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最後まで攻撃を仕掛け慶応を完封で抑えたDチーム

ラグビー部  B、C、Dチーム、セットプレーの精度がスコアを左右する結果に/練習試合

◆6・18 練習試合(慶応日吉グラウンド)
▼Bチーム
  明治17{5−0、12−17}17慶応
 Cチーム
 ○明治44{27−0、17−5}5慶応
 Dチーム
 ○明治29{7−0、22−0}0慶応
 慶応日吉グラウンドにて、B、C、Dチームの練習試合が行われた。3チームとも敗北はしなかったものの、試合内容は異なるものに。C、Dチームはともにいいペースで試合を運び勝利を収めるが、Bチームは後半追い上げを許し引き分けに。強化してきたディフェンスは健闘を見せたものの、セットプレーの精度が試合の結果を左右することとなった。

明治大学D対慶応大学D

 明治のキックオフで始まった今試合。明治は開始5分モールからSO松本(文2)が抜け出し、パスを受けたFB尾本(農1)が持ち込んでトライ。松本のキックも成功して、7−0と先制し幸先の良いスタートを切った。しかしこのプレーの後は、常に攻め込む姿勢を見せながらもパスミスや課題であるラインアウトでのミスが続いて追加点が奪えない。その一方でディフェンスは機能し慶応の攻撃を零封、結局前半を7−0で折り返す。
 慶応のキックオフで後半が開始。ハーフタイムで多くのメンバーを入れ替えた明治だったがチームにいい流れをもたらす。4分に中央付近から尾本が大きくゲインし松本、左WTB市原(政経2)とつなぎトライ。ようやく待望の追加点が入る。14分にはラインアウトからモールトライを決めさらに慶応を離す。その後15分間は得点こそ挙げられないが、ほとんど敵陣内でプレーをし明治のペースが続く。33分、ターンオーバーからSH多田(文3)が持ち込み、パスを受けたSO岩井(文1)が右に展開し、右CTB西橋(商1)がトライ。さらに明治の順調な流れは切れず試合終了間際にもトライを決め、29−0でノーサイド。見事完封での勝利を収めた。
 1・2年生が多くを占めるDチームだが、後半から入ったメンバーが活躍を見せるなどチームの底上げも順調に進んでいることを示せる試合となった。次週の試合では今日以上のいいプレーを期待したい。

明治大学B対慶応大学B

リードを守れなかったBチーム
リードを守れなかったBチーム
 明治キックオフから始まった試合。開始早々からFWを中心としたゴリゴリとした攻めで相手陣内へと攻め込む。しかし、敵陣奥深くでのラインアウトが精度を欠き、また、ハンドリングミスなども重なり、得点に至らない。トライを奪うことがかなわないまま、徐々に明治陣内でのプレーが多くなっていく。「ノーペナルティ!」。細谷ヘッドコーチが大きく声を出し、選手も辛抱強く自陣でのプレーに耐える。
 前半15分に、逆襲の機会が訪れた。モールでトライラインすれすれまで押し込まれるも、そこからターンオーバー。左LO比果(文2)からボールを受けたNO.8古屋(商3)がゲインし、自陣奥深くにも関わらずボールを蹴らずに相手陣に攻め込んでいく。右PR榎(政経3)、右LO友永(政経3)と明治の重量FWが相手を切り崩しつつ右サイドへ展開して得点のチャンスをうかがっていき、あと一歩のところまで攻め込むも結局ノートライ。せっかくの好機を逃し、スコアは依然0−0のまま動かない。しかし20分、長くにわたった攻防戦に終止符を打ち、明治が先制点を奪う。ラインアウトでキープしたマイボールを左CTB溝口主将(政経4)が運び、相手陣をくぐり抜けるようにゲインを切ったSH秦(法4)がトライ。この得点を皮切りとし追加点を狙っていくが、ラインアウトのミスやペナルティの多さからボールをキープし続けることができない。前半終了間際に慶応へのタックルからターンオーバーを成功させるものの、ノックオンの反則によりゴールまで運べず5−0とロースコアで後半へ向かった。
 後半は開始5分、スクラムから抜けた慶応にトライを奪われ5−5と振り出しに戻されてしまう。出鼻をくじかれてしまったものの、負けじと明治もわずか2分後に左WTB佳久(法3)がトライを挙げ12−5と再びリードを守る。しかし14分、スクラムから突破しディフェンスを抜けた慶応にトライをさらわれてしまいまたもや12−12と同点に。この得点を払拭(ふっしょく)するかのように17分、SH田川(政経2)のちょん蹴りから仕掛けていき、パスをつないで右PR金(政経4)がトライを決める。17−12と再び5点リードするが、取っては取られ取られては取ってを繰り返しているため慶応を突き放し切ることができない。「前半ペナルティが多かったこととラインアウトがとれていなかったということを修正できず、相手のリズムをつくってしまった」(溝口主将)。とうとう30分に慶応のトライを許し17−17と追い付かれてしまう。その後も自滅の多さから攻撃する機会を失い、決め手を打つことができないまま時間が流れていく。ラストでスクラムからパスを回し勝利を決定付けるトライを奪いにいくも、ノックオンを犯しノーサイド。結局リードを保つことができず17−17と引き分けで試合を終えた。

