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昨季のインカレで2位に輝き笑顔の上田


スピードスケートな人たち  (2)上田志樹〜世界への挑戦〜  

 インカレ総合優勝を果たすこと通算49回のスケート部。スピード部門はその原動力として、毎年氷上で輝きを放ってきた。しかし昨シーズンは部門4位と低迷し、スピード大国の牙城に揺らぎを見せる。今季のリベンジに燃える明治のスピードスケーターたちに迫った。
 昨季は男子500mで、実業団も出場した全日本距離別選手権7位、日本学生氷上競技選手権2位に輝くなど、その実力の高さを証明してみせた上田志樹(政経4)。だがその実績に驕ることなく、上田は世界の舞台を目指して己を磨き続けている。

 小学2年生の時に興味本位から地元の少年団でスケートを始めた上田。その時から今にいたるまで、「スタミナ面や筋肉の質を考えて一番向いていると思った」と500mの選手として氷上を滑り続けてきた。幼くしてスケートの魅力に染まった上田は小中高と大きなケガもなく大学進学の岐路に立つ。さらなる速さを求め、強いところで滑りたいというその一心で迷わずに明治の門をたたいた。

 明治の練習は『大学一厳しい』と言われている。入部したての頃は「ついていくのがしんどかった」と挫けそうになるも必死に食らい付き、音を上げずに練習をこなしてきた。その中で「過酷な練習を共にしてきた先輩がワールドカップへ出場する様を見て、すごく刺激になった」と世界を意識し始める。明治での練習で世界と戦える確信を得た上田は、よりストイックに練習に励み、1年次から安定した成績を残してきた。そして着実に成長を遂げ、昨年の全日本距離別では日本記録保持者である加藤条治(日本電産サンキョー)、長野オリンピック金メダリストの清水宏保(コジマ)といった世界クラスのスケーターと渡り合い自己最高となる堂々の7位入賞を果たす。これは学生スケーターの中でトップの順位であり、その滑りが評価され本学では唯一の強化指定選手に選ばれるなど、上田は名実共に学生の頂点に立った。

今季もその力強い滑りに期待が懸かる
今季もその力強い滑りに期待が懸かる
 500mのスペシャリストである上田、そのキャリアは15年目に突入するも、「直線もコーナーもトップスケーターに比べたら、まだまだ幼稚な滑り」と謙遜を見せる。「自分の滑りを極めるだけ」。学生最後の今シーズン、その集大成を世界への足がかりとして「ユニバーシアードに出場して表彰台に上りたい」と語った。まずは目前に迫った全日本距離別で「昨年以上の成績をたたき出す!」。世界一を争う桧舞台への滑走はまだ始まったばかりだ。


◆上田志樹 うえだしき 政経4 白樺学園高出 169p・67s

[原昂之]


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