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ラグビー部  帝京大に勝利、対抗戦全勝/関東大学対抗戦

◆10・13 平成19年度関東大学対抗戦Aグループ(秩父宮ラグビー場)   
▼帝京大戦
○明大24−16帝京大

〜試合展開〜
前半:明治Kick Off
4分 帝京PG成功(猿渡) 明治0−3帝京
7分 帝京PG成功(猿渡) 明治0−6帝京
26分 明治T(松本) GK失敗(井上) 明治5−6帝京
→帝京陣中央ゴールライン付近スクラムからパスを回しトライ。
31分 明治T(山本) GK成功(井上) 明治12−6帝京
→帝京陣22mライン付近ラインアウトからモール、展開を繰り返し、トライ。
34分 帝京T(猿渡) GK失敗(猿渡) 明治12−11帝京
→明治陣左10mライン付近、ラインアウトから展開し、トライ。
後半:帝京 Kick Off
17分 明治T(雨宮) GK成功(井上) 明治19−11帝京
→帝京陣左22mライン付近ラインアウトからラックを形成。展開し、モールを押し込みトライ。
28分 明治T(杉本晃) GK失敗(井上) 明治24−11帝京
→帝京陣右ゴールライン付近ラインアウトからモールを押し込みトライ。
45分 帝京T(那須) GK失敗(西村) 明治24−16帝京
→帝京陣右スクラムから展開。ターンオーバーを繰り返し、明治陣左を突破しトライ。

得点
明治 帝京
前半 後半
2 2 T 1 1
1 1 G 0 0
0 0 PG 2 0
0 0 DG 0 0
24 合計 16
 前半開始から4分、7分と自陣ゴール前で反則を犯し、連続でペナルティーゴールを奪われなかなかリズムをつかめない明治。そんな中でも、「いつも通りにFWが前に出て接点で圧倒するだけ」(上野主将・法4)。その言葉通り、選手達には焦りはなかった。26分、スクラムから出したボールを素早く展開し、ラストパスを受けた松本(法3)が相手を振り切りトライ。さらに31分にはFL山本(政経3)が混戦から相手ディフェンスを引きずりながらトライを奪い、12−6と逆転。その後一瞬のすきを突かれ相手SHにトライを許すも、前半終了間際、相手ゴールライン目前で得たスクラムでは、明治の重戦車FWが威力を発揮する。こらえ切れない帝京大はコラプシングを連発。認定トライも時間の問題と思われたが、ここで前半終了。12-11と明治が1点リードで折り返した。
 
 そして迎えた後半。開始早々、明治をアクシデントが襲う。3分にSH茂木(営4)が右足を痛めて退場。さらにその7分後、代わって入ったSH金澤(文2)も負傷し、交代を余儀なくされる。だが2人が退場したことでチームの結束は強みを増す。「SHのケガによりFWの意識が高まった」(宇佐美・文4)。ボールを持ったFWの突進からチャンスをつくり、試合は完全に明治ペースに。17分、21分と敵陣ラインアウトからモールに持ち込み、そのまま押し込んでトライ。帝京大にDFラインを破られ、ピンチを招く場面も見られたが、BK陣も激しいタックルを連発し得点を許さない。後半は帝京大の得点を1トライに抑え、攻守ともに帝京大を圧倒した。

 今回の試合も明治らしくFWが前に出て相手を圧倒。ターンオーバー直後ゲインラインを突破される場面も見られたが、BK陣も集中力を切らさず粘り強いタックルで対応した。SH2人を欠くという緊急事態もあったが、対抗戦初出場となった1年生田村(文1)が見事にその穴を埋め、選手層の厚さを見せつけた。ラインアウト、反則など細かいミスが出たものの、今年のチームはミスを全員でカバーできるのが強みだ。「チャレンジしない選手は使わない」という藤田HCの言葉を忘れずに、これからもミスを恐れず、積極的なプレーを見せ続けてほしい。

