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この日SOを務めた幸重

ラグビー部  トップクラブ強豪チームを下す/練習試合

◆12・11 練習試合(八幡山グラウンド)
▼Bチーム
○明治43{19−0、24−0}0タマリバクラブA
 Cチーム
○明治52{21−10、31−24}34タマリバクラブB
 国立競技場での早明戦から早くも1週間。白熱した試合を見せたAチームが見つめる中、B、Cチームが神奈川タマリバクラブと対戦した。タマリバクラブは昨年を含め、ここ10年間の全日本クラブ選手権で8度の優勝を誇るトップクラブ強豪チームである。「今日はジュニアも終わってBチーム最後の試合」(斉藤・農3)と意気込んで臨んだこの試合。結果だけ見れば、Bチームが43‐0、Cチームが52‐34と2試合とも勝利を収めた。しかし、内容はミスの目立つ後味の悪い試合となってしまった。

2トライを決めた朴
2トライを決めた朴

明治大学B対神奈川タマリバクラブA

 「相手が素早く、前半20分間はてこずった」(幸重・文2)という序盤。明治は思うようにペースをつかめず、守りの時間が長くなる。さらにマイボールのセットプレーも得点につながることはなく、時間を消費してしまう。流れをつかんだのは26分だった。ゴール目前でスクラムを選択。ライン際まで寄り切ると、最後はNo.8朴(商2)が中央にトライ。「モールで押して行けたりとFWでこだわる部分を出せたことは良かった」(楢山・営4)。ようやく明治の強みを発揮することとなる。5分後にはラインアウトモールで12−0。40分にまたも朴が得点を重ね、19−0で前半を終える。
 全選手を入れ替えて臨んだ後半。開始5分、相手のノックオンからフィールド中央でスクラムの機会が。それをSO茂木(商2)が後続へとパス。FB竹田(政経2)からボールを受け取ったWTB加納(文1)が追加点を挙げる。後半の半ばには中央から右サイドにかけてのゲインを許すが、インゴール手前でトライを阻止。後半も守りは健在であった。その後加納が37、40分と左サイドを突いた2トライでチームに貢献。結果、43―0と相手を零封してのノーサイドとした。その一方で「BKの動きが駄目だった。タックルが甘くなってしまい攻め込まれる部分も多く見られた」(小澤・営2)。快勝だったものの、反省のある試合内容となった。

明治大学C対神奈川タマリバクラブB

トライの応酬となったCチーム
トライの応酬となったCチーム
 0点に抑えられた前の試合の分を取り返すかのように、マイボールキックオフから明治陣内に攻め込んでくるタマリバクラブ。大学生に負けじと次々に選手がボールに絡んでいき、少しずつゲインラインを切っていく。最初は根気よくタックルに入っていた明治ディフェンスも次第にタックルを外されていった。そして9分、手薄になったポイントの上を越えられ、中央に持ち込まれ先制トライをタマリバクラブに奪われてしまう。勝ちの流れを切りたくない明治はセンターライン付近でペナルティーを獲得。それを右FL平井(法1)がクイックスタートでディフェンスのスキを突いた。止められたものの、そこからタマリバクラブがペナルティーを連発するようになり、ラインアウトのボールからFWの連続攻撃。最後は左LO南(宗・商1)が右外にトライし、難しい位置でのコンバージョンキックをSO筆谷(政経3)が沈め12分に逆転に成功した。その後両チームともトライを一つ決めて進み前半終盤の36分。ノックオンが増え決定的なチャンスが少ない中、ラインアウトから得意のモールを形成。20メートル近くをずらしながら進みインゴールへ持ち込み追加点を奪い21‐10で前半を折り返した。
 点差を広げたい明治は開始早々トライを奪い流れに乗るかと思われたが11分、敵陣深くへ攻め込みBKへ展開するも、そのボールをパスカット。ディフェンスが誰もいない状況になり、そのまま独走される。左WTB堀米(政経1)の必死の戻りも一歩及ばず、28‐15とされ、なかなか突き離すことができない。互いにノックオンが目立つようになってきたが、23分SH村島(政経1)がペナルティーに素早く反応しBKラインへ展開。数的有利の状況を作り40‐22と点差を広げていく。その後2トライを奪い52‐22と大差で終わるかと思われた試合であったが、タマリバクラブも意地を見せる。36分、キックオフを中央に転がしそのまま追ってきた選手がさらに蹴り出す。「相手の行動が読めなかった」(堀米)明治ディフェンスは反応し切れず、相手の勢いのあるオフェンスでトライを奪われた。続けざまに37分にはディフェンスのギャップを突かれ最後は大外の選手に走り切られトライ。52‐34で勝つことはできたものの、ミスで取り切れなかったオフェンスや外されることの目立ったディフェンスなど課題の多い勝利となった。

