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キックとランがさえた染山

ラグビー部  雪中の日大戦に勝利/全国大学選手権

◆12・8〜1・13 第49回全国大学ラグビーフットボール選手権大会(国立競技場他)
▼12・9 セカンドステージ 日大戦
 〇明治40{21―3、19―0}3日大

◆スコア◆
明治
日大
前半後半得点前半後半
PG
DG
2119
40
合計
 大学選手権の初戦に勝利した。相手は関東リーグ5位通過の日大。SO染山茂範(政経4=佐賀工)のゲームメークでFW戦に持ち込み、前半のうちに勝負をつけた。降雪でグラウンドの状態が悪く、おぼつかないプレーも散見したが、日大をノートライに抑えた。この試合のディフェンスに関して、吉田義人監督は「及第点」と振り返った。一方で選手の中には「BKのミスが多かった」(山口修平・政経3=佐賀工)と課題が残ったものの、ひとまずは手堅く勝利を収めることとなった。

得点源となったモール
得点源となったモール
 開始早々、外国人選手2人を擁する日大のFWが、SHの球捌きからテンポのいいアタックを仕掛けてくる。焦りからオフサイドを犯すと、PGを決められ0ー3と先制点を喫してしまう。明治はエリアを回復するためにBKへと展開。ところが、最高気温2度という寒さのせいかノックオンなどが頻発し、思うようなプレーができない。そんな流れを断ち切ったのがFWだ。前半14分に日大のホールディングからラインアウトを獲得する。左LO古屋直樹(商4=日川)がこれをキャッチすると、モールでプレッシャーをかけてゴール前へ。そして、左CTB西村雄大(農3=高鍋)のモール参加からそのままトライ。7ー3と逆転する。また、前半26分にも、ドライブしたモールから西村がインゴールへグランディング。立ち上がりこそ不安定だったが、前半終わってみれば21ー3と差をつけた。HO石沢敦(文4=国学院栃木)が「セットプレーが安定していた」と言うようにラインアウトで高い完成度を見せ、後半7分も含めラインアウトモールから3トライを獲得した。

 後半18分にラックから山口修が出したボールをNo.8堀江恭佑(商4=東京)が得点に結び付けて以降、長い足踏みが続いた。前半同様に要所でのミスが続き、ラインブレイクすることができない。日大がボールを持つ機会が増え、ワイドなパス回しに手こずる。オフェンスで活躍を見せたFW陣も守備に切り替え、BKと共にディフェンスラインを守った。そして後半36分、粘り強い守りに日大がたまらずノックオン。マイボールスクラムを押し進め、古屋が突破を図る。ラックを作りながら徐々にゴールへ近づくと、最後は右PR須藤元樹(文1=国学院久我山)がトライ。今季対戦経験のなかった日大に苦しむ場面もあったが、攻守で着実に上回り勝利した。

 今季から大学選手権の大会方式が変わった。セカンドステージで出場16校が4校4グループに分かれプール戦を実施する。プール戦ではセカンドステージ進出時のアドバンテージポイント、勝点制の導入、ボーナスポイントなどが順位を左右する。各プール1位のチームが、ファイナルステージ・決勝トーナメントへの進出権を得る。昨年までのトーナメント方式とは異なり、単純な勝敗のみで優劣を決めるものではない。しかしながら、セカンドステージを1位通過するためには、プール戦全勝が有効な条件となってくる。次の相手は近大。「いつも通り明治のラグビー」(竹内健人主将・営4=天理)で連勝を狙う。

[和田孟]






◆大学選手権セカンドステージ・プールC(12月9日現在)◆
東海大
(東1位)
明 治
(対3位)
近 大
(西4位)
日 大
(東5位)
勝敗AP 勝点 BP 合計順位
東海大
12/23 14時
秩父宮
○34―5
12/16 14時
熊 谷
1勝
10
明 治
12/23 14時
秩父宮
12/16 12時
熊 谷
◯40―3
1勝
近 大
●5―34
12/16 12時
熊 谷
12/23 12時
福 岡
1敗
日 大
12/16 14時
熊 谷
●3―40
12/23 12時
福 岡
1敗
対…対抗戦 東…関東リーグ 西…関西リーグ
AP(アドバンテージポイント)…各所属リーグでの最終順位によるポイント:1位=4点、2位=3点、3位=2点、4位=1点
勝点…勝ち=5点 引き分け=2点 敗戦=0点
BP(ボーナスポイント)…7点差以内の敗戦=1点 勝敗に関係なく4トライ以上を獲得したチーム=1点


