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氷上の競技者たち  (4)名門の誇りを胸に――スピードスケート部門  

 まもなく開幕する日本学生氷上競技選手権(通称インカレ)。記念すべき50回目のスケート部インカレ総合優勝へ向けて、『氷上の競技者たち』第4回はスピードスケート部門の展望です!

 部門5連覇に挑んだ昨季の本学。だが、「気持ちの面で課題があった」(上田・政経4)と、一つの種目制覇も飾ることができず、まさかの部門4位に終わった。49度にも渡るスケート部の総合優勝を支えてきた『名門』としての強さは影を潜め、悔しさのうちにシーズンの幕引きを迎えた。

 雪辱に燃える今季。その悔しさを原動力として、本学のスケーターらは例年以上に、熱のこもった滑りを積み重ねてきた。吉澤スピードスケート部門主将(政経4)の先導で行われた夏合宿では、「ついていくのが精一杯だった」(小林・政経1)、「夏は本当に頑張った」(黒岩・信・政経3)と、失われた威信を取り戻すだけの、充実した練習に取り組むことができた。

 スケートシーズンに入り、臨んだ開幕戦の全日本距離別。短距離のエース・上田が500mで、長距離のエース・黒岩(信)が5000mで共に昨年より順位を上げ、学生トップで大会を終えれば、本学が苦手とする中距離では新星・小林が8位に入賞。富岡(政経3)も国内自己ベストをマークするなど、「全体的にみんな調子が良かった」(鈴木監督)と、本学は上々の滑り出しを見せた。だが続く真駒内選抜、松本浅間選抜などでは、この好調さを維持できず。特に、長距離陣が「ばらつきがある」(黒岩・信)と安定した成績を残せず、その仕上がりに不安をのぞかせている。

 この1年の真価が問われる大一番まであとわずか。期待と不安が入り乱れる。決して磐石の体制とは言い難いものの、「やってきたことを信じて滑るだけ」(黒岩・信)と、選手らは悔しさに塗れた1年の全てを今大会にぶつけるつもりだ。「一人一人が役割を果たして、名門明治としての誇りを見せつける」(中野・政経4)。名門復活を懸けた熱き滑りを心待ちにしたい。

[原昂之]


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