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秋までは体作りを重視したチーム作りを目指す小村ヘッドコーチ


「TRY AGAIN〜黄金時代へ新たなスタート〜」   (2)小村淳ヘッドコーチ「日本一になるためのチーム作り」     

 
 今年度は新たに丹羽政彦監督(平3文卒)のもとコーチ陣の顔ぶれも入れ替えた。そして14季ぶりの対抗戦優勝を果たした昨年度から、更なる躍進を目指 す。4月28日には春季大会の筑波大戦も控え、いよいよ今シーズンの幕開けが近づいてきた。今回は全6回に渡り、新体制のカギを握る人物を紹介する。
 
 
第2回は、10年ぶりにヘッドコーチに復帰した小村淳ヘッドコーチ(平4政経卒)。昨年までトップリーグ・キヤノンのFWコーチを務めるなど、経験豊富な小村ヘッドコーチの考える日本一になるためのチーム作りとは何かを語ってもらった。

――新体制になり、1カ月を終えた今の手応えは
小村ヘッドコーチ:今は基本的なことを徹底しているのでベーシックなことの繰り返しをやっていて、少しずつは良くなっています。年間のプランを立てている中での準備段階としてまずまずな出来だと思います。ただ初めてやることも多いだろうし、少しハードなメニューも多いので計算はしていたんですけどケガ人が出てきていることが誤算ですね。

――ヘッドコーチとしてどのようなチームを作りたいですか
小村ヘッドコーチ:明治の伝統であるFWの強化に努めながらも、やっぱり敵に的を絞らせないためにもBKもやらなくてはいけない。そういった部分では戦術的なところにはまだ入ってないので、基本的なことをやらせています。後はフィジカルのところではウエイトトレーニングをきっちり、体づくりを徹底してやっています。食事の面はまだ手を付けられていないので、少しずつ選手の食事に対する意識を上げたい。そこがウエイトトレーニングや走ったりすることと連動してくれば、3カ月スパンでだんだん結果が出てくるのではないかと思います。

――2度目のヘッドコーチですが
小村ヘッドコーチ:やはり選手も前とは全然違いますし、ラグビーも少しずつ新しくなっていくのでそこでは違う視点から選手たちに練習メニュー、スキルやウエイトトレーニング、走ることなども含めてやっています。基本的に私自身が情熱を持って、選手たちが勝つためにやるというのは変わらない。ただ中身のコーチングのやり方とかは多少変わっています。

――4年生を中心に選手に期待することは
小村ヘッドコーチ:4年生を中心にとは考えていないです。ただ1年でチームを強くするためにまず4年生がしっかりまとまって、それから3、2、1年生がまとまっていかないと。そういった部分では明治の新しい文化を、カルチャーを作っていこうということで、新しい強い明治がグラウンド外でも、社会に出ても通用するようになっていければと思います。

――全国の明治ファンは日本一を期待していると思いますが
小村ヘッドコーチ:そこは伝統校なので宿命です。もちろん勝つためにビジョンを持ちながらやりますが、スピードを上げて全部詰め込みすぎても1年間というのは長そうで短いと思うので、日々年間のプランがぶれないようにやり続けることが大事だと思います。それをしっかりできることが結果につながってくると思います。

――最後に1年間の意気込みをお願いします
小村ヘッドコーチ:僕は選手が幸せになるために、やることをしっかりやります。今年は個々のレベルアップというのを目標に挙げているので、試合に出ていない選手も93人全員がしっかりスキル、コンディショニングとストレングスのところをしっかりできて、後は寮生活でも明治の学生として社会に出るために、そういったところもレベルアップできれば結果が出てくるのではと思ってます。10月の筑波戦をターゲットにしているのでそこまででしっかりチームで戦術戦略、個々のレベルアップを図って行きたいです。

◆小村淳(こむら・あつし)平4政経卒
 在学時は3度の大学日本一を経験し、4年時には主将としてチームをけん引。卒業後は神戸製鋼に 進み、97年度からは主将を務めるなど、日本選手権7連覇に大きく貢献した。現役引退後はU―19日本代表ヘッドコーチや日本選抜FWコーチ等を歴任し、明治で は2003年からヘッドコーチを2期務めている。その後はキヤノンイーグルスのFWコーチとして、同チームのトップリーグ昇格に尽力した。

次回の第3回は、4月18日中原正義FWコーチ、土佐忠麿BKコーチの予定です。

[真島一郎]


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