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サイド突破をはかる川俣

ラグビー部  力出し切れずドロー/オープン戦

◆6・17 春のオープン戦 新潟県ラグビー協会招待試合
明治 対 慶応 (東北電力ビッグスワンスタジアム)
△明治31−31慶応△

前半:明治Kick Off

8分 慶応T(村田)GK成功(川本)明治0−7慶応
→明治陣内22メートルライン付近ラインアウトから右サイドに展開後、村田がサイドを   突破しゴール中央やや左にトライ。

14分 慶応T(藤代)GK成功(川本)明治0−14慶応
→明治陣内22メートルライン付近ラインアウトから、モールで前進し、最後は藤代がゴール中央やや右にトライ

17分 慶応T(保坂)GK成功(川本)明治0−21慶応
→慶応陣内10メートルライン付近からハーフキック、キック後ルーズボールを確保し、右サイドにすばやく展開。最後は保坂がゴール右隅にトライ。

22分 明治T(宇佐美)GK成功(井上)明治7−21慶応
→慶応陣内ゴール前5メートルラインアウトから、ドライビングモールを押し込みゴール右隅にトライ。

30分 慶応T(出雲)GK成功(川本)明治7−28慶応
→明治陣内ゴール前からBKが突破し、最後は出雲がゴール中央にトライ。

36分 明治T(星野)GK成功(井上)明治14−28慶応
→慶応陣内22メートル付近マイボールスクラムから、左サイドに展開し、最後は星野が相手二人を引きずりながらゴール中央にトライ。

後半:慶応Kick Off

9分 明治T(山本)GK成功(井上)明治21−28慶応
→慶応陣内ゴール前から、FWがサイドを突破し、最後は山本がトライ。

33分 明治T(宇佐美)GK失敗(奥田)明治26−28慶応
→慶応陣内22メートルライン付近ラインアウトから、モールを押し込み、最後は宇佐美がゴール中央やや左にトライ。

34分 慶応PG成功(川本)明治26−31慶応

43分 明治T(杉本)GK失敗(奥田)明治31−31慶応
→慶応陣内ゴール前5メートルマイボールスクラムから、スクラムを押し込み、最後は杉本がゴール中央やや左にトライ。
 今季オープン戦の執りを飾る伝統の春・明慶戦。圧勝で締めくくりたかった明治であったが、慶応のプレッシャーから細かなミスを連発。ノーサイド寸前、スクラムトライで同点に追いつくも、消化不良な試合となった。
 夏の日差しが眩しい新潟の地で行われた春の明慶戦。関東学院戦に劇勝し、早稲田戦は惜敗も、グッと手応えをつかんでいた明治にとって、慶応戦は、すべての点で「圧倒」がテーマ。だがゲームは思わぬ展開となった。
 明治キックオフで始まったこの試合、FW戦で優位に立ちたい明治は接点で果敢にファイト。一気に流れをつかもうとする。
 直後のファーストスクラム。慶応マイボールも明治がプッシュ。FW戦でプレッシャーをかけ続け、先取点をもぎ取りたい明治だったが、ペナルティによりチャンスを逸してしまう。
 前半8分、相手SO川本好タッチキック後の慶応ラインアウト。慶応マイボール確保からルーキー村田に、サイドを簡単に突破され先制を許してしまう。
 「最初の入り10分が大事だったが、気持ちがどこかで抜けていた」(山本・政経3)。
その後も、明治のハンドリングミスやペナルティの隙を見逃さない慶応につけこまれ、前半20分までに3連続トライを献上。
 明治もお家芸・ドライビングモールでようやく反撃するも、FWの集散の早さ・しつこいディフェンスで上回る慶応から流れを呼び込めず、前半を14−28のダブルスコアで折り返す。

 修正したい明治は後半、敵陣での戦いを徹底。FWはサイドを突き着実に前進し継続を意識。BKは積極的にワイドにアタック。リズムをつかみ始め、今季進化の一端を見せる。
後半9分、反撃のトライはBKの大きな展開から。最後は山本が密集での『強さ』をみせ、21−28。差は1トライ1ゴール。
だがその後が続かない。
 執拗に慶応陣で圧力をかけ続けるも、耐える慶応に自滅の明治。同じミスを繰り返し、フラストレーションがたまる展開に。戦い方を徹底するもなかなか継続できない。「ミスがミスを生んでいい流れをつかめなかった」(星野・政経4)。
後半33分、宇佐美(文4)のトライで26−28。ようやく射程圏内にとらえるが、ペナルティゴールを追加され26−31。
 ベストハイライトはノーサイド直前。慶応陣ゴール前でペナルティを獲得し、迷わずスクラムを選択。FW8人で円陣を組み士気を高める。「絶対獲ってやる」(土井・政経3)。数回の組み直しも、最後は押し込み同点のスクラムトライ。「唯一の収穫」(藤田ヘッドコーチ)はリザーブの第1列でもぎ取り、底上げの成果も見えた。
 後半は17−3とゲームを支配。スコア以上に、慶応に時間帯を作らせなかったのは収穫だった。「(最低でも)後半の戦いが80分間できなければならない」(上野主将)。手応えと悔しさを感じてのノーサイド。宿敵との2007春・新潟決戦は31−31の引き分けに終わった。

 「最初の部分で気持ちが入っていなかった」(上野主将・法4)。試合すべてを象徴してるこの言葉。最後まで影響した試合入りの大切さ。春に目に付いたパフォーマンスの波。今後、精神的にも技術的にもすべてを出し切る努力が不可欠。力の積み重ねには手応えを感じているだけに、パフォーマンスに安定感をもたらし、夏以降のチーム力向上につなげたい。