大差をつけ圧勝したCチーム
大差をつけ圧勝したCチーム

明治大学C対慶応大学C

 慶応のキックオフで始まった前半。開始4分、マイボールラインアウトでこぼれたボールを左CTB松川(文2)から右CTB太田(晋・営3)へ。そしてFB竹田(政経2)から左WTB山中(商3)へパスが大きくそれるもボールは逃がさずそのまま先制トライ。さらに7分、右PR山口(営3)が追加点と、試合開始からトライを奪い、試合の主導権を握る。その後一進一退の攻防となるが、流れを切ったのはやはり明治だった。相手のペナルティからゴールライン前5mまで詰め寄り、18分、マイボールラインアウトから左LO大椙(法1)を中心にモールを形成。そのまま押し込み、17−0とした。右FL平井(法1)など下級生の活躍が光り、追加点を重ね大きくリード。今季の特徴である固いディフェンスで相手を封じたまま、27−0で前半を折り返した。
 多くの選手を入れ替え臨んだ後半。後半も入りから順調に点を重ねて行く。さらに31分、太田(竣・商2)が右側中央に後半3本目となるトライ。コンバーションキックも決め、44−0と相手を突き放す。この勢いのまま完封勝利を狙いたい明治だが、35分、自陣ライン際まで攻め込まれると、空いていた右スペースにキックパスをつなげられ、山中も相手を捕らえられず得点を許した。最後まで攻めの手を休めない明治は、太田(竣)を中心に積極的にゲインするも、パスが乱れノックオンが多発。雨脚が強くなる中、チャンスをものにできないもどかしい場面が続きそのままノーサイドとなった。後半流れは停滞したが、44−5で慶応を圧倒。1年生が攻撃の起点となる場面も多く、下級生中心のチームで価値ある勝利を収めた。


 全チーム敗北することなく試合を終えることはできたが、スコアは大きく異なるものになってしまった。大差をつけ圧勝したCチームや完封に抑えたDチームと、前半のリードを守ることができず引き分けとなってしまったBチーム。「今週セットプレーの強化を図ったが、ラインアウトから攻撃をつくれなかった」(楢山・営4)ことが大きな痛手となってしまった。しかし、「ラインアウトが取れなかった状況下でも負けなかったのはディフェンスの成果が出ていたから」(溝口主将)と慶応相手にもディフェンスには手応えを感じていた様子だ。
 今後は北海道で行われるAチームの慶応戦が控えている。「(Aチームの試合に対して)セットプレーが取れればあとは進むだけ。今まで学生相手に全勝をしてきたから継続したい」(溝口主将)。タイガージャージーを超え、春の全勝へと前進することができるか。セットプレーの精度が勝利のカギを握っている。


〜試合後のコメント〜
CTB溝口主将

「今週ずっとセットプレーを鍛えてきたが成果を出せなかった。先週の九州電力と青学大との試合でスクラムはいいけどラインアウトが合わないという問題が出てきた。まだ個人スキルが追い付いていないのと呼吸が合っていないという部分でうまくいかないのだと思う。でもラインアウトが取れなかった状況下でも負けなかったのはディフェンスの成果が出ていたから。前半ペナルティが多かったこととラインアウトが取れていなかったということを修正できず、相手のリズムをつくってしまった。自滅した部分が大きかった。Cチームがラインアウト取れていてミスも抑えているのにBチームができないのは精度の問題だと思う。(Aチームの試合に対して)セットプレーが重要となる。セットプレーが取れればあとは進むだけ。今まで学生相手に全勝をしてきたから継続したい」。

PR楢山
「今週セットプレーの強化を図ったが、ラインアウトから攻撃をつくれなかった。前半は攻めていたけど大事なところで取り切れず、ラインアウトもミスしてボールキープもできなかった。後半はディフェンスは悪くはなかったが受けて受けてのプレーになってしまっていたと思う。ターンオーバーからのアタックもできていなかった。慶応はディフェンスのセットスピードが早く接点で攻めないとそろわれてしまう。モールディフェンスの成果は出ていたと思う。(明日のAチームの試合に対して)Cチームもいいリズムをつくり、Dチームも勝ち、Bチームも競ることができた。今までやってきたことを出せれば勝てると思う」。

SH秦
「今週はセットプレーを中心にやってきた。でも今日はセットプレーが安定していなかったのでリズムに乗れなかった。セットプレーができていないとボールがキープできない。慶応はラインアウトがうまかったがやられすぎた。セットプレーの精度が今日の課題。明日のAはBチームがペナルティが多かったので少なくし、今日できなかったディフェンスで相手を刈り取るようにしたい」。


[真島一郎・江崎冴香・恩村友梨子]

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