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さらにタイムを伸ばせるか、黒岩(紘)

スケート部(スピード部門)  入賞者なしも…自己ベスト続出/全日本距離別選手権

◆10・30〜31 SBC杯第17回全日本スピードスケート距離別選手権大会(エムウェーブ)
▼男子500m(2本合計)
21位 小室(政経1)1分14秒35
▼男子1000m
22位 小林(友・政経3)1分13秒54
34位 小室 1分15秒64
▼男子1500m
26位 小林(友) 1分53秒73
29位 黒岩(泰)スピード部門主将(政経4)1分54秒16
46位 小林(忍・政経2)1分56秒82
47位 黒岩(紘・政経1)1分56秒90
▼男子5000m
17位 小林(忍) 6分50秒11
26位 黒岩(紘) 6分58秒68
48位 黒岩(泰)部門主将 7分02秒75
 今年もスピードスケートの季節がやってきた。バンクーバーオリンピックメダリストらのトップスケーターも名を連ねるこの大会。迎えるオンシーズンに向けて、オフシーズンの練習の成果を実践形式で発揮する格好の舞台である。1年生にとっては、大学生になって初めての公式戦となるため、ルーキーにも注目だ。シーズンが明けてどの選手の実力も未知数と言えるだけに、会場の誰もがかたずを飲んでレースを見守った。

 1日目には、500mと1500mが行われた。500mは2回の計測を行い、その合計タイムで争う、スピード感溢れる、花形の種目だ。本学から唯一出場した小室は1回目こそ37秒30だったが、2回目には37秒05とタイムを伸ばした。1500mでは小林(忍)が自己ベストを更新し、さらに黒岩(泰)部門主将も「3年ぶりの自己ベスト」を出すなど、オフシーズンのフォームの改善が実を結んだようだ。
 2日目は、1000mと5000mが行われ、昨日に引き続き自己ベスト更新に期待が懸かかるなか、それに応えるように黒岩(紘)・小林(忍)が5000mで自己ベストのタイムをたたき出した。「(最初の)入りが速すぎて、後半バテてしまった」(黒岩(紘))とスタミナ不足であることを指摘したが同時に、今回が大学初の公式戦であることから「しっかり滑って貢献したい」と明治大学の1部員としての自覚も垣間見せた。

 
チームを引っ張る黒岩(泰)部門主将
チームを引っ張る黒岩(泰)部門主将

 今回、相対的に順位だけを見ると決して良い結果とは言えない。しかし、個々のタイムを見れば自己ベストを更新する者も現れ、各々がこのシーズン開幕戦を機会に自らの今の状況を把握し、明確な課題と確かな手応えを感じ取った。さらに「部の雰囲気も良い」(黒岩(泰)部門主将)と、練習環境の良さがうかがえる。シーズン開幕直後の今だからこそ、この結果を受け入れ、修正したいところだ。
 そして目指すは大学No.1を決める、1月のインカレ。「上位に入賞したい」(黒岩(紘))と向上心たっぷりの意欲を示した。明治はここ数年、部門優勝から遠ざかっており、さらに他大学も着実に力を付けて立ちふさがる。しかし彼らの向上心を持ってすれば道は開けるだろう。

〜レース後のコメント〜
黒岩(泰)部門主将
1日目
 「3年ぶりに(1500mで)自己ベストを更新できた。今日の出来は65点くらい。残り1週でラップを落とさないようにしたい。自己ベストが出たのは、フォームを改善できたからだ。このシーズン初めの時期としては、今までで1番の出来。1500mをメインにして、スピードがついてきたという手応えをつかんだ。この高いスピードを5000mでも維持したい。明日もベストを出したい」。
2日目
 「(5000mの)タイムはかなり悪い。いつもより(序盤を)速めに入れたが、残り2000mが課題。これから3000mを過ぎてからの練習をしていきたい」。

黒岩(紘) 
2日目
 「レース展開や、ラップの刻み方が課題。この結果に満足はしていない。(高校時代と比べて)レースには変わりはないが、練習環境が変わった。力が出てきた。今日はベストが出たので、これからどんどん伸ばしたい。インカレでは5000mや10000mをメインにして、上位に入賞したい」。

[西井岬]

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