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巧みなゲームコントロールを見せた田村

ラグビー部  菅平合宿初戦 王者・帝京大に敗戦も手応え残す/練習試合


◆8・17 練習試合(サニアパーク菅平)
▼明治24{5―26、19―21}47帝京大○

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
192621
24
合計
47


 ほぼダブルスコアでの大敗に終わるも、春からの成長を見せた。今週から始まった菅平での夏合宿。3校と組まれた練習試合の初戦は、関東大学春季大会で14―74と苦杯をなめさせられた王者・帝京大だ。60点もの差をつけられた試合から約1ヶ月。明治の伸び具合が注目されたが「春の大敗を考えると失点は半分にできたし成果はあった」(左LO比果義稀・文4=京都成章)と手応えを語った。

 立ち上がり、明治がペースをつかんだように思われた。キックオフ直後から帝京大のペナルティーを利用し、ゴール寸前まで攻め込む。ラックを形成し、FWが力強い連続攻撃を見せた。しかし王者のディフェンスは簡単には得点を許さない。「敵陣に入ったら取り切る力が必要」(比果)。約8分にも渡る攻防の末、先制点を奪うことはかなわなかった。直後の前半10分、自陣ゴール前でのラインアウトからモールで押し込まれ失点すると、16分にもカウンターからの素早いBK展開でトライを奪われる。明治も右FL安永賢人(営2=長崎北)、No.8朴鐘圭(商4=大阪朝鮮)のタックルや左WTB紀伊皓太(文2=日川)のビッグゲインなどでチャンスを創出するも、強固なディフェンスに阻まれトライにはなかなかつながらなかった。そんな中、35分に敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトからFWが再び連続攻撃。右LO大椙慎也(法3=国学院久我山)が最初のトライを決めた。一矢報いた明治だったが、帝京大自慢のフィジカルを生かしたテンポの良いアタックに対応できず2トライを献上。5−26で前半を折り返した。

 後半は19―21と拮抗した。後半5分、ほとんどのメンバーを入れ替えた帝京大にディフェンスのスキをつかれ、単独トライを許すが、4分後の後半9分には明治も7点を返す。24分にはハーフウェイライン付近でSH山口修平(政経4=佐賀工)がターンオーバー。左CTB川田修司(情コミ2=桐蔭学園)が帝京大ディフェンスを縦に切り裂き、そのままインゴールまで独走した。終盤には左右に大きく振った素早いBK展開で敵陣深くまで攻め込む。帝京大のペナルティーをきっかけにラインアウトから比果がインゴールに飛び込んだ。「敵陣でのプレーが前回より格段に良くなった」(比果)。しかし「相手を捕らえるときの1次2次の精度が課題」(山口)とディフェンスの甘さが響き、後半も合計で3トライを許す。24―47でノーサイドとなった。

 「やっと試合になった」(SO田村熙・営2=国学院栃木)。点差は30点と春に比べ半減し、打倒トップリーグを掲げる学生王者を相手に「通用する部分もあった」と中原正義FWコーチは評価。それでも20点以上の差に「ブレイクダウンの部分とセットプレーの部分」(比果)や「ラインアウトの決定力の無さ」(須藤)など課題が挙げられた。これらをこの夏合宿でどこまで修正できるかが秋以降の勝敗のカギとなる。

[関本紗希]

試合後のコメント
中原正義FWコーチ

「通用する部分もあったと思う。セットプレー特にラインアウトがだめでした。それでもFWは近くでの勝負はできていたし、BKもゲインラインをしっかりきれていたと思う。失点は半分に減らしたので、対抗戦ではさらに半分にして30点取って勝つゲームプランにしたい。そのためにはまだまだ甘い部分もある。タックルの精度もまだまだだし、選手のファイティングスピリッツを上げていく必要がある」

右PR須藤元樹(文2=国学院久我山)
「春は大差で負けたので、まずはどれだけ差を詰められるかということでやった。実際、点差は詰められたが、まだまだセットプレーも安定していなくて、一人一人のディフェンス力も甘い。合宿は始まったばかりなので残りの期間で少しでも改善していけたらいいと思う。FWが敵陣に行って取り切れていたら結構競った良い試合になった。FWのラインアウトの決定力の無さが課題。そこを今後、シーズンに入っていく中で仕上げていかないと。自分の中での夏の目標は、チームに貢献するのはもちろんだが、ラインアウトの精度を高めることが一番。今日出た課題を全部つぶして、日大戦ではまた新たな課題を見つけられるように頑張りたい」

左LO比果義稀(文4=京都成章)
「自分たちの通用するところと、しない部分がわかった試合だった。敵陣でのプレーが前回より格段に良くなったのがよかった。課題としてはブレイクダウンの部分とセットプレーの部分。全体として負けましたが、春の大敗を考えると失点は半分にできたし成果はあった。今後の課題としてはスクラム、モールの安定とディフェンスの部分。後は敵陣に入ったら取り切る力が必要ですね」

SH山口修平(政経4=佐賀工)
「春は60点差で負けて、半分にすることが目標だった。チームとしてやっていることが春に比べたらできていたので良かった。相手を捕らえるときの1次2次の精度が課題。合宿が始まって、今はラグビーしかやることがないので、良い雰囲気でできている。今はまだ、なかなか自分たちがやろうとしていることが最後までやり通せていないので、やり通せるチームになりたい」

SH田川明洋(政経4=天理)
「やれたことやれないことがはっきり出た。アタックに関してはFWも勝負できたしBKもラインを上げられたし相手ゴール前まで攻められたと思う。相手は個々の強さもあるけどブレイクダウンそして取るべきところで取る力はあった。(今後について)自分の持ち味を出していけばチャンスはもらえると思う。秋には今日出た課題をしっかり直して勝ちたい」

SO田村熙(営2=国学院栃木)
「今日の帝京大戦は、やっと試合になった気がした。このまま秋につながれば良いと思う。課題点は、相手を1発で仕留められないこと。ディフェンスをもっと固めていきたい。学校での練習はしんどかったけど、合宿では試合が多いので楽しくやっている。今までチームとしてやっていることの徹底があまりできていなかったので、この合宿でチームが1つにまとまればいいなと思う」


◆対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営3=常翔学園)
9.SH山口 修平(政経4=佐賀工)
←21.田川(後半23分)
16牛原 寛章(政経3=佐賀工)
→2.中村(後半11分)
2.HO中村 駿太(商2=桐蔭学園)
←16.牛原(後半11分)
10.SO田村 熙(営2=国学院栃木)
17橋口 敬生(政経4=長崎南山)
3.PR須藤 元樹(文2=国学院久我山)
11.WTB紀伊 皓太(文2=日川)
18松波 昭哉(政経3=東福岡)
4.LO比果 義稀(文4=京都成章)
12.CTB 川田 修司(情コミ2=桐蔭学園)
19寺田 大樹(文3=秋田工)
5.LO大椙 慎也(法3=国学院久我山)
←20.朴(後半0分)
13.CTB西橋 誠人(商3=桐蔭学園)
←23.水野(後半11分)
20 朴 鐘圭(商4=大阪朝鮮)
→5.大椙(後半0分)
6.FL平井 伸幸(法3=流経大柏)
14.WTB齊藤 剛希(商2=筑紫)
21田川 明洋(政経4=天理)
→9.山口(後半23分)
7.FL安永 賢人(営2=長崎北)
15.FB松浦 康一(政経2=佐賀工)
22 長石倉 豪(営3=報徳学園)
8.No.8上田 宥人(政経2=東海大仰星)

23水野 拓人(情コミ3=東海大仰星)
→13.西橋(後半11分)





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