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この日も攻守にわたりハードなプレーでチームに貢献した西村

ラグビー部  慶応を圧倒! 対抗戦優勝に王手をかける/関東大学対抗戦

◆9・9〜12・2 平成24年度関東大学対抗戦リーグAグループ(国立競技場他)
▼11・3 対慶応戦(秩父宮ラグビー場)
 〇明治42{35−7、7−7}14慶応


◆スコア◆
明治
慶応
前半後半得点前半後半
PG
DG
35
42
合計
14


 

 優勝にまた一歩近づいた。筑波大との死闘を制し、全勝を守った明治の相手は慶応。今季ここまで2敗と苦しむ慶応だが、毎年明治と接戦を繰り広げてきた嫌な相手だ。しかし明治は「積み重ねてきたものをしっかり表現できた」(吉田義人監督)と語るように多彩なアタックと厳しいディフェンスで、42―14と快勝。同じく全勝を守った帝京大と共に首位をキープした。
  
 開始から磨き上げてきた「FW・BK一体となって前に出るラグビー」(竹内健人主将・営4=天理)で慶応に襲いかかった。出だしから慶応の強みであるラインアウトで左LО寺田大樹(文2=秋田工)がプレッシャーをかけ、相手を封じ込める。ここから敵陣に攻め込むと6分、左WTB小澤和人(営3=国学院久我山)がビッグゲイン。そこからBKがテンポの良いパス回しで敵陣奥深くまで攻め込むと、最後はサポートに入った右PR榎真生(政経4=流経大柏)が飛び込んでトライを決めて先制。その後得意のドライビングモールで加点すると、BK陣が次々とトライを挙げ慶応を突き放していく。「FW戦で優位に立ちながら、BKがトライを量産できてペースがつかめた。連携もやってきたことがうまくかみ合った」(小澤)と完全に試合を支配。ディフェンス ではモールから1トライを返されるものの、アタック面で優位に立ち5トライを奪うことに成功する。SO染山茂範(政経4=佐賀工)のキックも全て決まり、35−7で折り返した。
 
 後半は慶応の粘りに苦戦した。開始から自陣から出られない時間が続くと、16分にギャップを突かれトライを許す。アタックでも「自分たちのペナルティーとかミスで慌ててしまいペースをつかめなかった」(石沢敦・文4=国学院栃木)と前半に見せたテンポの良いラグビーが展開できず敵陣に攻め込めない。終盤に1トライを返すも「フィジカル面で疲労が溜まってきたところのプレーの一つ一つの精度面をしっかりと高めていかないといけない」(吉田監督)と課題が残った。

 次戦はいよいよ王者・帝京大との全勝対決。勝てば14季ぶりの対抗戦優勝が決まる大一番だ。昨年は全く同じ状況で王者の壁に跳ね返された。「当然、帝京大は強いと思う。でも、帝京大を倒すことで僕たちの目指しているところに近づけると思う」(染山)と話すように帝京大に勝つことは容易ではないだろう。それでも「勝つためにラグビーをやってきた」(竹内主将)と選手たちは気合い十分。しっかりと準備をし「明治らしいラグビーを表現」(竹内主将)して栄冠をつかみ取ってほしい。


◆18日帝京大戦勝利で14季ぶり優勝が決定◆
 明治は18日の帝京大戦に勝利した場合、14季ぶりに優勝が決定する。関東大学対抗戦は、勝敗が並んだ場合は同順位となる。5勝全勝の明治、帝京大は残り2試合だが、18日の勝者は最大でも1敗となるため、2敗以上のチームの優勝は消滅する。帝京大は12月1日に筑波大戦、明治は同月2日に早稲田戦が控え、この結果次第では、筑波大を含め最大3校が優勝を分け合うこととなる。


