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防御率はリーグ3位の1・53だった


東京六大学野球 2012〜秋〜  (37)リーグ戦後インタビュー 関谷、山崎  

 王座奪還を懸け、臨んだシーズンも結果は2季連続の4位。春に続き、今季は法大に目の前で優勝を決められた。悔しさの残る今シーズンを主力6選手に振り返ってもらった。
 さらなる成長を見せたシーズンだった。春に引き続き、主に2戦目の先発としてマウンドを託されていた関谷亮太投手(政経3=日大三)。早大2回戦では強力打線を相手に7回を無失点に抑え、さらに慶大3回戦では10回に及ぶ粘投を披露した。防御率も春秋共に1点台をキープ。躍進を遂げた1年だった。来シーズンからは副将に就任することが決まり「投手としてだけでなく行動でも引っ張っていきたい」と意気十分だ。そんな関谷に、この秋の戦いを振り返ってもらった。

――今シーズンを振り返っていかがですか
関谷:
春と同じ4位に終わってしまって、悔しいです。チームの中心となって投げさせてもらっていたのに、ふがいないです。

――優勝を逃してしまった原因は何でしょうか
関谷:
勝負どころで勝ち切れなかったことです。3カードは取れましたが、何かが足りなくて残り2カード落としました。自分個人としては春秋通じて防御率1点台で、規定回数も達していて昨年より成長を感じていますが、まだまだ足りないですね。それと、いい投手に当たると全然打てませんでした。簡単に点が取れなかったですし、勝つことが難しくなっていました。いい投手に抑えられて、普通に負けてしまって粘れない…ということが多かったです。

――負けた慶大、法大と明大との差は
関谷:
例えば法大は三嶋さんを中心に4年生がチームを引っ張っていました。秋に懸ける気持ちがこっちにまで伝わってきました。それに対してうちは4年生が崇司さん(上本・商4=広陵)しかほとんど出ていませんでしたし、4年生が中心となっているチームに対抗し切れませんでした。

――反対に、今シーズン良かったところは
関谷:
春負けた早大に勝てたのは良かったです。あと、上原(健太・商1=広陵)が投げられるようになったのは大きいですね。捕手もシーズンを通して坂本(誠志郎・文1=履正社)がしっかりやってくれました。

――リーグ戦中盤は粘れた試合が多かったのではないでしょうか
関谷:
春も3回戦以上までもつれるパターンが多かったので、ある程度そういう試合になることを想定して練習してきました。ただ、早大には粘れましたけど慶大には勝てなかった。もうひと踏ん張り足りなかったです。

――早大戦では強力打線を相手に好投を見せました
関谷:
あの試合(早大2回戦)は先に点を取ってくれたのが大きかったですね。早大はすごく振ってくるチームだったので、相手が何を考えて打ってくるかこっちも考えながら投げることができました。

――東大1回戦では少し崩れてしまいました
関谷:
調子自体は悪くなかったです。それまで小さく動くボールが良かったので、それを中心に組み立てたらとらえられてしまいました。打たれ始めてから流れを変えなきゃいけなかったのに、止められなかったのが駄目でした。

――その後の慶大3回戦では10回の粘投でした
関谷:
調子は悪くなかったので、東大戦で打たれても自信は失いませんでした。慶大戦は1戦目が福也(山崎・政経2=日大三)で、2戦目上原で…。2戦目は自分が投げると思っていたので悔しかったですが、2戦目勝てば3戦目は自分だと思っていたので、準備はできていました。

――関谷投手ご自身は成長の見えた年だったのではないでしょうか
関谷:
この1年は自信になりました。昨年に比べたら全然しっかりできましたし、自分のピッチングができました。

――来シーズンからは副将ということで、どのようなチームをつくりたいですか
関谷:
勝てる集団にしたいです。チームの中心のピッチャーとして成績を出したいです。中嶋(啓喜・法3=桐蔭学園)を中心に行動でも引っ張っていきたいですね。来年も下級生が多くなると思いますが、しっかり取り組ませられるようチームをまとめたいです。

――投手としては最上級生として、どのようなピッチャー陣にしたいですか
関谷:
今年やってきたメンバーとほとんど変わらないので、パターンやボールを相手に見られていると思います。ただ、そういう風になっても一人一人が成長して、ピッチャーがチームを引っ張れるようにしたいです。

