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今シーズンもHCとして指揮をとる藤田氏

ラグビー部  首脳陣が語る、理想のチームづくり 藤田HC

 全員ラグビーをスローガンに掲げ、新体制で春シーズンをスタートさせた明大ラグビー部。その中で昨年に引き続き部を引っ張る原点回帰の立役者・藤田ヘッドコーチと、部からの熱烈なオファーによりこの春バックス専属コーチとして明大ラグビー部のスタッフの一員となった元サントリーサンゴリアスの山口大輔コーチ。部の中枢的存在であるお二方に、自身の思い描く今後の理想や展望についてお話を伺いました。
 全員ラグビーをスローガンに掲げ、新体制で春シーズンをスタートさせた明大ラグビー部。その中で昨年に引き続き部を引っ張る原点回帰の立役者・藤田ヘッドコーチと、部からの熱烈なオファーによりこの春バックス専属コーチとして明大ラグビー部のスタッフの一員となった元サントリーサンゴリアスの山口大輔コーチ。部の中枢的存在であるお二方に、自身の思い描く今後の理想や展望についてお話を伺いました。

――今年の目標は?
「対抗戦優勝・大学選手権優勝。もちろん今年も変わりませんよ」。

――昨年を振り返って
「良い年でしたよ。原点回帰してセットプレーを中心に安定した力がつき本当に強くなりました。しかし最後の大体戦、『何で自分がこんなにできないんだ』と誰もが感じました。確実に実力は備わっていたはずなのに自分たちのラグビーが全くできなかったことは屈辱的でした」。

――目標を果たせなかった要因は?
「まず個人の力不足が大きいですね。スクラムの強化等安定した力は着実に身につけてきましたが、まだまだ個々で圧倒する強さが足りませんでした。またその個人の強さをさらに結集させていくこと。チームとしての結束力は目標達成に欠かせないですからね。今年はチームの結集力にも重点をおいていきます」。

――昨年の反省を生かして春先はどのような指導をされたのですか?
「1月中旬というかなり早い段階からトレーニングを開始して筋力値アップを図るなど、やはり体づくりには力を入れています。また個人の強さというのは単に筋力や技術の向上ではなく、ラグビーへの理解度を高めるということでもあります。相手の動きの予測など試合中の瞬時の判断力を養うには、とにかく一人ひとりがより深くラグビーを知るということに尽きます。そのため私たちは複雑な問題をより単純で簡単な説明によって理解させるというとを心がけているんです」。

――自衛隊合宿にも参加されましたね?
「大体戦での敗戦はメンタル的要素が大きかったので。その点においては自分の指導についても反省しました。精神的に強くなるということを、ラグビーだけでなく何か別のものを通して教えたいと思ったんです。いつも選手たちには広い視野を持ってもらいたい。だからこれからも可能な限り様々な経験をさせようと思っています、自分のもとから立派な社会人として送り出すためにも」。

――選手の表情に変化は見られますか?
 「見ててどう思います?(笑)まあ、成果は出ていると思いますよ」。

――今年の“前へ”は?
「昨年『前へ』という軸を中心にFWは本当に強くなったけどそれだけでは勝てなかった。つまりそれだけでは不十分ということです。スクラムには絶大な自信があってもBKで『前へ』行くことができず攻撃の幅が狭まっていたんです。しかし今年は、強味のスクラムで前へということに加えて、BKでももっとボールを回して攻めていけるスタイルを目指します。つまり縦のオーバーラップから横のオーバーラップへ、幅をきかせながら『前へ』でるということですね。言うなれば『昨年の「前へ」は(幅が)10m、今年の「前へ」は30m』といったところですね」。

――その辺りの指導においては今年就任された山口コーチの指導がカギになってくるんでしょうか?
「そうですね。山口コーチと共にスピードあるBK・前へ出れるBKの完成を目指していきます」。

――今年いけますか?
「いけますよ。昨年は原点回帰してまだ最初の年、局面局面ですべてが「やれるかな?」といった感じで一か八かの勝負でした。しかし2年目の今年、私の頭の中でこの1年の筋書きはすでに完成しています。それぞれの節目でここまでやる、という目標を設定してあるのでこれさえできれば絶対に勝てます。選手にもこの一年のことはすべて伝えてあります」。

――この時期にすべてを決めたというのは早いですよね?
「そうですね。これができたのもすべては、昨年築いた土台があるからということに尽きます。だから、大きな財産を残して引退していった昨年のメンバーには本当に感謝しています」。

――最初の節目はどこになるんでしょうか?
「やはりまずは同志社そして関東学院ですね」。

――もしも目標が果たせていなかったら?
「過程を見直していくらでもやり直します。着実に一歩一歩歩んでいくことが進化ということですからね。一度掲げた軸だけは絶対にずらしません、土台さえしっかりしていればいくらくずれても大丈夫ですから」。

――今の心境を聞かせて下さい。
「いつもハラハラドキドキですよ。でも今年はなかなか面白いと思いますよ」。

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