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FWで突破を図った

ラグビー部  Aチーム、天理大戦は1点の差に泣く結果に/練習試合

◆8・27 練習試合(ダボスタカシマヤグラウンド)
▼Aチーム 
 明治28{7−12、21−17}29天理大○
 菅平合宿での最後の練習試合となった天理大戦。B・Cチームの快勝に続きたいAチームであったが、結果はわずか1点差となる敗北に。残念ながら合宿最後の試合を白星で飾ることはできなかった。

 前半スタートとともに明治は敵陣深くへ攻め入り、開始早々ゴールライン手前まで踏み込むことに成功。8分、スクラムから展開したボールをFWで粘った末、榎(政経3)が持ち込み先制トライを奪う。コンバージョンキックも決まりスコアは7−0。幸先の良いスタートを切ったように思えたが、5分後にラインアウトからの鮮やかなステップで天理大にトライを奪い返されてしまう。キックは外れたものの、7−5とゲームはほぼ振り出しへ。その後は何度かトライ目前まで攻め込む機会もあったが、FWからBKへの流れがスムーズにいかずパスミスやペナルティーにより逆に天理大へチャンスを与えてしまう。34分、ペナルティーキックによりゴールライン手前のラインアウトを手にした天理大が反撃に。右サイドへ展開する素早いパスに必死で食らい付くも「中に意識がいくため、外がどうしても空いてしまった」(溝口主将・政経4)とディフェンスが間に合わず逆転トライを許してしまう。その後トライを奪おうと敵陣まで入り込み奮闘するも、最後のスクラムで攻め切るきっかけをつくることができず前半終了に。結局7−12と一歩リードされた形で後半へ折り返した。

 後半も前半同様に良い立ち上がりを見せる。ペナルティキックを獲得した明治はラインアウトからモールを形成し、FW勝負へ。堀江(商3)が相手を前へ押し込んだ後に再びFWで耐え、最後に榎がゴールラインへ飛び込んでトライ。コンバージョンキックも入り、14−12と開始わずか2分で逆転に成功する。しかし明治がリードを見せたのもここまで。18分にペナルティキックからのラインアウトモールで押し込む天理大にトライを許し、14−17と追い越されてしまうことに。さらにそのわずか4分後、ラインアウトから右サイドに展開した天理大に抜けられてしまい再びトライをさらわれてしまう。14−22とどんどん広げられてしまう点差。32分、負けじと明治もスクラムにこだわって認定トライを獲得し21−22と1点差まで追い詰めるものの、その後再びサイドパスで抜けた天理大を抑えることができずトライを決められてしまう。残り3分を切った時点でスコアは21−29。だがこのままでは試合は終わらない。スクラムから展開したボールを受け取った榎が何人もの敵を引きずりながらビッグゲインを見せ、ゴールライン間際まで入り込む。その後ペナルティーに苦心するも、何度も何度もスクラムを重ねて意地の認定トライを獲得。コンバージョンキックも成功し、28−29とその差は1点となる。しかし、無念にもここで試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、ノーサイドに。わずか1点の差を埋めることができず、結果は惜しくも敗北となってしまった。

 「ボールの支配率は良かったと思うけど、一つ一つのミスに対しての反応が遅くなってしまい取り切ることができなかった」(榎)。ゴールライン前まで攻め込むシーンも多く見られる今試合だったが、ここぞという場面でのパスミスやペナルティーがトライを取り切れない原因につながった。小さなミスが積み重なって1点の差を生み、生まれた1点の差が勝敗を分けてしまった。
 「(この試合を通して)自分たちはまだまだだと感じた」(溝口主将)。帝京大戦、天理大戦と2連敗で菅平合宿を終えることとなってしまった明大ラグビー部。しかし、まだシーズンまでには3週間の時間がある。合宿で学んだ成果、そして練習試合で見い出した課題をどこまで自分たちの糧にすることができるか。いよいよ対抗戦開幕が目前に迫る。


〜試合後のコメント〜
細谷ヘッドコーチ

「この合宿を通してチーム力や連携は高まったと思うが、照準を当てていた帝京大戦と天理大戦に勝てなかったことは大きい。1対1のタックルミスや、ペナルティが多かった。ペナルティに関しては春から多いが、それぞれが規律を守って我慢するという意識が足りないところからきていると思う。これから対抗戦に向けて修正していきたい」。