 慶大戦まであと20日。慶大は今季既に1敗しているとはいえ、決して侮れない。昨年は3点差で惜敗し、春のオープン戦は31-31と引き分けている。オープン戦では後半17−3とゲームを支配しただけに、前半の入り方に課題が残った。次戦も前半開始からFW戦で優位に立てるかがカギとなるだろう。手負いの虎相手にも集中力を欠くことは許されない。FWとBKの連携、BK陣のサインプレー、慶応スクラム対策など、チームの完成度を上げる時間はまだまだ残されている。

藤田ヘッドコーチ
「前に出てやろうという気持ちが試合の実践の中で出来ている。去年は前に出るだけだった。そこは成長している。バックスのシフトはまだまだどんどん変えていく。Jr.チームもみんな張り切っている。スクラムハーフがいなくなってから、気持ちが+になった。勝ちが自信になる」。

黒崎シニアコーチ
「今日はメンタル面でやってきたことを出すのが目標だった。ファーストスクラムを組んだ時点でいけるなと思った。普段FWだけでトライを取る練習をしているわけではなく、もっと高いレベルを見据えているので、そういう面では消化不良。ただ、これがまた一つの武器となった点で今日は自信になった。後半30分からのフィットネスを含め全体的にはまだまだ。今後はミスや反則も減らしてやっていきたい」。

山口BKコーチ
「まずは勝てて良かった。想定できない事態での勝利は、メンタル面の強さの表れだったと思う。勝ちたいという思いが選手から感じ取れた。今後はまずスクラムや前へいくことといった根底的なものをしっかり見直す。そしてここまでで確立された戦い方をひたすら反復していく。加えて今はまだ持ってない武器を増やしたいと思っている」。

HO上野主将(法4)
「前半の10分はFWで行こうと決めていた。前半はペナルティーが多く、リズムに乗れなかったが、後半はFWにこだわってペースをつかめた。接点で圧倒できたし、帝京のスクラムにも強さは感じなかった」。

PR川俣(政経4)
「最初は相手に対応できなかった。スクラムも長い時間組んだ。しかしあせらずにFWでいけたからよかったと思う。春山のおかげでリラックスして寝られた」。

PR梅原(農4)
「今日は全員の勝つという気持ちが全面に出た。後半、負傷者が出た時は、FWで行くしかないと、みんながまとまれたと思う。この試合の自信が過信にならないように、慶応戦も気を引き締めて臨みたい」。

LO雨宮(商4)
「思った以上ではなかった。その相手にもって点がとれた。ラインアウトは相手に分析されつくされた。明治が取れなかったのは悔しい。次にはそろそろサインを変えていかないといけない。スクラムについてはホイール対策をやっていた効果が出た」。

LO杉本(晃・政経3)
「ケガから復活してもいつも通りいこうと決めた。フルで出場できたのはうれしい。最後の失点はつめが甘かった。さらにプレーの精度を上げていきたい」。

FL趙(商4)
「勝てて良かった。春に帝京に負けたということもあったが、対抗戦ということで気合いも入っていた。スクラムハーフがいなくなってしまったが、FWでどんどんいけた。みんな中5日という厳しい日程だったが、練習をよくやってくれた。次の慶應にも勝ちたい」。

FL山本(政経3)
「今日は最初10分FWで行け、という指示が出ていた。先制されたが、焦りはなかった。要所要所でミスが出た。それをなくしたい。次も絶対勝つ」。

No.8宇佐美(文4)
「帝京大はFWでくると思ったので、前に出ていこうと思った。SHのケガによりFWの意識がより高まった。(自分の)突っ込んでいって倒れずラックに持ち込むという目標はある程度できたと思う。慶応は早明と当たるときは別のチームになるから、気を抜かずこれからも自分のできるプレーを最後までやっていきたい」。

SH茂木(営4)
「(負傷した右足は)これから手術をする。なんとか早明戦に間に合わせたい。負傷者が多いのに気持ちが続いていた。チームが安定していて僕がいなくても勝てると信じている」。

