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固いディフェンスで慶応を封じた

ラグビー部  連携かみ合い大差で慶応に圧勝/関東大学ジュニア選手権

◆9・3〜12・11 第33回関東大学ジュニア選手権(秩父宮ラグビー場他)
▼10・9 1stフェーズ カテゴリー1 慶応戦(慶応日吉グラウンド)
  ○明治64{36―7、28―5}12慶応
◆スコア◆
明治
慶応
前半後半得点前半後半
PG
DG
3628
64
合計
12
 先週帝京大に敗れ、連勝が止まった明治。この日の相手慶応は春の練習試合で引き分け、さらに帝京大にも勝利している強豪だ。しかし決勝トーナメントに向けもう負けられない明治は試合開始からペースを握り見事大差で勝利を収めた。

 明治のキックオフから始まった前半。開始1分いきなり明治はラインアウトからモールで押し込みトライ、幸先良く先制する。ところが9分、中央付近でターンオーバーされ、相手にビッグゲインを許す。その後明治のペナルティによる慶応スクラムから抜け出されトライを許し、コンバージョンキックも決められ5−7と逆転されてしまう。しかし「あそこで焦らずに自分たちのラグビーが出来たのが良かった」(郷・文4)とここから明治は怒涛の攻撃を見せる。17分ラインアウトから右に展開し小河(商4)がこの日2つ目のトライを決めると、20分にも斉藤(農3)がサイドを走り切り得点を重ね慶応を突き離す。その後も村井(政経1)がハーフライン付近からの独走トライなど3トライを奪い36−7と大差で前半を折り返す。
 迎えた後半。キックオフからいきなりボールを奪われトライを許した明治。「後半の入りは集中力を欠いてしまった。もっと強いチームだったら一気に流れをもっていかれたかもしれない」(高平・法2)とその後も前半には見られなかったハンドリングミスなどが続きペースを握れない。しかし今日は「FWが崩し、BKが走りトライするという基本的なことが良く出来ていた」(郷)と接点で上回り、セットプレーでの精度も上がってきたFWとこの日絶好調のBKが再びかみ合い出し立て続けに2トライを奪い流れを明治に引き戻す。さらにこの日は「ハイパントを使うとFWも前に出られて楽で、長石倉が良いキッカーなのでいい」(多田・文3)と長石倉(営1)のキックを使った攻撃が非常に機能し33分にもハイパントから相手のキャッチミスを拾った斉藤がそのままトライを決める。終盤に入っても明治の勢いは止まることなく30分から3トライを奪い、そのままノーサイド。64−12という大差で勝利した。

 試合前は接戦が予想されたが「Bチームに関しては、エリアマネジメントがうまくいった。帝京大に負けてからの1週間でよく修正した。接点に関しては低い姿勢で入っていた」(細谷ヘッドコーチ)と先週の完敗から今日の内容まで持っていけたことに手応えを感じているようだ。これで2ndフェーズ進出がほぼ確実となった明治。来週の東海大戦もしっかり勝って対抗戦、2ndフェーズにつなげていきたいところだ。

[真島一郎]
◆先発メンバー&リザーブ◆
(リザーブのカッコは交替時間)
1.PR楢山 直幸(営4)
9.SH多田 潤平(文3)←20.田川(64分)
16牛原 寛章(政経1)
←2.郷(71分)
2.HO郷 雄貴(文4)
←16.牛原(71分)
10.SO長石倉 豪(営1)
17野崎 友晴(政経4)
←3.松浪(63分)
3.PR松波 昭哉(政経1)←17野崎(63分)
11.WTB村井 佑太郎(政経1)←21.加納(71分)

18吉田 任宏(政経2)
←5.大椙(40分)
4.LO友永 恭平(政経3)
12.CTB猿楽 直希(政経3)←22.市原(52分)
19川口 達慎(情コミ2) ←6.小河(64分)
5.LO大椙 慎也(法1)←18.吉田(40分)
13.CTB西村 雄大(農2)
20田川 明宏(政経2)
←9.多田(68分)
6.FL小河 康蔵(商4)
←19.川口(64分)
14.WTB斉藤 春樹(農3)
21加納 遼大(文1)
7.FL笠原 卓(法4)
15.FB高平 裕輝(法2)
22市原 祥平(政経2)
←12.猿楽(52分)
8.NO.8古屋 直樹(商3)


〜今日のコメント〜
細谷ヘッドコーチ

「Bチームに関しては、エリアマネジメントがうまくいった。帝京大に負けてからの1週間でよく修正した。接点に関しては低い姿勢で入っていた。だが、それ以上にC、Dチームの敗北は大きい。規律が守れていない。チームとして我慢しきることができなかった。C、Dチームが育つかどうか。それが強いチームになる上で重要。今日の試合は大きなマイナスだ。今日の試合でジュニアのトーナメントに進めることはほぼ決まった。来週の東海大とのジュニア戦は(ジュニアのトーナメントの)準決勝、対抗戦での慶応へ流れをつくるために重要な一戦となる」。

PR楢山(営4)
「FWもBKもやることを練習通りできた。勝負所でしっかり取れたし、モールの精度なども帝京大戦に比べるとよくなっていた。接点での攻撃をより細かくすることができた。東海大戦に勝って、帝京大にリベンジしたい。BKも頼もしい。FWがいい球を出す、いい関係。スクラム、ラインアウトの安定が絆につながる。東海大も強いので、今日の慶応戦でよくなかったところを修正していい試合をする」。

HO郷
「最初もたついたがあそこで焦らずに自分たちのラグビーが出来たのが良かった。今日はFWが崩し、BKが走りトライするという基本的なことが良く出来ていた。そこら辺はFWとBKの信頼関係なのでうまくいけばチームが良くなる。まだまだ後半の入りなど修正部分はあるのでしっかりとやってきたい」。

