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斜面でのスクラムは想像以上に厳しいものがある

ラグビー部  菅平FW夏合宿レポート!

 
 8月11〜15日、長野県の菅平高原でFWだけの夏合宿が行われた。続けて行われるBKとの合同合宿、9月に迫った対抗戦に向けて、本学の誇る重量FWの力を伸ばす貴重な5日間となった。

 強い日差しの中で行われた今年のFW夏合宿。「今年のチームは昨年の土台の上にあるチーム」と藤田HCが言うように、去年のチームより確実にレベルアップしている。その中で今回は今までにはない試みが行われた。
 
 まず、これまで実戦以外では考えられなかった早稲田との合同練習。スクラムを組んだ回数こそ少なかったものの、早稲田FWを力で上回るシーンも見られ、秋の明早戦本番に向けて収穫のある練習となった。

 次に、早稲田との練習後、東芝ブレイブルーパスでコーチ務められている釜澤晋氏を招へいして、ドライビングモールの練習が行われた。個の力で圧倒することを目標に掲げてやってきた春のオープン戦に引き続き、最初から全体で行うのではなく、まずは1対1で相手と勝負する形がとられた。

 この練習には少人数でやることによって個人の意識付けを行い、全体に戻した時にそれぞれが最大限の力を出し切るようにするという意図がある。釜澤氏、黒崎シニアコーチが毎回の選手の動きに指示を加えていき、それを何度も何度も繰り返す。回数をこなすことにより、最初は硬かった選手たちの動きも徐々に良くなっていった。

 そして最後の練習として行われたのがスクラム。この日は4チームに分かれて練習を行い、その間にはダッシュが取り入れられるなど、かなり激しいものとなった。選手たちはコーチの指示を熱心に聞き、いい動きが出来るまで何度もスクラムを組み続けた。途中には笑顔が見られる場面もあり、終始いいムードでこの日の練習は終了した。

 モール・スクラム練習が行われたのは、冬場はスキーのゲレンデとして使用されている急斜面。アップとして行われたランニングやダッシュだけでも体力的にはかなりハードな内容である。その後のメニューでも選手たちは休むことなく相手に強烈な当たりを見せていた。この日の天候も厳しいものがあり、体力の消耗は著しいものだっただろう。

 しかし、練習中に音を上げたり、ひざに手を当てて休もうとしたりといった選手の姿はなかった。ここに、この合宿前に相当な練習を積み、昨年とは違った明治の姿がうかがえる。春のオープン戦では80分安定した力を出し切れず、この動きが最初から最後まで続けば結果、内容ともにもっと違ったのにという試合が何度か見られたが、この日の練習はそんな心配を感じさせないものだった。これがBKと絡んだ時にどんな新しい「色」を見せてくれるのか、それを秋の対抗戦本番でどんな結果として見せてくれるのか、今から楽しみだ。

〜練習後のコメント〜
藤田HC
「FWに足腰の力が付いてきた。これからスクラムのオプションを教えていく。結集して前へ出る姿勢を意識していく」。

黒崎シニアコーチ
「早稲田との練習をやって今ひとつ手応えを感じなかった。だが早稲田の実力を知るという意味では、今日の練習で早明戦まで十分だった。合宿の出だしにしてはチームとしてまずまずの出来。去年は手探りの状態だったが今年は一つひとつ目標をクリアしながらやってきている。夏が終わるまでにフィトネス重視でFWの力を伸ばしたい」。

東芝コーチ・釜澤氏
「スクラムは8人対8人で組むものだが誰ひとりとしてサボることなく組むのは難しい。サボる選手をなくすために、まずは1対1で組んで意識付けをした。今日教えたスクラムでの注意やアドバイスをうまく生かしてほしい」。

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