――最後に、来年への目標をお願いします
関谷:
技術面では球速5qアップを目指します。チームとしては今年1年優勝できなかったので、まず来年の春、優勝します。

――ありがとうございました

◆関谷亮太 せきやりょうた 政経3 日大三高出 180p・78s 投手 右/右


関谷 今秋成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今秋
137
35 1/3
20
12
32
1.53






 秋はリリーフとしてチームを助けた。今季、先発した試合はわずか3試合。しかし慶大2回戦では2死満塁からマウンドに上がり無失点でピンチを切り抜け、さらに延長にまでもつれた慶大3回戦でもゼロに抑えるなどリリーフとしての役目をしっかり果たした。だが山崎本人にとってこの秋は「先発でもしっかり結果を出したかった」と、決して納得できないシーズン。今回は山崎に、悔しさと課題も見えた今秋を振り返ってもらった。

――今シーズンを振り返っていかがでしたか
山崎:
チームとしては優勝できなくて悔しかったです。春も秋も目の前で優勝を見せられてしまいました。個人としては春は2戦目の先発として投げて、結果もそこそこ出ていたのですが、秋は先発では結果が出ませんでした。先発で、しっかり結果を残したかったです。

――先発としてなかなかうまくいかなかった要因は何だったのでしょうか
山崎:
試合をつくろう、投げ切ろうと思い過ぎました。春はとにかく一人一人に全力でいって、それでも試合をつくれることが分かりました。逆に秋はどういう風に試合をつくろうか考え過ぎてしまいました。下級生がたくさん出ていたのに足を引っ張ってしまいましたね。

リリーフとしての活躍が光った山崎
リリーフとしての活躍が光った山崎


――負けてしまった慶大、法大との差は
山崎:
法大はバットが振れていました。強いスイングで、ボールを捉えていました。慶大はピッチャーが完ぺきに抑えていましたし、ミスをしていなかったですね。

――秋は速球派のピッチャーに抑えられてしまいました
山崎:
白村さん(慶大)、三嶋さん(法大)は本当にすごい球を投げていました。速いピッチャーをいかに打ち崩すかということも課題になってきます。

――リーグ戦では粘れた試合も見られました
山崎:
それでも、1戦目は取れていないので……。1戦目取れていれば、気持ちも楽になると思います。2、3戦目を粘れて勝てた試合は良かったですが、慶大、法大には負けていますし、1戦目がこれからの課題ですね。

――今シーズンはリリーフとして結果が残る試合が多かったですが、先発との気持ちの違
いは
山崎:
さっきも言ったことなのですが、先発すると試合つくって抑えなきゃって気持ちが強くなります。逆にリリーフの時は開き直って投げることができますね。イニングが少ない分、一球一球全力で投げることができます。

――先発とリリーフで配球の組み立てはどう変えましたか
山崎:
特に変えてはいないです。ただ、リリーフの時はコースに投げる球を増やしたり、変化球を増やしたりします。

――リリーフはリリーフでも山崎選手は特にピンチの時にマウンドを託される印象があ
ります
山崎:
それでも緊張はなかったです。打たれてもいいやって開き直って、とにかく思い切り投げることだけを意識していました。

――今シーズンは打者としての出場はありませんでしたが、まだ打者としても活躍された
い気持ちはありますか
山崎:
はい。打者としてもまだやっていきたいですね。

――1年生の活躍についてはどう見られていましたか
山崎:
うれしかったです。ライバルでもあるので、自分ももっと頑張ろうと思えました。

――来年からは上級生ですが、どのような投手陣をつくっていきたいですか
山崎:
自分個人としては関谷さん、大海さん(岡・政経3=倉敷商)に負けないように頑張りたいです。安定して勝てるようになって、こいつなら何とかしてくれるって思われるようなピッチャーになりたいですね。それで、自分もピッチャー陣を引っ張っていけたらいいと思います。

――最後に、今後の意気込みをお願いします
山崎:
目の前で優勝を見せられて本当に悔しい思いをしました。来年は春も秋も優勝したいです。

――ありがとうございました

◆山崎福也 やまさきさちや 政経2 日大三高出 186p・85s 投手 左/左


山崎 今秋成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今秋
12
114
28 2/3
24
26
2.20




[若槻春香]

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