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突破を図る山口( 政経1)。1年生のレベルの高さが光った

ラグビー部  菅平夏合宿レポート!

 8月11日から31日まで、20日間にも及ぶ夏合宿をラグビー部は長野県菅平高原で行いました。ここでは、本紙記者が観戦した30日の対法大戦のゲームレポートを中心に、合宿での選手の声などをお届けします。
〔Aマッチ〕 ○明大40−33法大
 法大は春シーズン、北海道にて行われたオープン戦で46対20と大勝している相手。合宿の成果を見せ付けるためにも、点差を広げての勝利としたいところだった。しかし、FWの強さは見せたものの、BKの決定力や組織的なディフェンス等の面での課題を露呈。またタックルの甘さも目立ち、勝利は収めるもしっくりとこないゲームになってしまった。

 先制点は明治。前半6分、22mライン付近のラインアウトからモールを形成し、出たボールをFWが押し込んでいく。法大ディフェンス陣が形をつくりきれず、日和佐主将(営4)がインゴールに飛び込んで中央にトライ。続く14分にも相手反則をきっかけにゴール前ラインアウトからのドライビングモール。ここも最後は日和佐主将が決め、14−0とリードを広げる。しかし22分、相手BKにディフェンスラインの中央を抜かれトライを決められると、その数分後にも同じ形でトライを許してしまう。春先からの課題、組織ディフェンスの脆さが垣間見えてしまった。その後は2本ずつトライを奪い合い、26対26で前半を折り返した。

 後半、試合のペースは変わらない。明治は再三FW戦へ持ち込み攻め立てるが、細かいミスでフィニッシュまでいけない場面が目立つ。結局、奪ったトライは2つに留まった。法大にもパスミスからトライを1つ奪われ、40対33で試合終了。菅平ではなんとも言いがたい空気が明治ファンを包んでいた。

 収穫もあった。マイボールラインアウトは9本全て獲得する等、セットは安定していた。スクラム、密集では完全に圧倒したことも含め、夏合宿の成果は確かに光っていた。また、声を出してFWを鼓舞し続けた日和佐主将は5つのトライを決める大活躍。ラックでのプレーも主将の貫禄を見せ付けた。しかし、課題が更に明確になったのも事実。対抗戦へ向けての修正は急務だろう。

〔Bマッチ〕○明大B43−19法大B
春から無敗を誇っている明大Bチーム。あの最強早稲田に対しても、Bチームは勝利を重ねてきた。Bチームはこの夏合宿でも全勝。Aチームと大差ないFW陣がその強さの根本だ。また、BK陣にも実力のある若手選手が豊富に控えている。春は法大に引き分けを喫しているが、この日は後半に一気に攻め上げ、大差での勝利を決めた。Aチームの合と同じく、セットは安定。しかし、課題は同じくしてディフェンス面だ。チーム力向上にはどこまでこの共通課題を克服していけるかにかかっている。

 Bチームには、昨年対抗戦を経験した選手が多く出場。モチベーションの高さは、Aチームに対しても良い刺激になっている。下からの突き上げは復活へ向け不可欠なのは言うまでもない。特に、FW陣は対抗戦でも入れ替えが予想される。Bチームの活躍は、チームにとって明るい材料だ。

〔Cマッチ〕 ○明大C31−22法大C
 1年生が多く出場したCチーム。肌寒ささえ感じる気候の中、試合は始まった。前半は組織的なディフェンスが全く機能せず、簡単にトライを奪われる場面が目立つ展開になってしまう。エンジンがかかり始めたのは後半。攻撃の意思疎通が図れるようになると、試合終了間際にトライを積み重ね、力の違いを見せ付けた。結果は31対22に終わったものの、FWの攻めは下級生中心ながらも多く見せ場をつくった。ディフェンス面に関してはA、B以上にボロボロ。しかし、個々の力の成長が光ったのは収穫だったと言えるだろう。

  夏合宿全体を通して言えることは、収穫と課題が明らかになったということ。個人単位での接点での強さが増したこと、FW戦で攻められる自信がついたこと、セットプレーの安定力が増したこと等、収穫は多い。その反面、課題もはっきりと見えた。未だに、組織ディフェンスは完成に程遠く、BKの決定力不足も目立つ。また、タックルへの意識もまだまだ。対抗戦が始まるまでの1ヵ月弱でチームを完成させなければならない。どれだけ密度の濃い練習を実行できるかが、勝負だ。

〜菅平最終戦を終えてのコメント集〜


A戦で途中出場した田中(政経4)
「今日はラグビーを楽しめて満足だった。今後の課題はFWの強化。モールはもっと押せるようにならないといけない。これからは、ひたすら練習の積み重ねが大事になってくる」。

A戦でSOとしてフル出場した井上(情コミ2)
「反則が多かったのは問題。しっかりとしたタックルができるようにならないと、今日みたいに簡単にディフェンスが抜かれる試合をしてしまう。チームの戦術的には、状況に合わせた戦い方ができるようになれば良いと思う。FWでいくかBKでいくかはっきりせず、曖昧な攻め方をしていたので直さないといけない。個人的にはもっと声を出していきたい。FWは強くなってきているけど、これからの伸びが重要」。

A戦、LOで出場した雨宮(商3)
「今日は、ディフェンスはFWもBKも悪かった。合宿でFWはセットプレーを中心に練習してきて、かなり安定はしてきたと思う。スクラムも多く練習して、自信が付いたし良くなった。あとは、ラインアウトからのモールでもっと押し込めるようにしたい。でも、今までで1番自信を持って対抗戦に臨めます」。

B戦でトライも奪った趙(商3)
「今日はボチボチ。結果は勝ったけれど、まだまだ自分達のラグビーができていなかった。
敵陣内での攻め方はもっと工夫できると思う。あとは、ディフェンスの強化。対面の選手に負けないように、強くしていかなければいけない。藤田(ヘッドコーチ)さんにはまだ60%の出来と言われているから、もっとやれると思う」。

B戦、SHで出場した田原(政経2)
「Bチームは全勝できていたから、今日は勝てて良かった。良い時はいいけど、あとは精度の問題。自分的には、今年はFWでいくということだから、SHとしてどうしていくのかを考えて合宿を過ごしてきた。合宿でかなり、自信は付いた」。

SDを務める湯本(政経4)
「合宿ではゲームを通して、FWで攻めるという軸が明確になった。でも、ディフェンスの課題は更に浮き彫りになった。課題はFWのセットの完成と、ディフェンスの整備。上田市の駿台会の人に『正月は空けておいて下さい』とリーダー達で頼みに行ってしまったので、今年は負けられません」。[鈴木孝宏]

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