〜試合後のコメント〜
藤田ヘッドコーチ
(第一声は)「今日はすべての点で、『圧倒』出来なかった。これは気持ちの問題が大きい」。(ハンドリングミスが多かったが?)「ミスは必ず起きるもの。ミスが起きた時、全員でカバーできるのが今年のチーム。去年はそれが出来なかったからリスクの少ない戦い方を選択したが、その点、今年はリスクをおかしてでも、積極的にいける。ミスした点は練習で修正したい」。(春シーズンを振り返って)「選手はどうやったら勝てるのか、現実として見えてきていると思う。今年はFWだけでなく15人みんなで戦えている」。(今後に向けては?)「夏でさらにレベルアップして、12月の明早戦に100%にもっていく」。
黒崎コーチ
「慶応は良いプレッシャーをかけてきていた。接点の圧倒ができなかったのは、気持ちの部分が大きい。今日の試合の収穫は最後のスクラムトライだけ。一列が交替した2本目の選手で取れたのは良いこと」。
HO上野主将
「最初の部分で気持ちが入っていなかった。後半のプレーが80分間通してできなければ意味がない。全体のリズムもかみ合っていなかった。ここまで順調にきているが、まだまだ試合にムラがある」。
PR川俣
「ミスが多く自滅してしまった。試合前からどこかで気が抜けていたのだと思う。明治はスイッチが入るのが遅いので、最初から力を出しきらなければならない。今日は接点での仕事量がもうひとつだった。寄りだったり、ブレイクダウンの部分」。
PR梅原
「まず何より気持ちが入ってなかった。気持ちを出して戦わなければならない。FWで圧倒できず、流れを作れなかった。ブレイクダウンで、人をかけられなかったし、二人目のサポートが遅かったりして、BKに良いボールを出せなかった。ただセットプレーは安定していた」。
LO杉本(晃)
「全体的にミスが多すぎた。接点がダメでFWの玉出しが悪かったことがBKのミスにもつながった。引き分けとはいえ関東、早稲田といい雰囲気で自分たちのラグビーができていたのに、今日は良くなかった」。
LO坂本
「今日は前半の入り方が良くなかった。上野が挑戦者の気持ちでいこうと言っていたのに、徹底仕切れなかった。ラインアウトは少し不安定だったけど、スクラムはかなり良かったと思う。今は『接点の圧倒』がテーマだから、ヒットに留まらずに相手を倒して自分たちが立っているイメージを目指したい」。
FL成田
「個人的に今日は悔しい。でも、紫紺ジャージーは練習着の試合より重みがあるのを本当に感じた。仲間にも色々アドバイスをもらえたし、今後もまた一から頑張りたい」。
NO・8宇佐美
「今日はオープン戦の総決算だったから結果を残したかった。立ち上がりから慶応の勢いにのまれてしまった。今日は立て直せたが最初からやらなければいけない。スクラムは回された時もあったが試合中に修正できた」。
SH金澤
「今日の自分の点数はマイナスでもいいくらい(良くなかった)。試合結果に責任を感じる。FWから良いボールが出なかったから、自分たち(HB陣)がテンポをつくらなきゃいけなかったのに、それができなかった。今年はBKがいいからチャンスを外につくれるし、良いテンポでボールを供給できるように修正していきたい」。
SO井上
「今日の試合のテーマはいつも通り「圧倒」だった。特に慶応対策や戦術的に普段と違うことなどしなかった。正面から相手をぶっ潰すのみ。慶応の選手はボールに対する反応が早かった。ブレイクダウンしてから素早くタックルしてきた。試合の流れを組み立てられなかったのはSOとしての自分の力量が足りないから。まだまだです。他のBK選手との連携が良くなかったが、今後どう改善するかは自分次第」。
WTB奥田
「80分間圧倒することができなかった。慶応に対してチャレンジャーという意識が足りない、最初は慶応を軽視していた。実際の慶応は、捨て身のタックルが効果的でとても前に出てきていた。(早稲田や関東学院と比較すると)プレッシャーがすごく、相手が出てくることに対して明治は受け身になってしまっていた。夏に向けて、今やってることをミスを減らしながら継続していく」。
CTB安部
「スクラムで圧倒できたし、コンタクトも負けてなかった。しかし勝てる試合だと心のどこかで感じていたことが悪い形で試合に出てしまった」。
CTB星野
「FWが前に出てBKも続いて出ることがゲームプランだったが、ハンドリングミスが多発したり、FWがバテたりしたせいか思い通りできなかった。個人的にもノータッチやノックオンなど基本的なミスをしてしまった」。
FB日永田
「今日は気持ちがゆるんでいた。勝手に個人プレーに走る選手もいてチームとしてのプレーができなかった。だが試合をやりながら修正した。余計なことはせずにできる限りシンプルにやることだけを心掛けた。後半はチームでやることをしっかり決めたら楽になれた。うちのハーフバックスは、相手ディフェンスのプレッシャーがきつかったためにゲームを作れていなかった。夏に向けての課題は今やっていることを「継続」すること。ブレイクダウン時に積極的にいかなければいけないし、FWは受け身にならないようにしてほしい」。
WTB山口
「気持ちが入っていなかったのがすべて。技術面の問題はそれほど感じていないので、練習でも常に気が入ったプレーをしていかなきゃいけない。毎試合同じ課題が出ているから、そろそろ考え直さないと」。
PR土井
「(途中出場でも)スクラム、ブレイクダウンで仕事ができて良かった。代わった3年生だけの一列で(試合終了間際の)スクラムトライを取れたのが嬉しい」。
HO仲西
「(慶応のスクラムについて)脅威はなかった。途中出場だったが、相手を崩してトライを一本とってこようと考えていたのでスクラムトライが決まって良かった」。

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