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早稲田のDFを振り切り、トライを挙げた斉藤

ラグビー部  FWが見せ早稲田に勝利も、課題は数多く/山口県ラグビー祭

◆5・22 平成23年度山口県ラグビー祭(下関市営陸上競技場)
▼○明治43{19−17、24−12}29早稲田

◆スコア◆
明治
早稲田
前半後半得点前半後半
PG
DG
19241712
43
合計
29
 オープン戦第2戦の相手は、昨年2度土をつけられた早稲田。東海大戦に続いて一進一退の攻防を制し、43―29で明治が競り勝った。昨年から鍛えてきたFWの強さを見せた半面、反省点も多く見つかる試合となった。

 試合は明治のキックオフから始まった。ボールをキャッチした早稲田はモールを組み、ゆっくりと前進してからBKへ。WTB原田(早大)のロングゲインからNo.8中野(早大)にトライを許し、明治はボールに触れぬまま、開始1分での失点となった。
 その3分後、ペナルティでのクイックスタートから竹内(営3)、堀江(商3)がゲイン。早稲田のディフェンスを引きずりながら、インゴール右隅に斉藤(農3)がトライを決めた。さらに、ゴールライン際のラックから竹内が押し込んだトライや、染山(政経3)の突破などで得点を追加し、19―5と早稲田を突き放す。
 しかし、ディフェンスは精彩を欠いた。「セットに対してのリアクションが遅くなってしまった」(猿楽・政経3)と、早稲田の素早い展開に翻ろうされ、2トライを返される。試合はきっ抗したまま、19―17で前半を折り返した。

 後半開始3分、明治はマイボールのスクラムを回されターンオーバー。ラインを整える間もなくBKに展開され、簡単に逆転を許してしまう。その後も試合は早稲田ペースで進み、明治は守りの時間が長くなる。しかし後半10分、自陣10mライン付近で早稲田のBKのパスを小泉(営4)がカット。そのまま独走のトライを決め、26―24と逆転に成功する。

今試合の得点源となったモール
今試合の得点源となったモール
 このトライで、明治は勢いづいた。「FWの接点は勝っていたので、どんどんFWで攻めようとした」(堀江)。ゴールライン際でのモールなど、「とにかくFWを起こして、立たせた」(秦・法4)明治らしいトライを3本奪い、早稲田に2トライ差をつけてのノーサイドとなった。

 明治はFWの接点の強さを発揮し、今試合を勝利した。それでも、ほとんどの選手が内容に満足していなかった。「(今日の試合は)反省点ばかり。いつもやっている練習を出し切ることができれば、今日の試合にはならなかった」(堀江)。試合の入り、におけるリアクションスピード、一つ一つのプレーの精度。この試合の目標であった「FW→BK→FW」という攻撃も、十分には発揮できなかった。
 「今回の反省を練習で意識し、気持ちの面で勝ちたい」(秦)。早稲田に勝っても、満足することはない。オープン戦中盤へ、明治のチャレンジは続く。



〜試合後のコメント〜
吉田監督
「早稲田に勝てて良かった。(戦略は)2つ以上のトライを取られないよう戦った。早稲田に勝てたのは大きい」。

PR楢山(営4)
「今日の反省はもっと走ることとタックル。同大戦は最初から圧倒したい」。

HO鈴木(政経4)
「勝てたことは良かった。でもシーズンが始まっていくなかで今日の試合を続けていたら勝てない。今日はトライを取れたがシーズンに向かって早稲田のディフェンスはもっと良くなっていると思う。(後半のFWでのトライについて)ゴール前で焦りすぎたからもうちょっと散らせばよかったとも思う。ターンオーバーされた場合を考えると危なかったと思うが、ああいう状況でトライを取り切れたことはFWとして大きいこと。ラインアウトは前半取れなくてテンポ悪くなってしまったけど、後半のように取れればいいリズムにつなげられるからまだまだ課題として見直したい。東海大、早稲田と続いて勝って弾みをつけているので同大も勝ちたい」。

No.8堀江(商3)
「今日は反省点ばかり。特にディフェンスが悪かった。早稲田のセットに対してリアクションが遅かった。いつもやっている練習を出し切ることができれば、今日の試合にはならなかった。後半は、テンポの速い攻撃に対して修正できたと思う。あとは、試合の入りを意識しようという話だったのに、すぐトライを取られてしまった。前半はミスが多く、一人一人の能力、精度を上げていかないといけない。(フィジカルの練習の成果は)まだ実感はできていないけれど、すぐに結果が出るわけではないと思う。(No.8での出場に関しては)まだ慣れていないが、古屋(商3)がケガしているので。アタックは良いが、FLの時に比べるとディフェンスがまだ甘いので、早く慣れたい。来週の同大戦は、相手は関係なく自分たちのプレーがやりたい」。

SH秦(法4)
「入りを意識しようと思っていたが動きが固くなってしまい、最初から早稲田に流れをつくられてしまった。FWの仕事量を上げていき、後半人数そろって攻撃することで修正した。(BK、FW、BKという3段階の攻撃について)アタックがいい形で決まることが少なかったと思う。早稲田に比べてBKも接点は勝っていたが互いに交流を図れていなかった。(後半のFWのトライは)とにかくFWを起こして立たせてFWでトライを取ろうとした。明治らしいトライが取れたと思う。今日は勝てて良かったけど課題の残る試合だったので、今回の反省を練習で意識し気持ちの面で勝ちたい」。

CTB猿楽(政経3)
「今日は(チームとして)が悪すぎた。疲れもあると思う。前半にFWとBKの連携ができたのは、BKの調子が良かったからだと思う。これからの試合は、とにかくディフェンスを頑張るしかない」。

CTB賀藤(法3)
「前半は早稲田ペースでやられて、自分たちのペースでできなかった。後半はうまく立て直して、接点など前半で受けてたところが修正できた。 チャンスのところを取り切れなかったことが反省。チームで、(相手に取らせる)トライは2本までと決めていたので、5本は取られ過ぎた。あとタックルが高かったのでもっと低くいきたい。同大戦は、チームの決まりの2トライ以内に抑えて圧倒したい」。

FB小泉(営4)
「早稲田の速いスピードに付いていけなかった。自分自身もボールを触れず、もっとFWを動かしたかった。チームの雰囲気はいい。誰か1人が引っ張るというよりも、キャプテンが決まるのが遅かったが、そのキャプテンが中心になって全員で自分たちのやりたいことができた。今日は走り勝つことができた。厳しい練習の成果が出ていると思う。点差的には、取って取られてが続いて相手をシャットアウトできなかったのが反省。個人個人のタックルは大丈夫だと思う。ただセットが遅かった。相手に合わせていている。セットスピードを早くするのが課題 」。

◆2011年・春のオープン戦Aチーム明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
5・15東海大静岡14時
○33−26
5・22早稲田山口 14時
○43−29
5・29同大京都14時
6・5帝京大帝京大G14時45分
6・12九電佐賀未定
6・19慶応札幌13時
6・26流経大明治G未定
7・3日大明治G未定

[石川雄治]

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