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(左から)宮阪主将、丸山、高木


サッカーNavi  (31)日本代表を優勝へ導いた3選手、大会を語る/ユニバーシアード競技大会  

 8月22日、中国の深圳で行われた第26回ユニバーシアード競技大会決勝。日本はイギリスを2ー0で破り3大会ぶり5度目の優勝を成し遂げました。このユニバーシアード日本代表チームには明大サッカー部から宮阪主将(文4)、高木(文4)、丸山(法4)の3選手が選ばれ活躍しました。今回はこの3選手に世界大会で何を得られたのかをインタビューしました。


・今回のユニバーシアード競技大会で得られたものはなんですか。
丸山:
今回は初の世界大会で世界の舞台ですごい観客の中でプレーできたことがすごく自信になりました。いつも体験できないプレッシャーの中でできたこと、ゴールを守れたこと、勝利できたことが自分の中でいい経験になって自信をつけることができました。

宮阪:
自分自身も初の世界大会でプレッシャーもありましたが自分のプレーかできて自分が成長したと思うし、一応キャプテンもやらせてもらいチームをまとめたりとか、そういったいろいろな経験ができました。そういったことで普段はできない特別な経験ができました。

高木:
自分も世界大会は初めてで普段のリーグ戦では味わえない3万人の観客の中で試合をして大ブーイングだったり、そういう中で自分ができることできないことがはっきりとして自分の課題が見えました。

・今大会で得られた課題はなんですか。
丸山:
プレッシャーの中で勝てば勝つほどプレッシャーは大きくなりそれに負けてミスが多くなった場面があったのでその大事な場面での精神的な部分をもっと自分の中で強くしていかなければならないです。もっと精神的な安定を目指していきたいです。

宮阪:
自分は守備的ボランチですが、だからと言って攻撃に絡まないというわけではなく、
攻撃にもっと絡んでいくことが課題です。

高木:
中国戦で大ブーイングの中押し込まれる場面でもっと精神を安定させないといけなかったです。あと各国を代表しているチームと試合して適切な対処をとらないとやられてしまうことを学びました。

・丸山選手に質問ですが準決勝ロシア戦の3点目でフリーキックから直接ゴールを決められましたがあのフリーキックは最初からゴールを狙われていたんですか。
丸山:
そうですね。狙いました。監督に点を決めろと言われていて予選で政樹(宮阪主将)が点を決めていて自分もいつか決めなければとプレッシャーを感じていました。ロシア戦で決めることができて良かったです。

・今度は宮阪主将に質問ですが先ほどもご自身でおしゃっていましたが今大会でユニバーシアード代表のキャプテンを務めた試合がありました。その経験で得られたものはなんですか。
宮阪:
そうですね。普段一緒にいない、各大学の代表としてきている選手なので各自が1人1人考えることができたので、こうしなければいけないといったことを言わないで済みました。1人1人が考えたことを大きな枠でまとめるだけだったので自分は大きな仕事をしたわけではない。代表選手なので個人の意識が高かったです。

 
 

・再び3選手に質問ですが初めての世界大会ということで選手村で長い間過ごされたと思います。そこでの生活はどういったものでしたか。
丸山:
とりあえず外人選手は体が大きくてそれが印象に残りました。フィジカル面では自分たちは外人に負けています。だから試合ではなるべく体が当たらないように相手がくる前にボールを離したりとか、自分はFWではないので分からないですがそういったことを注意していたからボール回しが良くできていました。

宮阪:
予選のガーナ戦に向かうため、選手村からバスに乗る時にガーナの選手が歌を歌いながらバスに乗り込んでいたのを見て、テンションを上げるために歌でみんなとコミュニケーションをとるのは日本とは違うと感じました。

高木:
まあ、いろんな国の人がいて国民性みたいなのがでていました。夜に他の選手が寝ているのに騒いでる外人選手がいたり、食堂で勝手に誕生日会を開いて盛り上がってる選手などがいてそれぞれの国の色が出てました。そんな中でやっぱり日本人は真面目で静かでした。

・今大会は中国が会場ということでしたが食事の面で感じたことはありましたか。
丸山:
まあ、それほどひどいものではなかったです。日本からふりかけとかインスタント味噌汁などを持っていったので問題はなかったですが、ナイター試合の後帰って食堂に行ったらすでに食事がなかったのは困りました。専属の料理人などはいなかったです。