◆関東大学対抗戦Aグループ 星取り表  11/5現在◆
帝京大早稲田明治筑波大慶応青学大日体大立大勝敗
帝京大
○37―27
11/18 14時
秩父宮
12/1 14時
秩父宮
○25―8
○100―0
○78―5
○74―0
5勝0敗
早稲田
●27―37
12/2 14時
国立
●7―26
11/23 14時
秩父宮
○83―10
○85―14
○67―0
3勝2敗
明治
11/18 14時
秩父宮
12/2 14時
国立
○31―27
○42―14
○68―8
○52―5
○96―0
5勝0敗
筑波大
12/1 14時
秩父宮
○26―7
●27―31
○36―12
○78―0
11/24 14時
江戸川
○97―0
4勝1敗
慶応
●8―25
11/23 14時
秩父宮
●14―42
●12―36
12/2 14時
熊谷
11/11 14時
熊谷
○36―15
1勝3敗
青学大
●0―100
●10―83
●8―68
●0―78
12/2 14時
熊谷
●10―12
11/18 14時
0勝5敗
日体大
●5−78
●14―85
●5―52
11/24 14時
江戸川
11/11 14時
熊谷
○12―10
12/2 12時
熊谷
1勝3敗
立大
●0―74
●0―67
●0―96
●0−97
●15―36
11/18 14時
熊谷
12/2 12時
熊谷
0勝5敗


★快勝を支えた2人のキーマン★
 <ラインアウトで大きな働きを見せたLО寺田>
筑波大戦からスタメンに昇格した寺田。「前の試合ではあまり敵のボールを取れなかったが今日はよかった」とチームの大勝に貢献した。寺田は194pの体格を生かしプレッシャーをかけ「マイボールラインアウトを取れなくてアタックの機会が少なかった」(茂木主将・慶応)と相手もこの試合の流れを決めた一番の要因に挙げた。「ラインアウトには自信を持っている。でもフィールドプレー、特にタックルはまだまだ甘いと思う。帝京戦までにしっかりと練習して磨きあげていきたい」(寺田)と語った。


<br>抜群の精度を誇る染山のキック align=left><br clear=
抜群の精度を誇る染山のキック

<SO染山コンバージョンキック成功率100%を達成>
 この試合でも染山のキックは安定していた。本人は「実は調子が悪くてとても不安だった」と抜群のコンディションでない中でも難しい角度のコンバージョンキックも難なく成功させた。SOとしてゲームをコントロールする染山の存在はまさにチームの生命線と言える。「帝京大に関してはまた来週しっかりとしたプランを立てていきたい」(染山)。チームの司令塔は大一番に向けしっかりと次を見据えていた
















[真島一郎]

◆先発メンバー&リザーブ◆
(リザーブのカッコは交替時間)
1.PR石原 慎太郎(政経4=国学院久我山)
←16、勝木(後半22分)
9.SH山口 修平(政経3=佐賀工)
16勝木 来幸(営2=常翔学園)
←1、石原(後半22分)
2.HO石沢 敦(文4=国学院栃木)
10.SO染山 茂範(政経4=佐賀工)
17須藤 元樹(文1=国学院久我山)
←3、榎(前半36分)
3.PR榎 真生(政経4=流経大柏)
→17、須藤(前半36分)
11.WTB小澤 和人(営3=国学院久我山)
18梁 哲盛(営4=大阪朝鮮)
←5、比果(後半5分)
4.LO寺田 大樹(文2=秋田工)
←19、古屋(後半28分)
12.CTB西村 雄大(農3=高鍋)
19古屋 直樹(商4=日川)
←4、寺田(後半28分)
5.LO比果 義稀(文3=京都成章)
→18、梁(後半5分)
13.CTB猿楽 直希(政経4=東福岡)
20加納 遼大(文2=常総学院)
6.FL大椙 慎也(法2=国学院久我山)
14.WTB村井 佑太朗(政経2=秋田工)
21田村 熙(営1=国学院栃木)
7.FL竹内 健人(営4=天理)
15.FB高平 祐輝(法3=国学院久我山)
22西橋 誠人(商2=桐蔭学園)
8.No.8堀江 恭佑(商4=東京)



試合後のコメント
吉田義人監督
「今シーズンは見ての通りいろいろなところから怒とうのような攻め。これが明治のラグビー。前半はしっかり選手たちと慶応戦に向けて共有してきたゲームプラン通りの戦いができて、慶応の弱いところをうまく突くことができて、大量得点につながった。昨年はこのカードで慶応には前半リードされて折り返しているので今年は今まで積み重ねてきたものをしっかり表現していこうということで、選手たちが良い動きをしてきてくれて、私としては喜ばしい。本当にいい展開であったと思っている。ただ後半スコアが7―7ということで、フィジカル面で疲労が溜まってきたところのプレーの一つ一つの精度面をしっかりと高めていかないといけないと改めて慶応に教えてもらった。次戦は気負うことなく。2年前も昨年も全勝で帝京とやらせてもらって昨年は選手たちも意識し過ぎて逆に硬くなってしまった。とにかく我々のラグビーをしっかりと一つ一つひたむきにやっていく。その結果が最後スコアに表れるだろうと思う。我々はあくまでチャレンジャーなのでその気持ちを失わず帝京戦に向けて準備をしていく。やれることは全て、全力でやっていく。選手たちも悔いを残したくないと思うし、私も選手を育てる上で選手たちの持っている力を全てグラウンドで表現させてあげることが監督の役目だと思っている」