 大学選手権の初戦の相手が関西学大に決まり、大学日本一への道が始まろうとしている明治。ここでのアピール次第では紫紺のジャージーを着るチャンスはまだ残されている。「もしメンバーに入れたなら思いっ切りプレーしてチームに勢いを与えたい」(小澤)と意気込む選手も多い。B、Cチームの試合は直接結果に関わるものではないが、チーム全体のモチベーションという意味でも非常に重要な意味を持つ。残り1週間でそれぞれの課題を克服することが、紫紺、そして大学日本一への好材料となってくるだろう。

〜試合後のコメント〜
PR楢山
「(クラブチームということだったが)相手は特に気にしていなかった。今日はモールで押して行けたりとFWでこだわる部分を出せたことはよかった。今週は早明戦でディフェンスがよかったのでそのディフェンスをAチームだけじゃなく、B、C、Dチームもできるように練習してきた。その成果も出ていたと思う。ただ、アタックバランスが今後の課題だと思います」。

PR野崎(政経4)
「立ち上がりにオフェンスで受け身に回ってしまい、うまくいかなかった。ディフェンスではFWは運動量を増やしていくことを意識した。(大学選手権は相手が決まったが)格下だと思わずチャレンジャー精神を持って戦いたい。個人的にはやっぱり試合に出たい。セットプレー以外は劣っているとは思わないので、セットプレーを磨いてメンバー入りしたい」。

SO幸重
「ゲームコントロールがうまく出来なかった。これからSOもできるようになれば、幅も広がる。今日はFWが頑張ってくれていた。BKも要所で応えて、信頼を作らなければならない。接点で優位に立てなかった。相手が素早く、前半20分間はてこずった。その後修正しきれていないにしろ、0点で終えたのはいい。練習でアピールして、大学選手権のリザーブに出れるように。そうすることがチームの力につながる」。

WTB小澤
「今日はあまりいい試合ではなかった。FWがセットプレーからチャンスを多くつくってくれてトライを取れたのはよかった。ただBKの動きが駄目だった。タックルが甘くなってしまい攻め込まれる部分も多く見られた。自分としてはAチームに上がるためにアピールできるチャンスだったけどなんか不完全燃焼。もしメンバーに入れたなら思いっ切りプレーしてチームに勢いを与えたい」。

WTB斉藤
「今日はジュニアも終わってBチーム最後の試合で、最後の試合の人もいたので気持ちよくやろうと臨んだ。明治の形にもっていこうとした。ディフェンスは零封にできたが、細かいミスが多い。この課題は下のチームのではなく、チーム全体の課題。またこれから練習で改善していきたい」。

WTB堀米
「全体的にDFタックルが甘かったのでどんどんつながれてしまった。相手の動きがつかめず、がむしゃらにきていたので、圧倒しなければいけなかったのにできなかった。個人的には体力とタックルの技術を上げていかないとBチームには上がれないと思う」。

[和田孟・今野春佑]

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