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逆転トライを決めた秦

ラグビー部  対抗戦開幕!明治、「プラン通り」の戦いで白星発進/関東大学対抗戦

◆9・10〜12・4 平成23年度関東大学対抗戦リーグAグループ(国立競技場他)
▼9・19 対筑波大戦
〇明治23{9−12、14−5}17筑波大

◆スコア◆
明治
筑波大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1412
23
合計
17
 ついに対抗戦が開幕した。初戦の相手は“今季、台風の目”と称された筑波大。先月の夏合宿では22―19と接戦を制しているが、決して油断のできない相手だ。
 この日も接戦となることが予想されたが、明治はPGで点を積み重ね3点を追うかたちで前半を折り返すと、後半FWで仕掛け27分に逆転のトライ。「ゲームプラン通り戦うことができた」(細谷ヘッドコーチ)結果、23‐17で初戦の勝ち星を手にした。


復帰を果たした染山
復帰を果たした染山
 明治のキックオフで始まった今試合。明治は相手のダイレクトタッチから敵陣深くに入り込み、序盤からトライのチャンスをつかむと「ペナルティーを取ったらPGで、チャンスが来たらトライを取ろうと試合前から決めていた」(竹内・政経3)というように、7分に相手のオフサイドからSO染山(政経3)がPGを狙う。これは惜しくも失敗に終わるが、17分にはまたしても相手のオフサイド、さらに30分には相手のコラプシングでPGを獲得し、6―0。地道に点を積み重ねていった。このまま完全に流れを引き寄せたい明治。しかし34分、38分に立て続けにトライを奪われ、12―6と逆転を許してしまう。それでも終了間際にまたしても得たPGで12―9と点数を詰め寄って前半を折り返した。

 逆転を許し、3点を追うかたちで迎えた後半。明治は狙い通り、前半にPGで点を積み重ね温存したFWで積極的に仕掛けていく。攻防戦で20分を過ぎても得点が入らなかったものの「後半返せるという自信はあったので、全然焦りはなかった」(竹内・政経3)。そして「スクラムは練習してきたし、自信を持っていた」(鈴木・政経4)と言う通り、27分に圧倒的なスクラムからマイボールの5mスクラムを押し込み、抜けた秦(法4)がついに中央にトライ。さらに39分にはFWの連続攻撃から、最後は古屋(商3)が飛び込み、追加点を奪った。ロスタイムに入り、最後の最後、筑波大にモールを押し込まれトライを決められてしまったが、23―17で接戦をものにし、対抗戦初戦を勝利で飾った。

 「最後に奪われたトライはいらなかった。あの場面でターンオーバーして逆にトライを取り、31―12で試合を終えるのが強いチームであり、対抗戦で優勝するチーム。まだまだこれからです」(細谷ヘッドコーチ)と、完璧な出来とまではいかなかった。しかし「対抗戦のスケジュールが決まってからは、この筑波大戦だけを見てやってきた」(吉田監督)というように、この試合に照準を合わせてきただけに、まず勝てたことは大きい。筑波大を相手にいい内容の試合ができたことも今後の自信につながっただろう。昨年遂げることのできなかった対抗戦優勝へ、明治は大きな一歩を踏み出した。

[神原遥奈]
◆先発メンバー&リザーブ◆
(リザーブのカッコは交替時間)
1.PR石原 慎太郎(政経3)
9.SH秦 一平(法3)
16郷 雄貴(文4)
2.HO鈴木 亮大郎(政経4)
10.SO染山 茂範(政経3)
17楢山 直幸(営4)
←3.小野(後半15分)
3.PR小野 慎介(政経4)
→17.楢山(後半15分)
11.WTB山中 翔平(商4)
18古屋 直樹(商3)
←4.池田(後半20分)
4.LO池田 慶恭(政経4)
→18.古屋(後半20分)
12.CTB溝口 裕哉(政経4)
19小河 康蔵(商4)
5.LO日高 駿(文4)
13.CTB小泉 将(営4)
20長石倉 豪(営1)
6.FL比果 義稀(文2)
14.WTB下村 真太朗(法4)
→22.斉藤(前半23分)
21猿楽 直希(政経3)
7.FL竹内 健人(営3)
15.FB仁平 佑樹(政経4)
22斉藤 春樹(農3)
←14.下村(前半23分)
8.NO.8堀江 恭佑(商3)

〜試合後のコメント〜
細谷ヘッドコーチ
「今日はゲームプラン通り戦うことができた。前半はあせらずPGから得点を積み重ねて、相手を消耗させつつFWを温存させた。だから狙い通りに後半のFW勝負を仕掛けることができた。スクラムからのターンオーバーなど、筑波大への対策の結果が出た。BKも精度が高かった。(BK自身の)トライこそなかったものの、ハンドリングミスはほぼなかった。前半34分、38分の筑波大のトライは完全に向こうのトライパターンで、取らせないように言っていた。もし前半にPGでかせがずに0―12で折り返せば、展開は全然違うものになっていただろう。最後に奪われたトライはいらなかった。あの場面でターンオーバーして逆にトライを取り、31―12で試合を終えるのが強いチームであり、対抗戦で優勝するチーム。まだまだこれからです」。

