スケート部(スピード部門) シーズン開幕もレベルの差を痛感…/全日本距離別選手権
下級生ながらチームを引っ張る小川
◆10・27〜28 SBC杯第19回全日本スピードスケート距離別選手権大会(エムウェーブ)
▼男子500m(2本合計)
19位小室 73秒77
20位田中 73秒82
21位奥村 73秒94
22位荻野 74秒06
28位北澤 74秒56
31位古市 75秒96
▼男子1000m
24位奥村 1分13秒13
31位荻野 1分13秒72
37位小室 1分14秒12
42位田中 1分14秒69
43位北澤 1分14秒86
48位古市 1分16秒77
▼男子1500m
20位小川 1分52秒90
21位新山 1分52秒92
47位竹田 1分56秒11
▼男子5000m
13位小川 6分48秒01
19位新山 6分51秒85
25位竹田 7分05秒71
全国トップレベルの選手が集う大会で、その差を痛感した。シーズン開幕を迎えて臨んだ今大会。「高校生など全体のレベルが上がっているので、それに付いていかなければいけないと感じた」(小林忍主将・政経4=小海)と新たな課題が見つかるスタートとなった。
今大会はワールドカップ前半戦の派遣選手選考会を兼ね、バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した加藤条治選手(日本電産サンキョー)、女子では小平奈緒選手(相澤病院)や高木美穂選手(帯広南商)などトップアスリートが集結した。明大からは出場資格を持つ11人が挑む。しかし、シーズンの始まりということもあり「仕上がりはまだまだ」(小川新太・政経2=白樺学園)と昨年を上回るには一歩及ばなかった。初めに行われた男子500mでは、明大から4人が出場。日本電産の加藤選手が34秒64の国内最高記録を打ち立て会場が歓喜に包まれる中、明大勢は小室拓也(政経4=白樺学園)の19位が最高。思うようにタイムが伸びなかった。
男子1500m、男子5000mでは小川がそれぞれ20位、13位でフィニッシュ。どちらもチーム最高成績を飾った。1500mは「思っていた通りのレースができて良かった」(小川)と昨シーズンを上回り納得の表情を見せた。しかし、5000mでは昨年同様のタイムに悔しさをにじませる。「そこがまだ成長できてないと思った。その分レースの内容が良かったのでそこを反省材料にして頑張りたい」(小川)。大舞台のインカレへ向けて着実な一歩となった。
「3部門の総合優勝を目指している」(小林)。現在明大は11年連続で総合優勝を継続しているものの、スピード部門は2年連続5位と5年間優勝から遠ざかる。「今年は少しチームの状況が厳しい状態」(小川)の中での戦いとなる。しかし「最後くらい優勝して出ていきたい」(小林)と主将を含め、選手たちの思いは強い。古豪復活へ飛躍のシーズンとするべく、新たな挑戦が始まる。
[千島良太]
試合後のコメント
小林
「4年生としては最後の年なので頑張りたい。最後くらい優勝して出ていきたい。3部門の総合優勝を目指しているので、スピードが足を引っ張らないようにしなければいけない。スピード部門で点を稼げるようにしたい。(注目選手は)2年の小川。今日はあまり良くなかったが、本来ならもっと上に行ってくれる存在。(今大会は)やはり高校生など全体のレベルが上がっているので、それに付いていかなければいけないと感じた」
小川
「1500mは昨年より速かったが、5000mが昨年と同じタイムしか出なかった。そこがまだ成長できてないなと思った。その分レースの内容が良かったのでそこを反省材料にしてまた頑張りたい。1500mは思っていた通りのレースができて良かった。一発目にしては良しかなと思う。仕上がりはまだまだ。インカレに向けて少しずつつくっていきたい。今年は少しチームの状況が厳しい状態。インカレで戦っていけるような感じではない。自分が頑張らないといけない。チームを支えるつもりでやりたい」

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