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選手は紫紺のジャージーに身を包んだ

ラグビー部  公式戦さながらのプレーも早慶に2連敗/チャリティーマッチ

◆4・15 オール早慶明三大学ラグビー東日本大震災復興支援チャリティーマッチ(秩父宮ラグビー場)
▼オール明治19−33オール早稲田○
 オール明治21−29オール慶応○
○オール早稲田17−12オール慶応
昨年に引き続き、早慶明の3校で東日本大震災の復興支援チャリティーマッチが開催された。OBと現役学生の混合チームで行われ、公式戦さながらの気合の入ったプレーを見せる。しかし、明治は両試合とも1トライ差以上つけられ2敗となり、会場に詰め掛けた明治ファンに勝利を見せることはできなかった。


キレのある動きを見せた渡辺選手
キレのある動きを見せた渡辺選手
〈オール早稲田戦〉
 試合開始直後から早稲田は得意とする展開ラグビーで、グラウンドを左右に広く使いながら明治陣内へと侵入してくる。しかし、守る明治もしっかりとディフェンスラインをコントロールし、決定的な突破は許さない。すると7分、ポイントの近くを攻め続けていた明治はFL千布亮輔選手(平23政経卒・現JR九州)のゲインからチャンスを広げる。そのボールをSO長石倉豪(営2=報徳学園)が内側にカットインしてきたWTB渡辺義己選手(平19政経卒・現NTTドコモレッドハリケーンズ)へパス。数的有利を作ってそのままトライへと結び付けた。しかし、すぐさま早稲田もキックオフからのカウンターで明治陣深くまで攻め込む。グラウンディングを1度は防いだもののスクラムから相手No.8に突破されてトライされた。その後、明治はお家芸であるモールからトライを奪うが、負けじと早稲田も開始から脅威であった展開攻撃で攻め立て、互いに12点を取った。その後、20、22分と立て続けに同じような形から明治ディフェンスラインが翻弄(ほんろう)されてトライを奪われ、19−26と勝ち越されてしまう。SO長石倉が先制トライと同じように内への鋭いパスからトライをアシストし一矢報いたが、その直後にも失点し試合終了。19−33と10点差以上をつけられて敗れた。




SO茂木はOBにも負けない動きだった
SO茂木はOBにも負けない動きだった
〈オール慶応戦〉
 何とか会場のファンに勝利をプレゼントしたい明治は、グラウンドを大きく使いながら攻め込む。しかし、慶応の堅いディフェンス陣を前に22m陣内になかなか侵入することができない。攻め続けるとようやく5分、SO茂木直也(商3=深谷)がパスダミーからWTB渡辺義己選手に飛ばしパスを出す。1対1の状況で相手を抜き去ってゲインし、フォローに走ってきたLO大椙慎也(法2=国学院久我山)がパスを受けてトライ。難しい位置からのコンバージョンキックもSO茂木が決めて先制した。直後、WTB小泉将選手(平24営卒・現NTTコムシャイニングアークス)が自陣5mで必死にタッチラインへ押し出すなど懸命なディフェンスを見せる。一進一退の攻防が続き互いにトライを一つずつ取り、試合は中盤へと向かった。早稲田戦同様、慶応BK陣の早い展開に明治ディフェンスラインが追い付けなくなってくると次第に試合は一方的な展開になる。明治は自陣内にくぎ付けにされてしまい、なかなか攻撃へと結び付けることができない。似たような形で大外を相手WTBに向き去られる場面が続くと、あっという間に14−15と逆転される。果敢にタックルに入り何とか慶応オフェンスを防ごうと試みる明治フィフティーンであったが、どんどん点差は開いていく。残り3分で15点差をつけられ、ついに明治ボールでラストワンプレー。現役学生、OBともに最後の粘りを見せて敵陣5mまで押し込んでいく。1度は相手に抑えられるが、スクラムからNo.8古屋直樹(商4=日川)が相手FLをかわして意地のトライを奪った。コンバージョンキックが決まると同時に試合は終了し、21−29であと一歩及ばなかった。

 震災から1年がたち震災関連の行事はどんどん減ってきている。その中でも、選手は公式戦さながらのプレーで観客を沸かせた。まだまだ調整段階で、万全でない選手が多かったに違いない。オープン戦が4月末から始まり、いよいよ今年度の明治のラグビーがスタートする。昨シーズンは年を越すことができなかった。その悔しい思いを胸に、今シーズンは例年以上の力を見せてくれるだろう。
[今野春佑]

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