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これからの活躍に期待大だ


スピードスケートな人たち  (3)小林友剛〜期待のルーキー〜   

 インカレ総合優勝を果たすこと通算49回のスケート部。スピード部門はその原動力として、毎年氷上で輝きを放ってきた。しかし昨シーズンは部門4位と低迷し、スピード大国の牙城に揺らぎを見せる。今季のリベンジに燃える明治のスピードスケーターたちに迫った。

 小林友剛(政経1)は、名門・明治の中距離エースの座に就こうとしている。なぜなら、10月に行われた全日本距離別選手権の1500mにおいて、五輪やワールドカップにも出場経験のある社会人スケーターらと競い、彼は見事8位に入賞するという快挙を成し遂げたからだ。中距離を苦手とする明治。昨年度インカレでは、中距離の失速が部門5連覇を逃した一因となったが、小林の加入でチームの層は厚くなった。彼は一体どんな人物なのだろうか――。

 「尊敬する人は兄。そして目標も兄」。オランダやカナダなど世界で活躍する小林申太選手(鶴雅グループ)を兄に持つ小林。兄がスピードスケートをしていたことがきっかけで、スピードスケートの世界に入り込んだ。しかし小林はスケートの名門校・白樺学園高に進学するが、思うようにタイムが伸びず、必死に結果を求めもがいていた。「高校入学時、良い結果が出ず苦しかった。焦りもあった」。だが、日本ジュニア選手権で、高校2年の時に1500mで7位、高校3年の時に500mで優勝という好記録をマーク。小林の高いポテンシャルを見抜いた鈴木監督は、すぐさま「明治に来ないか」と小林を迎え入れた。「監督に誘われた時はうれしかった」と小林は誇りに思い、名門・明治の門をたたいた。

 しかし、明治での練習は『大学一厳しい』と言われている。「練習は厳しい。夏の合宿はついていくのが精一杯だった」。だが、「その分、環境が変わり、練習の成果が出た」という。小林は、鈴木監督の厳しい指導の下、500mを専門とし、学生トップクラスの座に君臨している上田(政経4)と共にスピード練習を敢行。その結果、「まさか入賞するとは思わなかった」と明治の選手では最高の8位に入った。

 彼は、今回の大学デビュー戦で、「日本を代表するスケーターの滑りを見ることができた」と大きな刺激を受けた。次の目標は「ユニバーシアードと世界ジュニア選手権に出ること。在学中にワールドカップにも出たい」と確かな自信を持って話す小林。だが、高い目標を視野に入れても、「目標は兄」であることは変わらない。将来、兄と同じ世界のリンクで滑るため、彼の飽くなき努力は続く。

◆小林友剛 こばやしともたか 政経1 白樺学園高出 173cm・63kg

[堀内純平]


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