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ラグビー部  白星発進、収穫と課題浮き彫りに/関東大学対抗戦

◆9・18 平成18年度関東大学ラグビーフットボール対抗戦Aグループ(秩父宮ラグビー場)
▼立大戦 ○明治53−17立大

前半:明治Kick Off
3分 明治T(笠原)GK失敗(井上)M5−0R
→立大陣10m、ラックを連続で形成し、塩谷、日永田とつなぎ笠原が抜けゴール左に先制トライ。
8分 明治T(日和佐)GK成功(井上)M12−0R
→立大陣ゴール前、ラインアウトからモールで押し切りゴール左に日和佐がモールトライ。
15分 立大T(小林)GK失敗(木暮)M12−5R
→明治陣ゴール前、ラインアウトより高須から木暮とつなぎ、小林にトライされる。
18分 明治T(山本)GK成功(井上)M19−5R
→立大陣10m、ラインアウトより塩谷、井上とつなぎ、山本が抜けゴール中央にトライ。
32分 明治T(日和佐)GK成功(井上)M26−5R
→立大陣ゴール前、ラインアウトより雨宮がキャッチ、そのままモールで押し日和佐がゴール右にモールトライ。
35分 立大T(金岡)GK失敗(木暮)M26−10R
→明治陣10m、立大スクラムよりボールをつながれ、金岡にトライされる。

後半:立大Kick Off
1分 明治T(日和佐)GK失敗(井上)M31−10R
→立大陣22m、ラインアウトより雨宮がキャッチ、そのままモールで押し日和佐がゴール右にモールトライ。
14分 明治T(日和佐)GK失敗(井上)M36−10R
→立大陣ゴール前、ラインアウトより雨宮がキャッチ、モールで押し日和佐がゴール左にモールトライ。
20分 明治T(濱島)GK失敗(湯本)M41−10R
→立大陣22m、ラインアウトより日永田、星野とボールをつなぎ濱島がゴール左にトライ。
29分 明治T(日和佐)GK失敗(湯本)M46−10R
→立大陣ゴール前、ラインアウトより雨宮がキャッチ、そのままモールで押し切り日和佐がモールトライ。
33分 明治認定T、GK成功(湯本)M53−10R
→立大陣ゴール前、立大のコラプシングにより、認定トライの判定。
42分 立大T(吉原)GK成功(木暮)M53−17R
→明治のペナルティより、明大陣ゴール前で再開後、ラックから吉原にトライされる。
 とうとう対抗戦が始まった。藤田ヘッドコーチが就任して初のリーグ戦となる今季は、合宿でも特にFWを重点的に強化するなど、故・北島忠治監督時代への原点回帰を目指した。そのFWが強い攻撃を見せられるのか、そして課題とされていたディフェンスはうまく機能するのか、そしてなによりも全盛期の明治をほうふつとさせる面白い試合が今年見られるのだろうか。

 試合は前半3分、ラックから笠原(政経4)が抜け、先制トライ。さらに8分にもモールから日和佐主将(営4)がトライし、立大を大幅に引き離して勝利するかに思われた。しかし立大は明治のスキを狙っていた。明治ゴール前でのミスからボールを奪われ、ディフェンス陣は必死に相手の突破を防ごうとするが、最後までタックルが決まらず立大にトライを献上。その後18分にトライを決めたものの、それからFW陣がなかなか前へ攻こむことができない。それは藤田ヘッドコーチからの「FW、今日どうした!?」という言葉からも、FWがいつもよりも動けていないことがうかがえる。ようやく32分にモールからトライすると、明治らしい攻撃ができるようになった。だが、直後の35分、ボールをうまくサイドに展開された末、簡単にディフェンスラインを突破されてしまい、そのままトライを許してしまう。立大に要所で得点を積み重ねられ、明治リードではあるが、リズムをつかみきれないまま前半を折り返した。

 後半はFWがうまく機能し、立大をパワーで圧倒した。後半1分と14分ともモールで押したところを日和佐主将がトライを決めるなど、試合の流れは徐々に明治ペースへ。さらにFW陣は攻撃の手を緩めない。20分にラインアウトからパスをつないで濱島(政経4)がトライをあげると29分と33分にもモールから得点する得意の攻撃パターンで勝利を決定付けた。しかし、前半の失点からも分かるようにディフェンスの強化という課題が浮き彫りになった。強固なディフェンス作りがより良い試合の絶対条件であることを思い知らされることとなった。

