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敵DFをかわす衞藤

ラグビー部  関西学大を撃破!2年ぶり4強に/全国大学選手権

◆12・20〜1・10 第46回全国大学ラグビーフットボール選手権大会(国立競技場他)
▼12・27 2回戦関西学大戦(名古屋市瑞穂公園ラグビー場)
○明大62{31−5、31−24}29関西学大

◆スコア◆
明治
関西学大
前半後半得点前半後半
PG
DG
313124
62
合計
29
 名古屋・瑞穂ラグビー場にて行われた選手権2回戦。相手は強力なFW陣を擁した関西学大だ。2年ぶりの4強入りをかけた、負けられない戦いの火ぶたが切って落とされた。

 前半から「FWで上回り流れを引き込む」(伊吹・政経4)という共通認識のもと、ブレイクダウンで相手を圧倒しリズム良くボールを回していく明治。前半10分、自陣奥深くでのモールからトライを奪われるものの、選手たちの顔に焦りはない。その4分後、田村(文3)が自ら蹴りだしたショートパントで鮮やかにラインを突破し、衞藤(営3)に展開。そのままトライを決め、電光石火の攻撃で明治は逆転に成功する。その後も田村から展開されたボールを堀江(政経1)が相手DF2人を引きずりながらトライを決めるなど、明治の勢いは止まらない。司令塔として関西学大を翻弄(ほんろう)する田村を中心に攻撃を仕掛け2本のトライを追加し、31−5で前半を折り返した。

ゲインを切る小泉
ゲインを切る小泉
 後半、圧倒していた前半とは裏腹に明治は関西学大のお家芸モールに苦戦を強いられ、開始直後に2本のトライを奪われてしまう。だが、「モールディフェンスを修正できた」(杉本・政経3)明治は、田村のPG成功を皮切りに前半の勢いを取り戻す。後半22分、ラックのボールを秦(法2)が素早く田村にボールを回し、ガラ空きのサイドで待ち構える西原主将(政経4)へ展開し、トライ。その後も攻撃の手を緩めず、ラックから抜けだした衛藤のトライなどさらに2本のトライを追加する。最後は敵陣奥深くで敵のボールをインターセプトした田村がダメ押しのトライを決め、62−29でノーサイド。前後半合わせ8本ものトライを演出する大金星となった。

 関西学大・大崎監督が「田村君にこちらの弱点を突かれ、前半40分間は彼の思い描いているような形に試合を進められてしまった」と試合後こぼしたように、今日の試合の殊勲者は司令塔としてチームを動かし、8本のコンバージョンキックを全て沈めた田村に違いない。しかし、今日の大量得点は田村だけによるものではない。「田村があれだけのプレーが出来たのは、FWがブレイクダウンでいい流れをつくり、がんばってくれたから」(土橋コーチ)。FWとBKが一体となったからこそ、今日の大量得点があった。

 次なる相手は、早稲田を倒し勝ち進んできた帝京大。対抗戦では56−0という屈辱的な点差で敗れた相手だ。だが、ラインアウトの精度、BKの連携、ブレイクダウンでの強さなどチームのスキルの完成度は、あの時とは比べ物にならないほどに高い。さらに対抗戦時の低迷期を乗り越え、選手たちのまとまりは今までになく強固なものとなっている。1月2日、国立の舞台で明治が帝京大を倒すことは、もはや「奇跡」ではない。

[石川雄治]

◆先発メンバー&リザーブ◆
(リザーブのカッコは交替時間)
1.PR木暮 宗(商2)
9.SH秦 一平
→20.下村(後半34分)
16渡部 逸記(営3)
←2.伊吹(後半34分)
2.HO伊吹 誠介
→16.渡部(後半34分)
10.SO田村 優
17榎 真生(政経1)
←3.小野(後半10分)
3.PR小野 慎介(政経2)
→17.榎(後半10分)
11.WTB小泉 将(営2)
18日高 駿(文2)
←7.西原(後半30分)
4.LO鎌田 祐太郎(法4)
12.CTB溝口 裕哉(政経2)
19竹内 健人(営1)
←6.堀江(後半24分)
5.LO名嘉 翔伍
13.CTB衞藤 陽介
20下村 真太朗(法2)
←9.秦(後半34分)
6.FL堀江 恭佑
→19.竹内(後半24分)
14.WTB居迫 雄大(法3)
→22.猿楽(後半28分)
21染山 茂範(政経1)
←15.石丸(後半34分)
7.FL西原 忠佑
→18.日高(後半30分)
15.FB石丸 剛也(政経4)
→21.染山(後半34分)
22猿楽 直希(政経1)
←14.居迫(後半28分)
8.NO.8杉本 博昭


〜試合後のコメント〜
土橋コーチ
「点差ほどに力の差はないチームだった。田村があれだけの働きをしたのは、FWがブレイクダウンであれだけ頑張ってくれたおかげ。次が早稲田でも帝京でも自分たちのラグビーをするだけ」。

西原主将
「今日はアタックに関してはブレイクダウンの局面を完全に支配できた。モールで3トライ奪われたけど、自分たちはフィールドプレーで勝負できていたし、取られても慌てることはなかった。次は国立ですが、いつも通り普段のプレーをするだけです」。

伊吹
「ブレイクダウンで、思っていたより優位に立てた。これからモールディフェンスは修正していく。決勝に行きます」。

堀江
「今日は調子がよかった。戦略面ではあまり変えてない。FWで勝負しようと思っていた。関学のFWは大きくて強かった。ブレイクダウンは良かった」。

杉本
「正直、ブレイクダウンであまり来なかった。モールディフェンスは途中で修正することができた。次も帝京、早稲田どちらが来ても、勝つ」。


「やっぱり今日はやりたいことを自信持ってできたというのが一番良かったところだと思う。外にボールが回せたしブレイクダウンの場面でも勝てていた。FWがどんどん前に言ってくれて助かった。モールのディフェンスで点を取られたのは課題だが、新年の絶好のリベンジの場で自分たちのやることをやって、出れてない人たちの分まで頑張りたい」。

小泉
「今日の試合では、1対1で相手に勝つということ、気持ちで負けないということをはじめプレーにおいても意思統一が図れていた。その結果が点差に表れたと思う。FWで相手を崩し、BKでそこを突くという動きが今日はできた。試合中もコミュニケーションを図ってうまく修正をしていくこともできた。(自らのプレーを振り返って)自分は足が速いほうではないが、持ち味であるタックルされても倒れないという部分を出せたと思う。次の相手は早稲田、帝京とも対抗戦で負けている相手。だから自分たちはチャレンジャーとして、このまま突き進んでいきたい」。

◆2009年・関東大学対抗戦Aグループ・大学選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
関東大学対抗戦Aグループ
9・12日体大ニッパツ三ツ沢15時
○38−13
10・4成蹊大熊谷12時
○69−12
10・17立大熊谷12時
○24−5
11・1慶応秩父宮14時
●5−39
11・8筑波大ユアテック仙台13時
●24−43
11・22帝京大秩父宮14時
●0−56
12・6早稲田国立14時
●14−16
大学選手権
12・20拓大熊谷14時
○19−12
12・27関西学大瑞穂12時
○62−29
1・2帝京大国立14時


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