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突破をはかる武田

ラグビー部  慶応に大敗/春季オープン戦

◆5・18 春季オープン戦 明治対慶応(レベルファィブスタジアム)
▼明治12―43慶応○

 汗ばむ初夏の福岡レベルファイブスタジアムで行われた慶応との春季オープン戦。多くの名プレーヤーを輩出したラグビー熱の高い九州での開催ということで多くの観客が詰め掛けた。前半は2トライを決めるなど有利に試合を進めていたが、後半は一転、主力選手のケガによる欠場のためチームが若く、リーダー不在の状況の中ミスが目立ち、慶応に終始攻め込まれ本学は無得点に終わり大敗を喫した。

 前半開始直後、5m手前で慶応にスクラムを選択される。「あの場面でのスクラムの選択はセオリー通りであった」(慶応・花崎主将)と語るも、本学としては確実にこのピンチを自慢のFWで脱しなければならない場面。しかし、ここで押されてトライに結びつけられてしまう。その後も慶応の出足の早さに本学FWは潰され、前進できないやきもきした時間帯が続いた。

 19分に慶応DFの間を縫い奥田(政経4)が、また27分に内田(法4)がトライを決めるなど、モールなどのセットプレーでも押せるようになった。本学は尻上がりに調子を取り戻しつつあるように見え、互角な戦いで前半を終えた。

 後半、風上に立たされた本学は1プレー1プレーで細かいミスが目立ち始める。「BKが前半トライを決めたのはよかったが、後半は完全に足が止まってしまった」(大須賀・農4)と話すように自陣でのプレーを強いられる時間帯が続き、選手たちは集中力が切れているように見受けられた。慶応に4トライを決められ練習でやってきたことが実践できず、持ち味やリズムに乗り切れないまま敗れた。
 
 この試合を通して本学の主力選手のケガによる欠場がフィジカル面や技術面だけでなく、チーム全体の覇気や精神面にも大きく影響を及ぼしていたと考えられる。主力選手頼りのチームでは今後の試合を戦い抜くことはできない。1人1人が意識を高くもち、各々の課題を克服し、オープン戦や日々の練習を通し技術面だけでなく精神面も大きく成長してほしい。


〜試合後のコメント〜

藤田監督
「今日の試合はチームが若く、リーダーが不在であった。福岡出身の小河(商1)はDFが上手く、秦(法1)は本来後半開始に合わせて出したかったが、本学がリズムに乗れず出せなかった。チームのリズムをつくるのが上手い選手である。今年の本学は縦横に動きたい。前半はFWはよくやれていたので秋のシーズンまでにいいFWがつくれる」。

山口コーチ
「2本目のトライは今年継続してやってきた“縦横無尽”が出せた部分だと思う。FWとBKが絡んでいて良い形だった。しかし全体で見たとき、練習の成果を出せていたのは80分中6分くらい」。

山本ゲームキャプテン(政経4)
「慶応が上だった。練習でやってきたことが出せなかった」。

仲西(政経4)
「状態は悪かった。やはり修正すべきはスクラムだとはっきりした。ラインアウトもボールが確保できてないなど課題が多い試合だった。ウイングでトライをとれるようにチームとしてがんばっているが、今日出来たことは大きな成果。課題を秋までに克服していきたい。(福岡県出身で)地元の応援は心強かったのでありがたかったです」

城(政経2)
「明治の看板ポジションということで試合前気持ちが吹っ切れていたが、スクラムで押すことができなかったのが不甲斐ない。8枚がまだかたまっておらず、夏までに個人でやれることもあると思うから今後積み上げていきたい」。

杉本(博・商2)
「アタックが1、2で終わる。もっとアグレッシブにプレーしたい。プレッシャーは気にしなかった」。

千布(政経2)
「後半はミスが多く、自陣でのプレーを強いられてしまい、テンションが下がってしまった。ブレイクダウンも慶応に負けてしまった。今日は初紫紺だったので、思い切りやることだけを考えてプレーした。ケガは大丈夫なので、練習から集中してメンバーに入れるように頑張りたい」。

大須賀(農4)
「自分はウイングだが、トライをとれるような人間ではない。流れを作ることに専念した。全体を通してFWがあんまり良くなくて、BK前半にトライを決めたのは良かったが、後半は完全に足が止まってしまった」。

秦(法1)
「初めての紫紺であったが緊張はなかったが、自分が任された限られた時間の中でやりきれなかった。地元福岡での開催ということで親、友達や後輩が応援にきてくれてやりやすかった。今後の練習では積極的に上下関係なく参加し、声をだしていきたい。また試合ではリズムとテンポを上げて臨みたい」。

武田(営3)
「前半はよく出来ていたと思うが、後半はミスからリズムに乗ることが出来なくなってしまった。チームとしての課題ももちろんだが、タックルや基本プレーなどの個人的な課題も山ほどある」。

慶応・林監督
「例年慶応は春が弱いが今年のオープン戦では結果を残している。前半は明治のアタックが強くDFの疲れが出て、総力勝負をしたかったがフィジカル勝負になってしまい、自分たちのラグビーが出来ていなかったものの14−12で折り返せてよかった。後半は風下でプレーすることが出来て自分たちの形に持ち込むことができた。九州はいいプレーヤーを輩出しているというイメージ」。

慶応・花崎主将
「前半は明治が主力のケガで欠員が出ていると聞き受身であったことがくやしい。フィジカル面で負けているので精神的にも秋までに成長したい。初めて博多に来て、ラグビー中学生教室では熱心で真面目の子が多いと感じた。ぜひ九州から慶応に進学してほしい」。


[大津花絵]

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