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秋の神宮デビューに期待がかかる田中


ボールパーク便り  ルーキー特集(2)強心臓のドクターK左腕 田中優  

 毎年恒例ルーキー特集。今年は約30人のルーキーが明治の門を叩いた。その中でも注目の選手たちを全9回に分け、掲載していく。
 投球を低めに集めるコントロールに、切れ味鋭いスライダー。それが新入生左腕・田中(優・政経1)の持ち味だ。

 春の東京六大学新人戦。明治が5点リードで迎えた7回表。早稲田の猛攻を受けて2点差に詰め寄られ、なおも1死三塁のピンチ。流れは早稲田に傾いていた。そんな状況から登板し、相手の勢いを完全に断ち切ったのが田中(優)だ。得意のスライダーで後続を2者連続三振に仕留め、チームを勝利に導いた。

 出身校は木更津総合高校。3年生時の夏に甲子園に出場した。「ずっと目指していた場所だったから気持ちよく投げられた」というように、鳥取西に対し1失点10奪三振の好投をみせた。また3年春の県大会では甲子園の常連校である千葉経大付を相手にノーヒットノーラン、関東大会では国内屈指の名門、横浜高校から完封勝利を挙げている。

 高校時代バッテリーを組んでいた地引雄貴は、早稲田に進学した。リーグ戦から代打で出場、新人戦では4番を任された。そのことに対し田中(優)は「同じ高校だったやつが六大学の舞台で活躍していることが、素直にうれしい」と喜びをみせた。かつての恋女房の活躍が、田中(優)に刺激を与えている。

 現在は走るメニューを中心にして体づくりに取り組んでいるという。地道な努力を続ける田中(優)は、秋季リーグのメンバー入りを目指す。「明治でやるからにはベンチに入って、勝てるピッチャーになりたい」そう語る田中(優)の言葉には、力強さが感じられた。神宮のマウンドで躍動する彼の姿を見られる日も、そう遠くはないはずだ。

◆田中優 たなかすぐる 政経1 木更津総合高出 175cm・72kg 左/左 投手
 さわやかな笑顔で取材に応じてくれた。好きなプロ野球選手は、福岡ソフトバンクホークスの杉内俊哉投手。



[二瓶仁志]

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