◆大学選手権 対日大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR石原 慎太郎(政経4=国学院久我山)
→16.勝木(後半16分)
9.SH山口 修平(政経3=佐賀工)
→20.加納(後半38分)
16勝木 来幸(営2=常翔学園)
→1.石原(後半16分)
2.HO石沢 敦(文4=国学院栃木)
→17.山口誠(後半38分)
10.SO染山 茂範(政経4=佐賀工)
→22.幸重(後半12分)
17山口 誠(営4=明大中野)
←2.石沢(後半38分)
3.PR須藤 元樹(文1=国学院久我山)
11.WTB小澤 和人(営3=国学院久我山)
18梁 哲盛(営4=大阪朝鮮)
←8.堀江(後半21分)
4.LO古屋 直樹(商4=日川)
12.CTB西村 雄大(農3=高鍋)
→21.水野(後半15分)
19友永 恭平(政経4=常翔学園)
←5.比果(後半31分)
5.LO比果 義稀(文3=京都成章)
→19.友永(後半31分)
13.CTB猿楽 直希(政経4=東福岡)
20加納 遼大(文2=常総学院)
←9.山口修(後半38分)
6.FL大椙 慎也(法2=国学院久我山)
14.WTB斉藤 春樹(農4=札幌山の手)
21水野 拓人(情コミ2=東海大仰星)
←12.西村(後半15分)
7.FL竹内 健人(営4=天理)
15.FB村井 佑太朗(政経2=秋田工)
22幸重 記(文3=大分舞鶴)
←10.染山(後半12分)
8.No.8堀江 恭佑(商4=東京)
→18.梁(後半21分)



試合後のコメント
吉田義人監督

「セカンドステージを1位通過するために、自分たちのラグビーをしていこうということのみ。日大のラグビーは自陣からでも攻めて外にボールを運んでくる。それは我々も分かっていたので、ノートライに抑えるためにディフェンスを意識した。それに関しては及第点。そこから攻撃につなげることが課題」

右FL竹内健人主将(営4=天理)
「いつも通り明治のラグビーをするだけ。前半はトライにこだわりすぎて、少しプレーが堅くなってしまった」

HO石沢敦(文4=国学院栃木)
「今日はセットプレーが安定していたと思う。とにかく自分たちのラグビーをやることを心掛けていた。自分たちのプレーができていた場面もあったが、ディフェンスをもっとしっかりやらないといけない」

右PR須藤元樹(文1=国学院久我山)
「特に緊張もありませんでしたが、寒さでなかなかボールが手に付かなかった。特にBKは大変だったと思う。個人的には、60点ぐらい。タックルが決まるところは良かったが決まり切らないところもあって可もなく不可もなくというところ。FWで相手を圧倒できて結果につながった。次も出られるかは分からないが出られたら学年関係なく勝利に貢献したい」

右LO比果義稀(文3=京都成章)
「先制されても焦りはなかった。ただ、ミスが多いのでこれからの試合へ向けて減らしていかないといけない」

左FL大椙慎也(法2=国学院久我山)
「寒かった。FWでセットプレーが安定させることができた。ここ数試合不安定だっただけにそこは良かった。課題としては外国人選手に対する1対1のタックル。そこは修正していかないともっと強いチームにはやられる」

SH山口修平(政経3=佐賀工)
「とりあえず寒くて、BKのミスが多く個人的にもミスが多かった。イライラする時間が続いてしまったので、良い感じではなかった。トライは、イライラする中でもう行っちゃえという感じだった。全然周りが見えていなかったので、そういう所は成長していかなければいけない」

SO染山茂範(政経4=佐賀工)
「少しBKの精度が悪かった。これだけ寒い状況の中でもしっかり自分がゲームプランを組んでいればもっと良い試合になったと思うので反省したい」

左WTB小澤和人(営3=国学院久我山)
「BKのミスが目立ち、試合の足を引っ張ってしまった。寒かったこともあるけど、FWに申し訳ない。良かったところは、モールでトライを取りきれていたのと相手をノートライに抑えこめたこと。今後の課題はやっぱりタックルだと思う」

左CTB西村雄大(農3=高鍋)
「今日はBKでミスが多くてFWに申し訳なかった。(気候の影響は)確かにあったとは思うが、それを言い訳にしたくない。ミスが多かったのは事実なのでしっかり修正して次に臨みたい」

右CTB猿楽直希(政経4=東福岡)
「FWに迷惑を掛けてしまった。BKのディフェンスは良かったけど、だからといってアタックをおろそかにしていいわけではない。FWに信頼してもらうためにも、次の試合で修正していく。BKの出来は0点に近い。BKの役割はエリアを取って、FWのサポートをすること」



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