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ラグビー部  雨の中、ロースコアながらも法政大に勝利/UTY招待ラグビー

◆5・23 第32回UTY招待ラグビー(小瀬スポーツ公園陸上競技場)
▼○明大24{17−5、7−5}10法政大
 前日までの晴天とは打って変わって、雨の降りしきる寒空のもと、法政大学との試合が小瀬スポーツ公園陸上競技場で行われた。雨の影響による小さなミスが重なりロースコアとなったが、FWで押していく明治らしい姿勢が随所に見られ、課題は残るものの、収穫のある試合となった。

 ノックオンなど小さなミスは出るものの、前半から明治は果敢に敵陣に攻め込む。前半8分には、田村(文4)から大澤(法4)、木村(商2)へとボールをつなぎ、2人を置き去りにし右隅へトライ。難しい位置からのコンバージョンも田村が落ち着いて決め、試合序盤から明治が先制する理想の展開となった。その後も明治は攻め続けるが、雨の影響なのか、ミスが続発し攻めきることができず、追加点を奪うことができない。「今年の自分たちのやりたいラグビーとはFWで押していくラグビー」(杉本・商4)との言葉通り、スクラムトライやドライビングモールでのトライを積極的に試みるも、法政の粘り強い守備の前にトライ寸前で阻まれてしまう。試合の主導権を握りならもなかなか得点できず、嫌な空気が漂い始めていた。しかし、衛藤(営4)の「チャンスをしっかり取っていこう」という言葉でこう着していたゲームは動き出す。35分に5m前スクラムから、トライに結びつけ待望の追加点を得る。その3分後にハンドリングミスから法政にトライを奪われたものの、前半ラストプレーとなったハーフウェイライン付近からの距離のあるPGを田村が見事に決め、17−5と明治リードで前半を折り返した。

 試合後半は、開始早々に明治がFWの力強さを見せつける。40mもの距離をモールで押し切り、トライを決めた。その後も、タックルされても簡単に倒されず、相手を振り切り再び前に進もうとする動きもたびたび見受けられ、このまま試合の主導権を完全に握るかと思われた。しかし、法政の粘り強い守備陣に苦戦し、なかなか流れをつかむことができない。逆に後半の中盤から疲れの見え始めた明治はここにきて運動量の多くなった法政の激しい攻めに防戦一方となり、24分にはトライを奪われる。明らかに動きの重くなった明治だが、ここで簡単に崩れはしない。「今日の試合は粘り強いディフェンスができたと思う」(衛藤)というように、流れをつかみかけた法政を相手に最後まで懸命に守りきりノーサイド。思い通りに追加点を挙げることはできなかったが、24−10で勝利をおさめた。

 終始試合をリードしていたのにもかかわらず点差が開かなかったことは決定力不足という点で課題である。しかし、今まで練習から高い意識を持って取り組んできた「FWの強化」については少しずつではあるが、成果は見え始めている。そして、次は宿敵早稲田との対戦。早稲田相手にどこまで戦えるのか。明治の真価が問われる試合となる。

〜試合後のコメント〜
杉本
「今日は自分たちのやりたいラグビーを意識してやることができた。ファンブルに対する対応やFWの寄りなど、いい意味で課題の残る試合だったと思う。自分たちのやりたいラグビーとはFWで押していくラグビー。それは今回のスクラムトライやドライビングモールでのトライにも出ていたと思う。練習から体をぶつけていて、選手も目の色が違う。それに、今年はBチームも含めて誰が出てもいいプレーをしていて、層の厚さは今年のチームの強みだと思う。来週の早明戦ではFWから崩してテンポよくやりたい」。

衛藤
「今日の試合は粘り強いディフェンスができたと思う。タックルもだいぶできるようになってきている。課題はトライを取り切らないといけないところでミスが出てしまったところ。そこはしっかり修正してきたい。(現在のチーム状況について)下のチームもAチームで試合に出ようと頑張っているので、チーム全体がよくなってきているし、意識も高まっている。次のオープン戦でも、早明戦なので気合いを入れてしっかり潰したいと思う」。

城(政経4)
「とにかくミスが多い。(来週の早明戦に向けて)ちょっとずつまとまってきたので、今日の反省を生かしていきたい」。

小泉(営3)
「雨でミスが多かった。チームとしてはFWで近場近場を攻めるという意識で戦った。今日はそんなにボールは回ってこなかったが、自分のプレーはできたと思う。しかし、まだまだディフェンスが甘いところがあるので、もっと正確なプレーをしていきたい」。

小暮(商3)
「勝ちは勝ちだけど、ミスが多く自分たちのプレーができなかった。雨を言い訳にしたくない。(来週の早明戦では)自分は立ってプレーするスタイルなので、それを意識してやりたい」。

秦(法3)
「雨が降っていたのでFWにこだわってどんどんロングゲインしていこうとしたが、雨を意識できていないことでのミスが多かった。それでも試合には勝てたのでよかった。試合では練習でやったことしかでないので、早明戦では練習の成果を出したい」。

木村
「今日はパスでつなぐよりも、1人1人が攻めるという姿勢で試合に勝てたのでよかった。しかし、反省点もある。(早明戦に向けて)出る機会があったら頑張る」。

高平(法1)
「試合前に先輩たちやコーチに伸び伸びやれと声をかけてもらい、試合中も先輩たちが引っ張ってくれた。紫紺のジャージはやはり気が引き締まる。次の試合も練習を重ねていき、自分の精一杯のプレーをしたい」。


[山田拓]

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