 この日のディフェンスだが、相手のFWに突破される場面が多々あった。タックルが高めに入るなど完成度は不十分だ。さらに相手のフェイントにディフェンスが翻弄されるような、危ないシーンが何度もあった。そして、試合終了間際のロスタイムには集中力が切れたのか一瞬のスキを突かれ、ラックからトライを決められてしまう。油断から生じたトライを最後に決められてしまい、そのままノーサイド。なんとか後半は0点に抑えたかったところだが、なんとも課題の残る結果となった。

 対抗戦が始まり、ここからが本番。ディフェンスを立て直さなければこの先、楽な試合というものは無くなるだろう。FWとBKがさらにコミュニケーションを取り、助け合うチームになれば互いの不足しているところを補完し合えるチームになる。チームが一丸となってディフェンスがしっかり相手の攻撃を防ぎ、FWが今まで以上に前へ押していければさらに大きな点差で快勝できるはずだ。次節の筑波大戦でどんなラグビーを見せてくれるのか、今後に期待したい。


〜試合終了後のコメント集〜

藤田ヘッドコーチ
 「ディフェンスの整備が遅れていることはないが、動きの約束がなされてなかった。練習から常にフィールドでの状況判断を話してプレーするように言っている。アタックで密集周辺をついたのは普段の練習通りだが、個人で持っていこうとしすぎていた」
FL 日和佐主将(営4)
 「ディフェンスに甘さが出てしまった。FWも初戦にしては動けたと思うが、まだまだ走れる。次の試合に向けディフェンスを中心に修正していきたい」
HO 上野(法3)
 「今日の試合は相手を0点に抑えたかったが、それができなかったのはディフェンス時のコミュニケーションの悪さが原因。次の試合はしっかりしたディフェンスで相手の攻撃を抑えて、FWで前に出て行くラグビーをしたい」
PR 梅原(農3)
 「セットプレーが安定していて良かった。でもゲームプランが思い通りにいかなくて、もったいないトライを取られてしまった。(次節、対戦校の)筑波大には春に負けてしまったから、今回はスクラムとモールで圧倒して勝ちたい」
LO 田中(政経4)
 「もっと点が取れたし、DFもよくなかった。セットについてはラインアウトはよかったけど、キックオフとかは課題が残った。FWの裏側で流しているから、CTBの内側をやられることが多かった」
LO 雨宮(商3)
 「今日はシーズンに不安を残す結果となってしまった。まだまだ個々のタックルが甘い。FWはモールで押せたから良かった。次の試合はもっと声を出して盛り上げていきたい」
FL 山本(政経2)
 「まだディフェンスが課題。ボールを持っている人のサポートができなかったのは残念。収穫としては、チームの強みでもあるモールが低くて効果的だった点」
No.8 杉本(晃・政経2)
 「ペナルティーで流れがつかめなかったが、モールで取れていて良かった。ディフェンスを修正していきたい」
SO 井上(情コミ2)
 「GKは精度を上げていかないといけない。試合の流れが単調になってしまい、リズムを作れなかったのは反省点。個人的に今日は対抗戦初出場だったが、変に緊張しなかったので良かった」
CTB 笠原(政経4)
 「前半2本トライをとられたのは正直、油断があったと思う。シャットアウトしなければならない試合だったのにできなかった。意識統一を図って次の試合に臨みたい」
CTB 日永田(商3)
 「意思統一ができていなかったため、動きがちぐはぐになってしまった。モールを計算してできていて良かった。対抗戦は序盤弱いところが続くので、徐々に良くなっていけばいいと思う」
WTB 濱島(政経4)
 「初戦、という感じだった。立教のタックルを見習いたい。雨でBKにあまりボールが回ってこなかったけれど、次につながる試合になったと思う」
FB 松本(法2)
 「立教は強いわけじゃなかった。相手に合わせてしまって、こちらのペースにできなかった。後は気持ちの問題。余裕を持って次の試合に臨みたい」
HO 杉本(剛・商4)
 「FWが前に出られていてよかった。明治らしいラグビーができれば勝てる。筑波戦はスターティングメンバーに入れるように頑張る」
FB 奥田(政経2)
 「前半始まってすぐは明治らしいプレーができていた。雨が降った時くらいからディフェンスが抜かれることが多くなり、失点してしまった」

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