検索
 HOME > スケート部(スピード部門)

気迫の滑りでインカレでは好成績を狙う


スピードスケートな人たち  (6)沼崎高行〜スケートに情熱をかける、努力の男〜  

 インカレ総合優勝を果たすこと通算49回のスケート部。スピード部門はその原動力として、毎年氷上で輝きを放ってきた。しかし昨シーズンは部門4位と低迷し、スピード大国の牙城に揺らぎを見せる。今季のリベンジに燃える明治のスピードスケーターたちに迫った。
 現在、明治の短距離選手の中では3番手に位置する沼崎。「大学ではまだ結果を残せていない」と語るが、スケートに対する真摯な姿勢は、明治の中でもピカイチだ。

 「最初の加速が弱いから、結果的にタイムが伸びない」。自らの滑りをそう分析し、今季は苦手とするスタートの改善に取り組んでいる。そんな中、11月29〜30日に行われた真駒内選抜競技会では、直前に体調を崩してしまうというアクシデントが発生。入院が必要なほどの病状をおして、初日の500mに挑んだ。結果は23位に終わったものの、病をも跳ね飛ばすその気迫は圧巻だ。

 沼崎がスケートを始めたのは小学校3年生の時。北海道出身の彼は、「幼稚園の時からすでに文集に“スケート選手になりたい”って書いてた」ほどスケートが好きだった。それ以来10年以上もスケート漬けの生活を送ってきた沼崎。それでも大学に入ってからは「練習がきついわりには結果が出なくて、やめたいと思ったこともあった」という。それでも、沼崎のスケートに対する情熱は今も薄れない。「自分はまだまだ。もっと上の人がたくさんいるから、もっと速くなりたい」。

 現在社会人スケート選手を取り巻く状況は厳しく、大学を卒業すればスケートを選手として続けていくことは一気に難しくなる。「スケートを続けていきたいという気持ちも多少はあるけど、実際は厳しいと思う」。そんな状況の中で、沼崎はとにかく「悔いのないように」日々スケートと向き合っている。 

 質問の最後に、「沼崎くんにとってスケートとは?」という問いをぶつけてみた。「え〜、何だろう…」と散々悩みながらも「やっぱりすべて…いつの間にか続けてたけど、なくてはならないもの」と少しはにかみながら語った。スケートへの誰よりもひたむきな情熱が、これからも沼崎をさらに強くしていくに違いない。

◆沼崎高行 ぬまさきたかゆき 政経3 白樺学園高出 171p・68s

[田島由理]


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: