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スクラムから試合の流れを変えた

ラグビー部  後半に調子を上げ青学大に大勝/関東大学対抗戦

◆9・9〜12・2 平成24年度関東大学対抗戦リーグAグループ(国立競技場他)
▼10・7 対青学大戦(県立敷島公園サッカー・ラグビー場)
 〇明治68{14−8、54−0}8青学大

◆スコア◆
明治
青学大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1454
68
合計

 開幕連勝スタートで迎えた青学大戦。ケガでNo.8堀江恭佑(商4=東京)などFWの主力を欠き、前半は苦しい戦いを強いられた。しかし、後半は攻撃がつながり、得点ラッシュ。前半は1トライのリードだったものの、結果的には10トライを奪う大勝を収めた。多くの選手がヤマ場と語る21日の筑波大戦に向け、大きな弾みとなった。

 
試合開始直後のトライで勢いに乗った山口修<br>
試合開始直後のトライで勢いに乗った山口修
青学大のキックオフミスで得たセンタースクラムから、SH山口修平(政経3=佐賀工)がまさかの独走トライ。ほとんどの選手がボールにさわる前の得点に会場は騒然とし、選手も「今日はいけると思ってしまった」(山口修)。立て続けに得点を重ねたい明治だったが、連続でペナルティーを取られ、なかなか攻撃のリズムに乗ることができない。次第に青学大ペースになると、モールを押し込まれ8分に失点。ブレイクダウンにおいても青学大の早い寄りに対応できず、ターンオーバーを許す場面も見られた。立ってつなぐプレーでゲインし、13分にモールから14−5とする追加点を奪うも、ミスが目立ちなかなか突き放せない。すると、前半終了直前に青学大の選手がFB高平祐輝(法3=国学院久我山)のキックをチャージし、ボールが無人の明治ゴール前に転がる。一時はボールを保持したが流れから明治がペナルティーを取られると、青学大がPGを決めて14−8と僅差で前半を折り返した。

 
西村は攻守において力強さが光った<br>
西村は攻守において力強さが光った
後半に入ると右FL竹内健人主将(営4=天理)の「変なことはせず、明治のラグビーをやろう」という声でまとまり、明治のオフェンスが機能する。最初のきっかけは、スクラム。8分にスクラムトライを奪うと、16分に一度は失ったチャンスをスクラムからターンオーバーし突き放した。28−8とすると「スクラムトライを取れたところからFWとBKが一体となれた感じはある」(榎真生・政経4=流経大柏)。その流れから体格差を生かした力強いゲインを見せて左CTB西村雄大(農3=高鍋)がトライ。BKを中心に後半20分から5トライを奪う猛攻を見せる。最後は、今季8個目となる山口修のトライで試合を締めくくった。

 後半は自分たちのペースで試合ができたが「今日のようなペナルティーの多さでは筑波大には勝てない」(榎)。残る対戦相手は次戦の筑波大に加え、伝統校の早稲田、慶応と王者・帝京。強豪校との試合では今日の試合以上の完成度が求められてくる。


[今野春佑]




◆対抗戦 対青学大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営2=常翔学園)
9.SH山口 修平(政経3=佐賀工) 
16圓生 正義(政経3=常翔学園)
2.HO石沢 敦(文4=国学院栃木)
10.SO染山 茂範(政経4=佐賀工)
17松波 昭哉(政経2=東福岡)
3.PR榎 真生(政経4=流経大柏)
11.WTB加納 遼大(文2=常総学院)
18寺田 大樹(文2=秋田工)
4.LO友永 恭平(政経4=常翔学園)
12.CTB西村 雄大(農3=高鍋)
19朴 鐘圭(商3=大阪朝鮮)
5.LO南 宗成(商2=大阪朝鮮)
13.CTB猿楽 直希(政経4=東福岡)
20田村 熙(営1=国学院栃木)
6.FL大椙 慎也(法2=国学院久我山)
14.WTB斉藤 春樹(農4=札幌山の手)
21西橋 誠人(商2=桐蔭学園)
7.FL竹内 健人(営4=天理)15.FB高平 祐輝(法3=国学院久我山)
22村井 佑太朗(政経2=秋田工)
8.No.8古屋 直樹(商4=日川)



