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選手たちの登ったゲレンデ。長さと斜度がその過酷さを物語る

ラグビー部  八幡平合宿レポート!!

 
 ここでは、8月9日〜15日に岩手県の八幡平で行われているBK第1次合宿の様子についてお伝えします。

 目の前にそびえる、長く、そして厳しい夏のゲレンデ。そこには、その緑の敵に果敢に挑む彼らの姿があった。ここを乗り越えることから全ての戦いが始まる。選手たちの表情には厳しいものとともに「やってやる」という躍動感が溢れていた。それは、誰が口を大にして言うわけでもないが、彼らの目が、体全体が物語っていた。






果敢にゲレンデを駆け上る選手たち
果敢にゲレンデを駆け上る選手たち
 この日、朝食を済ませた選手たちを待ち構えていたのは宿舎の裏にそびえるスキー場のゲレンデ。冬には愛好者たちを楽しませるこの斜面も、この時ばかりは彼らに立ちはだかる大きな壁となる。朝は爽やかな空気で包まれていたものの、時間が経つとともにじりじりと差し込む太陽の光が厳しくなっていく。終わりが見えないほど続く斜面をひたすら登っていくというのは想像以上に厳しい。「あり得ないくらいしんどい」と選手たちも口を揃えるこの1400メートルにも及ぶ道のりを彼らは駆け上がった。この過酷な山登りも2度目となった今回は上りで10分を切る好タイムを叩き出す選手もいるなど、体力強化の成果が表れている。

 


 まだ涼しさの残る早朝6時30分からすでに爽やかな汗を流す選手たちの姿があった。八幡平に入ってからすでに4日目。彼らはこの生活リズムを毎日続けている。『縦横無尽』のラグビー実現に向け、例年にはなかったBK単独の合宿を張り、毎日4部にも及ぶ過酷な練習を行う彼らの朝は早い。この日は、体を温めるとともに前日に行ったミーティングでの動きを実際に動いて確認しながらサインプレーの確認を行った。

 この午前の練習中、ケガなどで全体練習に参加できない選手たちはグラウンドで別メニュー調整を行っていた。しかし、それはゲレンデまでとは言えないもののとことん自分を追い込む走り込みが中心。全ての選手たちの練習に目を向ける藤田監督は「この合宿には休んでいるやつは一人もいない」と自信を持ってそう答えた。全員でこの合宿を乗り越えるという強い意志がそこからは伝わってきた。

これからの戦いに向け、実践的な練習に取り組む
これからの戦いに向け、
実践的な練習に取り組む
 この日の午後は前日と同じくブレイクダウンを中心とした、合宿前半とは思えないほどの実践的な練習を繰り返すなど、この夏の大きなターニングポイントと位置付ける21日に迫った関東学院との一戦に向け、仕上がりの早さをうかがわせた。

 秋に本番を迎えるラグビーにおいて、夏の過ごし方が重要なことは言うまでもない。さらに春に結果を出せずして挑んだこの夏はもう逃すことのできない最後のチャンスだ。ブレイクダウン・ゲームプラン・ゲームコントロール・カウンターを90%のレベルまで上げることを第2次までの合宿を通しての目標に掲げた以上、中途半端な気持ちでは到底乗り越えられるものではない。全員で、全力で――。この合宿は、肉体的にも精神的にも選手たちを大きく成長させる。

 『紫紺を着るために』

 全選手に共通したこの大きな目標を叶えるためにコーチ陣が要求したのは、この合宿で生き残ることだった。そして関東学院戦を始めとした今後の練習試合で結果を残すこと。それが揃って初めて、憧れの紫紺ジャージーに袖を通すことができる。全てはここから。途中からはない。選手たちはその言葉を胸に秘め、今後もこの暑い夏を戦い抜いていく。

[大塩拓也]

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