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サッカー部  51年ぶりインカレ優勝!最高の形で1年を締めくくる/全日本大学選手権

◆1・6 第58回全日本学生サッカー選手権大会(国立競技場)
▼準決勝
○明大2−1福岡大

[得点者]
前半43分 山本(紘)
後半14分 久保

《出場メンバー》
GK 高木
DF 田中(政)、楠木、鹿野、吉田
MF 宮阪、小林(裕)、都丸、山田
FW 山本(紘)、久保

【優秀選手賞】
ベストGK 高木
ベストDF 田中(政)
ベストFW 山本(紘)

【最優秀選手賞】
小林(裕)
 ベンチには4年生全員のユニホームが飾られていた。6日、多くのサッカーファンと両校の部員と、そしてそのユニホームが見守る中でインカレ決勝が行われた。結果は後半14分、久保(法3)のゴールで勝ち越した明治が勝利。51年ぶりにインカレ制覇という偉業を成し遂げた。
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 ホイッスルが鳴り、勝っても負けても最後の90分間が始まった。パスをつなぎながら得点の糸口を探す明治は、ケガから復帰した山田(政経3)や小林(政経3)を軸に攻撃を組み立てる。前半4分には左サイド小林がDFラインとキーパーの間に送り込んだボールに都丸(政経4)が飛び込み、早速惜しい場面を見せた。しかし一方で危ない場面も続く。14分にはコーナーキックからヘディングシュートを許し、これがバーを叩く。ゴール内に落ちそうになったボールを間一髪、田中(政)主将(営4)がヘディングでしのぎ難を逃れた。さらにDF陣の間に縦パスを通され、清武(福岡大)に何度もシュートを打たれた。展開は一進一退。どちらのゴールが決まってもおかしくないという状況で、終了間際の43分。先に歓声を挙げたのは明治だった。吉田(文2)が自陣でパスカットすると、大きくサイドチェンジをし山本(紘)にボールが渡った。「吉田がボールを持った時、裏のスペースが空いていたからそこを突きたいと思った。そうしたらちょうど吉田がいいところにボールを送ってくれて」(山本・紘)。ちょうど息の合った一瞬の判断から山本(紘)にボールが渡り、「あとは落ち着いて練習通りに」と冷静にゴールに沈めた。しかしそのわずか1分後、再び国立に響いた歓声は福岡大のものだった。ドリブル突破からチャンスをつくられ、1度は高木(文2)が防ぐも詰められたところで失点。「前半は1−1で折り返したかった」という相手監督の言葉通り、1−1で前半を折り返した。


 そして迎えた後半、いつも通りの円陣にも力が入る。まずは後半9分、山田のループ気味のパスに山本(紘)が合わせる。惜しくもゴールの上に反れるものの、明治の勢いは加速する。13分には再び山本(紘)がエリア内でボールをキープし、チャンスをつくった。そして後半14分だった。山本(紘)が放ったシュートをキーパーが弾くと、エリア内でボールがこぼれる。それを久保が再びシュートする。倒れながら打った相手の股を抜くシュートは、右のポストに当たった後、ゴール左に吸い込まれていった。「倒れていてボールのいった先は見えなかった。でもみんなが喜んでいたから、入ったんだと思った」(久保)。駆け寄る仲間の真ん中で、立ち上がった久保は右手を高く上げた。2−1とリードした明治。その後は我慢の時間が続く。当然同点弾を狙ってくる、福岡大の怒とうの攻撃。37分には右サイドを崩されセンタリングを上げられると、待ち構えていた相手選手にボレーシュートを打たれる。思わず神川監督も「危ない」と声を上げた。攻め立てる福岡大。その攻撃をことごとく跳ね返したのは高木(文2)だった。43分、相手がフリーで打ってきたシュートは左足でセーブ。さらに右サイドからのシュートも両手と顔で防いだ。フィールドプレーヤーもプレス、ヘディングと守りに徹し最後まで2点目は許さなかった。


 試合終了のホイッスルが国立に響く。それは明治の優勝とシーズンの終わりを告げる音。観客が沸き、選手はピッチで抱き合っていた。笑顔だった。選手を取り囲む多くのカメラのフラッシュが光る中で、用意された記念Tシャツに身を包み高ぶる気持ちで何度も叫んだ。そして選手が走っていったのはやはり観客席で待つ部員のところ。もらったばかりのトロフィーは応援にまわった部員に渡された。「重いからでしょ」(金原マネジャー)と言ってはみせたが、全員で勝ち取ったものだからと言わんばかりの出来事だった。
 長いシーズンがこの日終わった。大会役員に促されさがらロッカールームに引き上げた選手たち。名残惜しく、それでも堂々と。国立競技場の大きなライトに照らされながら歩いていく選手の背中が、この前より大きく見えた。
 
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[西川祐美]

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