竹内健人主将(営4=天理)
「慶応はキックで陣に入ってくるということなのでそこで明治の強みをしっかり出そうと。キックを蹴り合って相手のペースにはまるのではなくて、FWとBKが一体となって明治らしく前に出ようと思ってやった。それが今年のテーマなので。それが前半うまいこといって、リードで折り返すことができた。後半に入るとペナルティーと細かなミスから相手チームのペースになって、うまく明治ペースのラグビーができなかったのが反省。敵陣に入れなかったことがペースをつかめなかった要因。先に敵陣に入って明治の強いFWを全面に出していこうと思ったがなかなかトライを取ることができなかった。明治のラグビーをやっていればあの位の点差にはなると思っていた。慢心ではなく、しっかり自分のペースでできればあれ位の点差は当然だと思う。明治らしいラグビーをどう表現していくか。(5連勝だが)優勝は意識していない。一つ一つ取っていくだけ。(帝京大戦について)相手は大学チャンピオン。チャレンジャーの気持ちで、甘んじる事なく勝ちにいきたいです」

左PR石原慎太郎(政経4=国学院久我山)
「前半はすごくいい試合ができた。修正点としては、後半の入り。慶応は確かに一つ一つの精度は昨年より落ちてきていたが、その分、後半に少し油断があった。前半のトライは攻め込まれている場面だったので、なんとしても止めたかった。帝京大と早稲田の試合はやはり気になっていて、この試合でも後半に流れが変わった。次の帝京大との試合も、後半の入りが重要になる。優勝はあまり気にしない。FWの密集でのプレーや、セットプレーのプレッシャーがカギになる。今日の前半のような試合ができれば、勝ちにつながる」

HO石沢敦(文4=国学院栃木)
「前半は自分たちのラグビーができて良かった。後半は自分たちのペナルティーとかミスで慌ててしまいペースをつかめなかった。自分もラインアウトで後半にミスが出てしまった。相手に余計なトライも取られたし課題はまだまだある。帝京はFW勝負になると思うので負けないようにチームに貢献したい」

左LO寺田大樹(文2=秋田工)
「(ラインアウトで何度も相手ボールをスチールしたが)前の試合ではあまり敵のボールを取れなかったが今日は良かった。そこからチームが波に乗れたのが良かった。でも後半は受けに回ってしまい得点が止まってしまった。ラインアウトには自信を持っている。でもフィールドプレー、特にタックルはまだまだ甘いと思う。帝京戦までにしっかりと練習して磨き上げていきたい」

No.8堀江恭佑(商4=東京)
「今日は寺田がラインアウトでプレッシャーをかけてくれて、流れが良くなった。でもスクラムは思うように組ませてもらえない部分があった。後半は、ディフェンスで相手の早い出足や低いタックルにプレッシャーを感じていた部分もあるし、そこで僕らのミスや反則も起きてしまった。後半最後に取れたトライは結果的に取れたから良かったが、うまくは攻められなかった。今日は反則は当然するときはあると思うが、する場面が自陣とかで良くなかった。それが原因でトライを取られてしまった。後半の失点後は、取られたのはしょうがないから、ミスと反則は意識すれば修正できる部分もあるので、声を掛け合っていった。帝京大戦に向けてはペナルティーを意識したい。意識を持てば変わると思うので。あとはFW勝負になると思うので、そこでもっとうまく戦っていかないといけない」