試合後のコメント
右PR榎真生(政経4=流経大柏)

「前半の入りが悪過ぎた。FWでミスが多かった。チームがバラバラになっていたのが原因だったと思う。後半は(竹内)健人の『変なことはせず、明治のラグビーをやろう』という声でまとまった。スクラムトライを取れたところからFWとBKが一体となれた感じはある。個人的には久々のスタメンだったが、良かったと思う。ラックでのミスが多かったのでそこは直したい。今日のようなペナルティーの多さでは筑波大には勝てない。青学大の2枚目の寄りが早かったのもあるが取れるところで取り切れなかった。ただ悪いなりに1トライに抑えられたし、次までにしっかり準備しようと思う」

右LO南宗成(商2=大阪朝鮮)
「前半少しブレイクダウンで押されてしまった。FWから崩れちゃって、そのままBKもミスしてしまい、自分もミスしてしまった。前半で交代は悔しいです。でも今日の試合は過ぎたことなので、ジュニア戦の帝京大戦に備えて、初心に戻ってやりたいと思います」

右FL大椙慎也(法2=国学院久我山)
「前半は受けに回ってしまった。攻める気持ちが少ない。(個人的には)前の2試合よりボールを持って走れたので良かった。(次の試合は)出られるかどうか分からないが、出られたら思い切りやりたいです」

No.8古屋直樹(商4=日川)
「今日の試合ではいつものメンバーが抜けてチームががらっと変わって、雰囲気が悪くなった時に対応することができなかった。この試合展開はちょっと予想していなかった。試合をやっていて、あれ?と。ハーフタイムでは、チームがバラバラになっているから、15人で勝ちに行こうとみんなで話した。前半は、接点はオッケーだった。FWのポイントの集散が遅かった。モールで1本取られて崩されてしまった。青学大は、早稲田、帝京大との試合を観て、ディフェンスが甘かったし、しっかり自分たちのラグビーをすれば勝てると。そこは心配はしていなかった。先発としての出場は今シーズンは初めてで、思うことは色々あるが、一つ一つ自分の仕事をしていくだけ。今日は良くなかった。もっと走って仕事をしなければいけない。No.8というポジションにこだわりがあると言えばあるが、どこのポジションでも、Aチームで出場できるチャンスがあるなら、頑張りたいと思っている。次の相手は筑波大だが、メンバー全員でしっかりと自分たちのラグビーをして勝ちに行きたい」

SH山口修平(政経3=佐賀工)
「前半、速攻でトライを取れたので、今日はいけると思ってしまった。それで個々のプレーに走って、みんな前に出たいしトライを取りたいと、個々のプレーになってしまった。明治は今、あまりFWで点を取れていない。なのにFWで(トライを)取られてしまったことはダメージが大きい。決して甘く見ていたわけではない。でもみんな個々でいきたがって、みんなボールキャリアーになりたいのでサポートが足りなかった。接点で苦しいときがあったのは、何本か自分がさばける場面もあったと思う。筑波大戦で、個々のプレーをやったら負けてしまう。この試合で苦しんだところは、ディフェンスとチームで戦う意識。自分としてはボールのさばき。他のSHなら(ボールを)さばけていたんだろうなという場面もあった。これからの練習で修正していきたい」

SO染山茂範(政経4=佐賀工)
「やろうとしていたノーペナルティーができず、今日のゲームは完全な自滅。(公式戦に)初めて出るやつ、慣れていないやつがいて緊張していたり、気持ちが高ぶり過ぎていたのかもしれないが、そういうのは分かっていることで、もっと練習からしっかり取り組んでいかないといけないということだと思う。後半は個の力としてこういう結果になったのであって、成果、収穫は全くない。筑波大戦に向けては、また一からやり直していかないといけない。初心に戻って臨まないといけない」