LO友永(政経3)
「相手のペースになる部分が何回かあったが、自分たちのプレーが良かったので大勝できた。今日はFWもBKも良かったし、東海大戦もこのままの調子でいつも通りプレーすれば絶対に勝てると思う」。

LO大椙(法1)
「この1週間は決勝進出まで後がなかったから、接点を意識してやってきた。雰囲気良くできた。試合中から円陣を組んでまとまってチームワークを意識した。それと帝京大戦での課題のセットプレーの精度も。ハイパントの後の穴も埋めることができた。前半は飛ばしていこうと思い、チームに貢献できた。次の東海大戦は出られたらこの調子を継続し、1週間濃い内容の練習をしたい」。

FL笠原
「勝ったことは本当に良かったです。2トライ以内に抑えたかったので。今日はいつも通り明治らしくやろうと思った。(これだけ点差がついたのは)しっかり前に出て、接点で勝っていたから。自分もポイントに寄れてしっかり仕事はできたと思う。ここで慶応に勝ったことでもう一度気を引き締めて、1位で勝って(2ndフェーズに)進みたいです」。

SH多田
「FWもBKもよく走っていて、接点の寄りが早く良かった。帝京に負けてから練習も接点にこだわってきたのでそれができてよかった。慶応はテンポがいいチームなので付き合わないように、自分たちのペースでFWとBKを使うことを意識した。ハイパントを使うとFWも前に出られて楽で、長石倉が良いキッカーなのでいい。BKも良くディフェンスの1対1で勝てて楽に試合を運べた。ただキックオフでミスが目立ち、課題として挙げられる。あと、SHのハイパントができなかったから出せるようにしたい。次の東海大戦では中だるみを修正して決勝トーナメントに行きたい」。

SO長石倉
「今日は負けたら2ndフェーズに進めなかったので気合いが入っていた。FWの寄りが速かったのは良かったがBKがミスをしていると信頼してもらえなくなってしまうからそこが課題。(個人的には)正面からのCKを外してしまったしプレーにムラがあるからそこが課題。もう(試合の)数をこなしているし1年生とか学年は気にされていないと思うし気にしていない」。

CTB猿楽(政経3)
「慶応に関しては)今日は強さを感じなかった。コンディションが悪かったのかもしれない。FWが走ってくれて接点で優位に立ってたのも大きいと思う。(自分のプレーに関しては)今日は初めて左CTBとして出たので、難しかった。これから左に固定されるかもしれないけど、右CTBとして溝口さんと一緒にプレーしたいってこだわりがある。1年のジュニア時代から一緒にプレーしてきたし、溝口さんにとっても一番合うプレーヤーは自分だと思ってる。右のCTBとしてAチームを目指す。もちろん、厳しいのは分かってます。けど、BチームのBKはAチームにも負けない自信がある」。

CTB西村(農2)
「今日は全体的に良かった。接点、ディフェンスは明治のいいところを出せた。個人的にはアタックでガツガツ行けなかった。ディフェンスは堅くできた。接点でFWが前に出てくれて楽だった。FWに助けられた。(次の試合に向けて)自分は一番ディフェンスに期待されている。縦に出るプレーでチームに貢献したい」。

WTB斉藤
「チームも自分も調子がいい。FWが前に出てBKにボールが回ってくるのでスピードに乗れる。個人的にはディフェンスをする機会があまりなかったけど、次の試合ではしっかりやっていきたい。プレーに波があるのでチームから信頼されるようになってAチームに絡めるようになりたい」。

FB高平
「前半は最初以外全部良かった。FWで崩してくれたのでBKは気持ちよく動けた。後半の入りは集中力を欠いてしまった。もっと強いチームだったら一気に流れをもっていかれたかもしれない。東海大戦ではそういう雑なプレーを減らしていけたい」。

PR野崎(政経4)
「今日はFW勝負で勝てた。リアクションスピードで慶応より上だった。前回帝京に負けて、今日はトーナメントに上がれるかの重要な試合だったと思うので、勝ったのは大きいと思う。(自分のプレーに関しては)まだまだですね。今日はスクラムでターンオーバーするのが目標だったが、できなかった。春の慶応戦は30分しかなかったので、やってやるぞと思ってたんですが。春はAチームを経験して打ちのめされて、どん底まで落ちた。PRの経験が1年ちょっとでも周りの目は“明治のPR”なので。Aチームに対してすごい対抗心は燃えてます。ラストチャンスをつかんで、Aチームに上がりたい」。

PR松波
「今日はみんな走れてて良かったと思う。セットプレーが圧倒できていたかは微妙だが、ディフェンスが良かった。それは走れていたから。自分はまだまだ。スクラム、セットプレーを強化していきたい。特にスクラムです。試合前のチームの雰囲気は良く、とにかく試合を楽しもうと思った。帝京以外は全勝して(2ndフェーズに)進んでまた帝京と当たりたい」。

SH田川
「今日は練習でやって来たことをやって、FWの縦で圧倒したいと思っていた。自分が入ったらテンポを上げたかった。帝京大戦との違いは接点で勝ったこと。それは相手の違いも大きいと思う。今日はFWのアタックが良かった。あと取れるところでしっかり取ることができた。反省点としては、後半の入りが悪くて相手を止められなかったこと。東海大戦までまだ時間はあるので、課題を修正して自分のできることをしっかりやりたい」。

◆2011年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
9・11関東学大明治G14時
○66−14
9・25早稲田明治G14時
○36−24
10・1帝京大明治G13時30分
●11−26
10・9慶応慶応日吉G13時
○64−12
10・16東海大明治G14時
2ndフェーズ
未定未定未定未定




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