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「春1勝」を目標に掲げた浜田監督


東京六大学野球 2013〜春〜  (13)東大戦事前インタビュー 浜田監督、谷沢コーチ  

 今季こそ王座奪回だ。昨季は終盤まで優勝争いをしながら、終盤2カードを落とし、4位に終わった。巻き返しを狙う今年は中嶋啓喜主将(法4=桐蔭学園)、関谷亮太投手(政経4=日大三)、山崎福也投手(政経3=日大三)ら、昨年からの主力が数多く残り、戦力は充実している。2008年以来5年ぶりの春季リーグ戦優勝に向け、準備は整った。

 今週の対戦相手は東大。30季連続最下位、リーグ戦52連敗中だが、元プロ野球選手をコーチに招くなどチーム力の向上を目指しており、油断はできない。今回は浜田監督、谷沢コーチ、黒沢主将、西木選手、初馬選手、関選手の6人に話を聞いた。
(この取材は3月15日に行ったものです)


<浜田監督>
――浜田監督が東大の監督に就任した経緯を教えてください
浜田監督:
私は5年前に、非公式なものですが東大のスカウトに就任しました。それで全国の高校生に「東大の野球部に入らないか」という勧誘活動をしていました。それでそのまま東大野球部にどっぷり漬かっていましたが、御手洗前監督が退任するに当たって、OB会から次の監督にと要請がありまして、そのまま就任しました。

――今現役の選手で、ご自身がスカウトした選手はいらっしゃいますか
浜田監督:
声を掛けた選手はたくさんいます。例えば投手の関なんかは高3の夏の合宿で勉強を教えたりしました。自分が声を掛けた選手が実際に東大野球部に入学して活躍することは、自分の子供のことのようでとてもうれしいです。東大入学を目指している高校球児を見ると、自分にもそういう時期があったわけですし、応援したい気持ちがあります。

――東大はスポーツ推薦の選手がいないが、そのことを克服するために必要なことは
浜田監督:
野球というものは、実力差ほど点数の差がつかないスポーツです。どんな強いチームでもミスは出ます。今までの東大はそれにお付き合いして自滅するパターンがよくありましたが、普通のことをプレッシャーの下で普通にやればいいだけです。特別なことは何もないです。

――現在、東大は30季連続最下位と浜田監督が現役だった時代と比べると勝てていませんが
浜田監督:
その理由は二つあると思います。一つは相手の五大学のレベルが上がったことです。あと、負けが込んでくると、どうしても選手が不安な状態になります。勝てそうな試合展開になっても、勝ち試合を経験していないのでその不安が出てきて緊張してしまいます。そのメンタル的な問題も理由の一つだと思います。そのためにはまず1勝して、できるんだという実感を持ってもらいたいです。

――東大には現在、谷澤コーチと今久留主コーチ、桑田コーチと3人の元プロ野球選手のコーチがいますが、その効果は
浜田監督:
やはり効果はあります。同じことを言うにしても元プロ野球選手とそうでない人が言うのとでは説得力が違いますし、桑田さんは実技も選手に見せてくれています。理論と実践の両方を選手に教えているので、選手たちに効果はあります。

――浜田監督が今季期待する選手は
浜田監督:
野手では西木です。彼には3割以上を打ってもらってリードオフマンとして活躍してほしいです。投手では初馬、関の先発二枚看板と、左投手の白砂に期待しています。

――明大の印象は
浜田監督:
個々の選手がタレントぞろいで、それを善波監督がうまくまとめていると思います。特に高山君(俊外野手・文2=日大三)や岡君(大海内野手・政経4=倉敷商)などが素晴らしいです。

――今年の目標をお願いします。
浜田監督:
春は1勝です。まず勝つことを覚えさせたいです。そして秋に4勝して最下位脱出を目指します。

――最後に東大野球部のファンの方に一言お願いします
浜田監督:
今年の春は何となくハラハラすると思います。最後までドキドキするような試合もあると思います。それは新聞で結果だけを見ても伝わらないと思うので、ぜひ神宮球場に来てください。

――ありがとうございました。

東大のコーチに就任して3年目となる谷沢コーチ
就任3年目となる谷沢コーチ

<谷沢コーチ>
――昨秋を振り返っていかがですか
谷沢コーチ:
勝つことはできませんでしたが、相手を追い詰めた試合もいくつかありましたし、全体的にいい試合はたくさんあったと思います。

――期待の選手は
谷沢コーチ:
4番打者としては有井に期待しています。経験はまだ少ないですが、長打力がある打者です。肩も強いですし、正右翼手として頑張ってほしいです。1番打者は西木や飯田に期待しています。捕手にコンバートした笠原は5番か6番に座って勝負強さを発揮してほしいです。

――谷沢コーチに加えて今久留主コーチ、桑田コーチと3人の元プロ野球選手のコーチがいますが、その効果は
谷沢コーチ:
効果は出ていると思いますよ。桑田君が1月に指導に来たときは話題になりましたが、彼が教える野球観は投手にとっては非常にプラスになっていると思います。

――谷沢コーチが考える東大の今季の目標は
谷沢コーチ:
徐々にチームとしていい形になりつつあるので、いいゲームをしてほしいです。そうすれば勝利が見えてくると思います。

――ありがとうございました。
[森大輔]

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