左CTB西村雄大(農3=高鍋)
「金曜日に腰を痛めててあまり調子がいいとは言えない状態だったが、攻守ともに大分いいイメージで試合ができた。ケガの影響で欠場する選手が多くなっていつもと、メンバーが異なっていたこともあり、まとまりがなかった。コミュニケーションがとれていなかったし、前半は得点を取り急ぎ過ぎた。2週間次の対抗戦まで空くので一人一人のタックルを上げていきたい。筑波大戦にかぎらず、これからの試合は本当にタックルがカギになる」

右CTB猿楽直希(政経4=東福岡)
「見ての通り。全体としては前半の入り、運動量の部分でBKもFWも悪かったところがある。一人一人の気持ちの持ちよう。自分のどこかに誰かがやってくれるだろうという気持ちがあったと思う。今度は自分がボールが持つ。今回の試合での自分の出来は0点に近い。やりたいことがあまりできなかった。最近、がむしゃらになってやるということをあまりやっていなかったし、チームのためということを一番に考えていた。自分ががむしゃらにいくっていうことを最近やっていなかったけど、そこの見極めも大事だね。チームもうまくコントロールしつつ、がむしゃらさを取り戻す。次は0点に抑えようと思う」

右WTB斉藤春樹(農4=札幌山の手)
「チームとしてノーペナルティー、ノートライに抑えることが目標なので前半は全然駄目でした。それでも後半いい流れだったし、それを試合開始からやれるようになれなきゃいけない。個人的には2トライ取れたのも良かったし、FWでも出場した。どんな状況でも自分自身の力が出せるようにやっていきたい。(次の筑波大戦は)ここ2試合竹中、彦坂の両WTBにやられているのでやり返したい」

HO圓生正義(政経3=常翔学園)
「チーム全体では、ノーペナルティーでミスを少なくしようと意識していたが青学大のブレイクダウンのプレッシャーで崩されてしまったのが前半に出た。後半は接点を意識して、やっと明治らしさが取り戻せたと思う。個人的には出場時間が短くて何とも言えないが、徐々に流れが明治に傾いていたのでもっと流れに乗り切れるように頑張った。でもちょっと時間が足りなかった。紫紺を着られたというのがとてもうれしいのでまたこの気持ちを味わえるように、Bチームで出させてもらったときも活躍したい」

LO寺田大樹(文2=秋田工)
「後半からだったが、40分最初から最後まで、自分を出し切れた。前半がやはり良くなかったので、その流れを自分から変えられるように。前半はFWのサポートプレーが遅かったので、運動量を多くすることを心掛けた。今回の自分の出来はいい方だと思う。今まで試合に出ていなかったので、いいアピールになった。次の筑波大は昨年負けている相手なので、先輩たちの分も精一杯プレーしたい」

No.8朴鐘圭(商3=大阪朝鮮)
「前半流れが良くなかった中の途中出場で、チームを立て直すプレーができた。個人としてはボールを持ったらチームに貢献することだけを考えた」

FB田村熙(営1=国学院栃木)
「少ない時間だったが、出場できるチャンスをもらえた。緊張はあまりなかった。前半の流れが悪かったので、いい流れに持っていけるようなプレーを心掛けた」

FB村井佑太朗(政経2=秋田工)
「5分しか出場しなかったので、ボールにあまり触れなかったが、一度ボールに触れたのは良かった。次の帝京戦は、ジュニア戦の中で一番強い相手だと思うので、Bチームがここまで内容が良いし、そのままの流れでいきたい。Aチームに上がれるかは分からないが、筑波大戦は頑張りたい」


◆2012年・関東大学対抗戦Aグループ明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
9・16立大月寒13時
○96−0
9・23日体大熊谷15時
○52−5
10・7青学大前橋14時
○68−8
10・21筑波大水戸14時
○31−27
11・3慶応秩父宮14時
○42−14
11・18帝京大秩父宮14時
●20−45
12・2早稲田国立14時
大学選手権
未定未定未定未定


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