SO井上(情コミ3)
「勝って良かった。(試合途中からSHとして出場したことについて)SHは遊び程度にはやっていたけど、難しかった。ケガ人が続出してBKが混乱しかけたが、FWにこだわる戦術に切り替えた。ハーフタイムに圧倒できていないということを指導陣に言われ、後半は気を引き締めなおした。春に対戦した時にSO周辺で抜かれる場面があったから今日はディフェンスを頑張ろうとBKも前に出てプレッシャーをかけようと心掛けていた。FWに頼りすぎているから次の試合はBKが助けられるようにしっかり考えていきたい。早稲田戦まで全勝でいきたい。早明戦は思い入れがあり、他の試合とは気持ちが全然違う」。

SO田村(文1)
「(金澤の負傷退場により急遽出場も)やりにくさとかはなかった。基本をしっかりやれば通用するというのが分かったし、気持ちで負けないようにしたい。(次戦の慶応は)力を出し切れば勝てない相手ではないと思う。今年のこのチームで勝っていきたい」。

WTB武田(営2)
「勝てて良かった。今日は必死で≠ニいうテーマで試合開始からガムシャラにいった。立ち上がりはいつもより良かった。相手は個々のぶつかり、接点での強さがすごかった。正直、スタミナ的にきつかった。後半、SHがケガをしてからはFWにこだわった。BKは星野さんが引っ張ってくれた。個人的な課題はディフェンスで抜かれてしまった点。今後の目標はまず試合に出ること。そのためには対面には負けないようにしたいし、走りでも負けたくない。外の勝負にこだわっていきたい」。

CTB安部(法2)
「予期せぬ事態の中FWが頑張ってくれたと思う。BKにボールはあまり回ってこなかったが、相手が出てきたらしっかり勝負していた。今後の課題としては、ディフェンス。今は止めているだけのディフェンスを、止めて取り返せるディフェンスに変えていかなければならない」。

CTB衛藤(営1)
「帝京にはやはりこれまでの対抗戦とは異なる脅威を感じた。SH2人の負傷は想定外だったが、その分FWが出てくれたという感じ。自分も(途中負傷でプレーから離れたが、)どうしても勝ちたいという気持ちがあったからプレーに戻った。FWが行ったあとBKももっと前に出れるようになりたい」。

WTB松本(法3)
「帝京のキックには前に出てプレッシャーをかける作戦だった。前半はかけきれなかったが、後半はできた。DFは組織的なプレーはまだ練習していないので、早く振られたら対応できないのは現段階ではしょうがない。最後まで粘れて、トライを許さなかったのは良かった。慶応戦ではチームを救うようなトライを量産し、絶対に勝ちたい。」

FB星野(政経4)
「向こうのDFが思ったより前に出てこなくて、プレッシャーもあまりなかった。(初めてのFBだったが)他の選手たちの集中力があったので、指示をうまく伝えることができ日永田の代わりが努められたと思う。WTBとのコミュニケーションも取れていて良かった。ケガ人が出たが、FWを信じていたので不安はなかった。(右足甲の捻挫のケガは)問題ない。慶応戦も手は抜けない。(相手は)タックルがすごいので、もっと前に出て全勝で早稲田を迎えたい」。

帝京大 岩出監督
「明治のいいところが出た。相手の集中力をそらそうと球を回したが相手の方が上手だった。選手もいい勉強になった」。

帝京大NO.8堀江主将
「FW戦になると思っていた。押し込まれた。明治のいいところが出た試合だった。体をあてた感覚は予想通りだった」。

☆これからの明大ラグビー部の対抗戦の試合予定☆
対抗戦も残すは3試合。明治の熱い戦いを見逃すな!

慶大戦日時・11月3日・14時開始
場所・秩父宮ラグビー場

春のオープン戦では31―31と引き分けた相手で、去年のリベンジを目指す。

筑波大戦日時・11月18日・14時開始
場所・県営熊谷ラグビー場

慶大に今年の対抗戦で勝利。対抗戦優勝を目指すには絶対に負けられない相手。

早大戦日時・12月2日・14時開始
場所・国立競技場

伝統の一戦、明早戦。今年こそは早大を破り、9年ぶりの対抗戦優勝を飾りたい。[西村元英]

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