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入念な準備がよいフライトにつながる

航空部  課題が残る団体4位、さらなる躍進を目指す/東京六大学対抗グライダー競技会

◆9・15〜22 第15回東京六大学対抗グライダー競技会(妻沼滑空場)
▼4位 明大 2809点

大空を舞台として活動している航空部。優勝を目指し日々努力を重ねている。今年の大会は4位という結果に終わったが、それまでに航空部の部員達は努力を惜しまず日々の練習に懸命に取り組んでいる。

 「人とは違う活動をしたい」という理由で入部した菅田英治(法4=修道)。また体験入部の際にできる体験フライトでグライダーの魅力を知り、入部した選手も少なくない。

 金曜日の夕方から練習で使用する機体の準備を始め、土曜日、日曜日の終日練習に臨む。しかし、その終日練習の中で実際にフライトできる時間は少なく、滑空路の準備などが多くを占める。「飛ぶ前の準備が本当に大事。そうでないと大きな事故につながる」(大川暢介・国際4=成田国際)。危険が伴う競技であるため機体や滑走路の整備などの入念な準備が不可欠だ。

 選手達が最終目標としているのは試合に勝つこと。グライダーの試合はスタートから何点かあるチェックポイントを通過し、スタートのところまで戻ってくるタイムで競い合う。機体にはエンジンが搭載されていない。滑空時のエネルギーと風の動きで飛び立つため、日々の練習では上昇気流をとらえる練習を主に行っている。最初の滑空時のエネルギーだけではフライト中に高度下がり、速度も落ちる。なので、途中で上昇気流に乗り機体の高度を上げるという技術が必須だ。フライトの行く末を左右するのは予測のつかない天候であるため、非常に風を予測するのは難しい。試合で勝つために選手達はその見えない相手と戦っている。

 そして上位進出を目標に臨んだ今大会。ノーコンテストが多かったが、選手達は最後まで集中力を切らさず試合に臨んだ。大会初日のフライトでは伊藤怜(理工3=稲毛)が900点をマークし、初日で個人1位という結果を収める。それ以降の日程では天候に恵まれずノーコンテストの日々が続き、迎えた大会6日目。雲の状況が良くないのにもかかわらず菅田が減点されない丁寧なフライトで個人2位という結果を収めた。そして7日目でもまた菅田が活躍した。しかし惜しいところで高度が足りなくなり得点とはならなかった。そのまま大会は最終日の8日目を迎え、団体4位という最終結果で幕を閉じた。
空へ飛び立つ選手
空へ飛び立つ選手


 昨年と違い、今年の大会では主将だけでなく部員一人一人がチームに貢献した。順位は昨年より一つ下がったが、チーム力は確実に上がってきている。今大会で見つけた課題をしっかりとこなし、チームが一つになって団結力をあげていけば来年もっといい結果をおさめることができるに違いない。

 グライダーには1人で乗り込んで操縦桿を握るが、一つの機体が飛び立つためにはそれまでに部員全員の機体整備などの助けがある。操縦士はその協力者の思いも一緒に乗せて飛び立つ。1人ではなくチームで飛ぶという姿勢でこれからも空に挑戦していく。

[沼田亮]

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