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もうひとつのホイッスル  (5)美しい夢が映し出す未来  

 毎号1面に掲載されている本紙コラム『ホイッスル』。学生の視点から警鐘を鳴らし、読者を振り返らせたいという思いからその名が付けられました。「明大スポーツ」紙面には全部員が書いたものの中から選ばれた一作が掲載されています。
 今企画では、面白いと部内で評判の高かった数ある作品の中からいくつかを紹介していきます。

 「未来は、美しい夢を信じる人のためにある」。高校時代、電車の広告に掲載されているこの言葉を見た。当時、受験勉強に疲れていたわたしは深い感銘を受けた。これといって夢があった訳ではないが、あの時この言葉を見なかったら受験を乗り切ることはできなかったように思う。この日以来、通学・帰宅中の電車の中で広告を見上げるのが1つの暇つぶしとなった。自虐的なものもあれば、やりすぎとも言えるくらいに誇張しているものもあり、面白い時間だった。

◆しかし近い将来、こういった広告を目にする人が減少させる出来事が起こるかもしれない。それは高速道路の無料化だ。来年度から北海道・九州で実施されることが民主党の衆院選のマニフェストの明記された。

◆利用状況と経済効果を考慮しながら無料化路線を拡大していく意向だ。しかし、民主党の鳩山由紀夫首相が掲げる「温室ガス25%削減」方針と矛盾するとの意見もあり、極めて慎重に進めるつもりだという。

◆平成24年度には首都高速、阪神高速を除くすべての高速道路を原則無料化にする方針だがこうなれば、自然と電車に乗る機会も減るだろう。しかしこれが日本にとって美しい夢ならば、きっと未来もあるはずだ。

[浅田裕基]


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