宮阪:
いろいろな料理があって、中国料理やヨーロッパの料理もあって、いろいろなものを食べていました。長い期間で料理に飽きてしまったら持ってきていた日本食を食べました。

高木:
海外に行ったらその国の食事に対応しなければいけないのでそこで神経を使ったらダメだし、環境に合わせることも大きなことです。自分はなんでも食べられるし、好き嫌いがないので大丈夫でした。食事面の大切さを感じました。

・決勝戦は予選で1ー0と一度勝ったイギリスが相手でしたが、決勝イギリス戦に向けて何か特別に意識したことはありましたか。
丸山:
特にイギリスに向けた練習はしなかったです。自分は予選でのイギリス戦に出場していないので特に意識せずにプレーできました。

宮阪:
自分も予選のイギリス戦に出場していないので意識せずにプレーしました。監督に予選で一度勝った相手にまた勝つのは難しいと言われていたので気を引き締めて試合に臨みました。

高木:
僕は決勝戦に出場しなかったんですが予選でイギリスと戦っていたのでイギリスの攻め方はある程度わかってました。また予選とイギリスのメンバーが変わっていましたが、準備はできていました。

・決勝戦終了のホイッスルが鳴った瞬間に何を感じましたか。
丸山:
優勝した瞬間は左太ももが痛くてあんまり喜べなかったです。みんなが盛り上がっていたので加わろうとしたんですが痛くて。まだ世界一の実感はないですね。

宮阪:
自分は素直にうれしかったです。まあ、チームを立ち上げた時から世界一を取ろうということを言っていたので、目標を達成できて良かったです。

高木:
ベンチからでもピッチにいる選手と同じ気持ちで試合に臨んでいました。2ー0ですごくいい試合だったのでホイッスルが鳴る前に勝利を確信していました。キーパーの増田(流経大)とこれまで2人体制でやってきて優勝してとりあえずうれしくて増田のところに行って喜びました。

・今大会で皆さんは日本代表ということでいつもはライバルである日本人選手と同じチームで共に試合しました。同じポジションのライバルと練習を重ねることで何か得るものはありましたか。
丸山:
まあ、ターンオーバー制だったので気を使わないでいけたしライバルと思わずプレーできて他の選手のいいところを学べました。

宮阪:
全試合出場している選手がいない中で同じポジションの選手のいいところをまねしつつ、その中で自分のプレーを出していくことでいい勉強になりました。

高木:
僕はやっぱりGKというポジションは一つしかないので分かりやすいライバルがいたということで、まあ自分の中で比較はしていたし増田は以前から代表として世界大会も経験していたのでこいつより上にいないとこの先プロでやっていけないと思ってはいました。だけど増田とは普通に仲がいいし互いにいい刺激になりました。勝たなければならないライバルが隣にいることで練習でも常に刺激がありました。自分は増田より下ではないということに自信が持てて良かったです。そして、相手を見て自分に足りないところを学ぶことができて良かったです。

共に戦った仲間のサインが書かれている
共に戦った仲間のサインが書かれている

・最後の質問です。3選手のこれからのサッカー人生の目標をお願いします。
丸山:
まあ、自分は将来的に海外でプレーしたいということではないですが日本代表になりたいです。この前少し代表の練習とかに参加させていただいて代表のレベルを知ることができました。自分がさらに高いレベルに到達できるように少しずつしっかりやっていきたいです。

宮阪:
自分はユニバーシアードでの経験を明大サッカー部で生かして優勝に導きプロの世界に行って活躍したいです。

高木:
ユニバーシアードを経験してそこで得た自信をプレーの安定につなげていき、僕はこの後プロにいくからプロで通用するようなプレーを今からやって自分のレベルアップを図りたいです。今年度が明大サッカー部部員として最後なので優勝にチームを導きたいです。



 今回インタビューに答えてくださった、宮阪主将、丸山、両選手は明大を卒業後、プロに行くことが既に決まっており高木選手もプロ入りが濃厚です。明大卒業後もこの3選手から目が離せません。

[河村隆之]

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