CTB溝口主将
「PGに関しては風があってSO染山と相談して選択した。筑波大に接点で優位に立てることは夏で分かっていたのでFWでいった。今日の課題はペナルティーを直して、ビデオで確認していきたい。初戦を落とすのと落とさないのでは違う。勝てて本当に良かった」。

HO鈴木
「嬉しい気持ちでいっぱいです。FWは前半いい感じでいけて後半ゴール前でしっかりいけた。スクラムは練習してきたし自信を持っていた。ただ選手が変わってから調子が落ちてしまったから、誰が入っても変わらないように組むことができるようになることが課題だと思う。(前半で)PGを3本決めていたから2トライ取られていたけど気持ちが落ちなかった。FWが後半いけていたのは気持ちの強さが出ていたんだと思う。スクラムは(毎回)体力を使わずに、マイボールはキープして相手ボールは100%出し切るということを意識してたからあせらずにゴール前で100%出し切ることができた。勝負どころを見極めることができたのが今回の肝だったと思う」。

PR小野
「勝てて良かった。最初のPGは前半取れるうちに取っていこうということで狙った。ゲームでは明治が勝っていたが、筑波大は1つのチャンスをしっかり取り切っていた。これから自分たちの強みはどんどん伸ばしていって、弱い部分は修正していきたい」。

LO池田
「勝って良かった。試合前プレッシャーもあったが、チームの雰囲気は1つになっていて良かった。前半、ラスト10分で2本トライを取られてしまったのは課題。後半はディフェンスがすごく良くて、相手にビッグゲインされても頑張って皆戻ってきていた。個人的な課題は1対1、タックル。チームはセットプレーが良かったと思う。良い形で開幕が勝てたので、この流れで次も勝ちたい」。

LO日高
「勝利で始まって一番良かった。セットプレーも押すことができて良かった。FWは大きかったが筑波大より帝京大とかの方が大きい。ウォーミングアップということはなく、全試合100%で。次も自分達のラグビーをするだけ。腿の打撲をしてしまったがプレーに影響はない。休めば治る。相手のキーマンが有名なWTBで止めるのが課題だった。分かっていても止められなかった。PGは勝ちに貪欲に行くということ。点を狙えるならどんどん行く、そういうゲームプランだった。1トライ目はHOに抜かれてしまった。今日出た個人的なディフェンスの問題を、チームに信頼してもらえるようなプレーにするだけ」。

FL比果
「オフェンスでFWが足を引っ張ってしまった。FWの寄りが遅くペナルティーやターンオーバーされてしまった。技術というより意識の問題。モールは2列目が遅くて押し切れなかった。FWが相手の弱点だったので重点的に攻めた。最後の失点は気の緩み。自分の持ち味はタックルなので、次の試合までに1対1のディフェンスをもう1度確認したい」。

FL竹内
「ゲームプラン通り。ペナルティーを取ったらPGで、チャンスが来たらトライを取ろうと試合前から決めていた。スクラムは完全に明治が押せた。分析通りで、前半をリードされても後半返せるという自信はあったので、全然あせりはなかった。今日の自分には満足していない。接点やノックオンをしてしまった。上級生なのでチームを引っ張っていきたい。これから課題を仕上げいって調子を合わせていければいい」。

No.8堀江
「初戦で筑波大に勝てたことは本当に大きい。明治の強みであるFWでしつこく攻め続けて勝てた。次の試合まで時間があるので今日見えた課題をしっかり修正していきたい」。

SO染山
「序盤、陣地をかせぐ戦い方をしたかったができず申し訳なかった。(春はケガで離脱していたが)夏合宿で試合勘を取り戻すことができた。間に合って良かった。今日はFWに頼り切りだったので、BKもこれから見せたい」。

WTB山中
「今日はFWが相手を下げてBKで仕留めるプランだったけど相手ディフェンスに規律良く守られて思うようにゲインできなかった。これは次の試合に向けての課題だと思う。チームみんなで意思を統一して最後まで攻め切ることができた。自分は初めての対抗戦で周りは不安だったはず。トイメンはすごい選手だったし、自分も不安だった。でも自分一人で守るわけじゃない、15人いるんだ、という気持ちになれた。今日の試合は次の試合に向けての自信にもなる。あさってからの練習に100%で臨んで次の試合はBKで相手を粉砕したい」。

CTB小泉
「どんな形であれ勝てたのが大きい。勝ち方に満足はしていないですね。最後にトライを取られたのは今の明治の弱味。それまで勝っていても、最後にああいう形で逆転されてしまうこともある。そう思いたくないけど、(トライを取られてしまったのは)自分たちの中で勝てる点差だと思ってしまったから。そこは修正していかなければいけないところ。(前半PGを刻んでいった点について)敵陣でプレーして、取れるPGを重ねてプレッシャーを与えて行きたかった。個人的な課題はタックル。完全に抜かれてしまった場面はないが、味方とコミュニケーションが図れていなくてミスしてしまったところはある。今日はチームでやろうとしていた事ができた。次もどんな形であれ勝ちたい」。

◆2011年・関東大学対抗戦Aグループ明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
9・19筑波大秩父宮15時
○23−17
10・2成蹊大熊谷14時
10・15青学大新潟13時
10・23日体大秩父宮14時
11・3慶応秩父宮12時
11・20帝京大秩父宮14時
12・4早稲田国立14時
大学選手権
未定未定未定未定



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