CTB溝口主将
「今日はフロント3が強かったのでそこを抑えてFW勝負をしようと思っていたけど、強さにやられてしまい細かいミスが出てきて負けにつながってしまった。中に意識がいくため、外がどうしても空いてしまった。(認定トライについては)こだわるべき部分で取ることができたものだから良かったと思う。(この試合を通して)自分たちはまだまだだと感じた。筑波大戦に向けて3週間あるのでまだまだ1ランクアップさせることができると思う。(春から夏にかけて)ラスト15分でトライを取ることができるようになったのは成長だと思う。80分間みんなで走り切れているということだからそれは大きい。(対抗戦に向けて)初戦の筑波大に絶対に勝つ」。

PR榎
「FWは優勢に立っていたけどそれをBKに生かすことができなかった。ボールの支配率は良かったと思うけど、一つ一つのミスに対しての反応が遅くなってしまい取り切ることができなかった。相手のペナルティを受けてしまっていたから、もっと確実にいく方法もあったと思う。急いでボールを出そうと思ってターンオーバーになってしまった場面も多かった。悔しいけど1点差でも負けは負け。対抗戦では絶対同じ結果を出さないようにしたい。(合宿の成果は)リアクションスピードが上がったと思う。1歩2歩先のプレーを読んで、動きながら次は何するべきなのか考えるようになった。対抗戦ではどこと戦うとしてもテンションが変わることがないよう、どの相手でも100%の力で戦いたい」。

LO池田(政経4)
「勝ちたかったです。個人的には自分のタックルミスがトライにつながる場面があったのが反省点。帝京大戦に比べてペナルティは減ったが、小さなミスが多くて取れるところで取れなかったのが1点差の負けにつながったと思います。FWはスクラムでも充分勝てていた。でもラインアウトでプレッシャーをもっと掛けていきたかったです。天理大はSOと両CTBのイメージ。戦ってみてやはり外国人選手は強かった。でも戦えなかったという印象はないです。夏はフィットネス、1対1のタックルをテーマにやってきた。菅平でラインアウトとディフェンスはすごく良くなったので、それは継続してやっていきたい。勝って終わりたかったけど、負けたことで次につなげていきたいです」。

LO日高(文4)
「天理戦の1点差を糧にしていきたい。チーム全体の雰囲気はいい。成熟した、大人のチームになりたい。秋田でも自分たちのプレーをするだけ。対抗戦に向けて、全試合出たい」。

FL比果(文2)
「(今日の反省点は)まず個人では途中でばてて体力が持たなかったこととタックル。チーム全体ではBKで取り切れなかったこと。FWは勝てていたと思います。天理大はBK。CTBキーマン2人と、SOがインに抜けるイメージ。実際抜かれました。(夏個人的なテーマとして挙げていたものは)自分は頭を使ってやるのが苦手なので、とにかく激しく身体を当てる事を意識していました。(Aチーム先発として評価されていると思う点は)自分ではタックルだと思う。それができなくなったら落とされると思います。(夏学生相手に最後の試合ですが締めくくりとしては)苦しい。対抗戦には1対1、ディフェンスの強化、アタック、BKの再確認をしていきたい」。

SO染山(政経3)
「今日はFWが頑張ってくれたのに、BKのミスで負けてしまったので、申し訳ない。ケガから復帰したばかりで、一応感覚は戻ってきたが、まだまだキックの精度やタックルの鋭さがまだまだ足りない。(次の試合は)社会人ではあるが、相手に関わらず自分たちのラグビーをしていきたい」。

WTB小泉(営4)
「負けた! って感じです。こっちの力不足でしかない。ぼくたちBKがFWに迷惑を掛けてしまった。個人的にはペナルティをしてしまって最悪でした。(昨季FBから今季WTBのコンバートについて)2年の時はWTBをやっていて自分は元々固定したポジションがないので、不自由とかはないです。夏合宿はチームのフィットネスとアジリティを高める事をテーマにしていた。その成果は実感しています。80分走れるようになってますから。それをどう仕上げていくかだと思います。今日は負けたので、良くはないんですけど、次にどうつなげていくか。チームはFWは完成している。個人はすごい強い。自分がチームにどう働きかけていけるか探していきたいと思います」。

CTB猿楽(政経3)
「個人的にはタックルが駄目だった。天理大はSOが上手で強いCTBもいて、どうしても中に意識が固まってしまって外に出されてトライを取られてしまった。帝京大の時よりもペナルティを減らそうと意識していたが、少しは抑えられているという実感があったと思う。合宿を通してシーズンも近くなってきたし3年生だから頑張らなくちゃと実感するようになってきた」。

WTB斉藤(農3)
「チームはいい準備をしたけど小さなミスでリズムに乗れず、相手に得点を重ねられてしまった。FWは圧倒的に勝っていたけど、BKが取り切れなかった。でも収穫はあったし悪い負けではないと思う。ここまで春からやってきたことが成熟する段階にきていると思う。対抗戦までにもう一段回成熟させたい」。

[恩村友梨子]

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