをどれだけ真剣に積めるかが重要になってくると思います。駅伝シーズンになったときにそのような意識付けがあることによって抵抗なく長い距離を走れると思います」

――関東インカレの出場種目とそれに向けてはいかがですか。
 「自分は5000メートル一本で出場する予定です。今年はレベルが高いと思うんですけど、しっかり練習してきて自信はついてきているので楽しみでもありますその後に出る日本選手権への出場は初めてなんですけど、自分の力を出すということが重要で、今後につながる大会にもなると思います」

――今年度の目標をお聞かせください。
 「上半期と下半期で目標を分けているんですけど、上半期は関カレと日本選手権で勝つということです。タイムで言ったら5000メートルは13分30秒切りで1万メートルは28分20秒切りです。ハーフに関しては横手健さん(平28政経卒・現富士通)が持っている明大記録を抜きたいです。下半期は駅伝のエース区間で上位に入り、そこで結果を出すことです」

――ありがとうございました。

[綾部禎]

第95回箱根駅伝予選会まで、あと157日。



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