SH山口修平(政経3=佐賀工)
「慶応は僕らのFWが怖いからエリアを取ってくるという予測をしていて、筑波戦みたいにキックゲームにならないようにどこかでカウンターを仕掛けて、アタックを継続させようというのが慶応戦のプランでした。キックゲームに付き合って時間を潰すのはもったいないと思っていたので、それがはまってボールを動かせたから前半は良かったのだと思う。後半FWに頼ってしまった。先に一本欲しくて、(一本取れたら)前半のゲームプランを継続しようと思っていたが、なかなか一本取るのに時間がかかって、しかも先に後半(点を)取られてしまったので、ボールを動かしていけなくてリズムに乗れなかった。後半点を取られてからは、ディフェンスがノーペナルティーだったら取られることはないと話していた。それでもそれを修正できていないから取られてしまった。(次戦の相手帝京大について)帝京はやっぱり接点で勝負ですね。受けに回ったら相手は身体が大きいので。この試合に関しては、持ち過ぎたところだったりゴール前の判断ミスとかあったのでそういうところは少しでもなくしていかないといけない」

SO染山茂範(政経4=佐賀工)
「2週間前から慶応さんの試合のビデオを見て研究してきた。慶応がキックで攻めてきたらカウンターをしようと思っていた。後半は慶応が激しく当たってきて苦戦した。後半はもっと早くトライを取って落ち着いて戦いたかった。そうすれば、もうちょっと戦えたと思う。明治の課題は、後半に風上をうまく利用できなかった点とペナルティー。陣地をうまく奪えなかったBKも課題。(全て成功した)キックは、実は調子が悪くてとても不安だった。疲労がたまっていたのを昨日マッサージしてもらって、すっきりした中で今日の試合に臨めたから、そのおかげかもしれない。帝京大に関してはまた来週しっかりとしたプランを立てていきたい。当然、帝京大は強いと思う。でも、帝京大を倒すことで僕たちの目指しているところに近づけると思う」

左WTB小澤和人(営3=国学院久我山)
「前半はいい形で入れた。FW戦で優位に立ちながら、BKがトライを量産できてペースがつかめた。連携もやってきたことがうまくかみ合った。自分自身もトライが取れたし満足している。でも後半に失速してしまった。(帝京大戦に向けて)ここ2試合ペナルティーが目立っているのでとにかくノーペナルティーでいきたい。それでワンブイワンのタックルをしっかり決めて絶対に勝ちたいです」

左CTB西村雄大(農3=高鍋)
「慶応は思った以上に強かった。でも前半はBKでトライを取れてプラン通りにいけたのは良かったと思う。自分個人としてもぼちぼち、まあまあ良かった。ディフェンスもアタックもいけたので。後半は相手も慶応なので気持ちを入れてきたのだと思う。明治も陣地など取れなくて、そういった部分では反省点はたくさん残った。帝京も接点が強いので接点で負けないようにして、タックルがかぎになってくると思う。早明戦を全勝で迎えたいので帝京戦も何としてでも勝つ」

右WTB村井佑太朗(政経2=秋田工)
「前半はBKの調子が良かったので、ポンポンと3つトライを取れたのが、今日の勝利につながった。FWがしっかりサポートしてくれた。後半はみんな疲れがあって、足が止まってしまったので、慶応のタックルも決められて、敵陣に行けなかった。(個人としては)調子は良くなかった。ミスもしてしまったので、精度の部分を磨いていきたい」

PR勝木来幸(営2=常翔学園)
「今日は自分のやるべきことができなかったので悔しい。ジュニア戦で返したい。自分が自信を持っているタックルを外されて、大舞台でチャンスをもらったのに生かせなかったのは悔しかったです。ジュニア戦では、ボール持ってとにかく明治のラグビーをしたい」

PR須藤元樹(文1=国学院久我山)
「先週の筑波のジュニア戦で負けて、俺らは強いのかということを話し合って挑んだ試合だったので、力を合わせて慶応に勝てて良かった。(慶応について)低いタックルが良くて、キックでエリア取りしてくる。ミーティングからブレイクダウンが大事と話していたので、今日はブレイクダウンで勝てた。(個人としては)セットプレーとタックルが決まらなかったので、今日は50点です」


◆2012年・関東大学対抗戦Aグループ明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
9・16立大月寒13時
○96−0
9・23日体大熊谷15時
○52−5
10・7青学大前橋14時
○68−8
10・21筑波大水戸14時
○31−27
11・3慶応秩父宮14時
○42−14
11・18帝京大秩父宮14時
●20−45
12・2早稲田国立14時
大学選手権
未定未定未定未定


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