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2トライを決め勝利に貢献した水野

ラグビー部  菅平合宿第2戦 BK陣の活躍で、日大に勝利/練習試合

◆8・24 練習試合(ダモスタカシマヤグラウンド)
▼○明治31{19―5、12―7}12日大

◆スコア◆
明治
日大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1912
31
合計
12


先週の帝京大戦では、敗北を喫してしまった明治。この日は、日大との練習試合が組まれ、ダブルスコアでの勝利を収めた。BK陣はノックオンなどのペナルティーも多かったが、右CTB水野拓人(情コミ3=東海大附仰星)が2トライを奪うなど要所を締めるプレーを見せ勝利に貢献。一方で、FW陣はセットプレーでのミスや得意のモールトライを決められず。課題が残る結果となってしまった。
 試合開始直後から「前半の入りが悪かった」(右FL安永賢人・営2=長崎北)と日大のアタックを止められず明治のペースに乗ることができなかった。SO田村熙(営2=国学院栃木)のキックを軸に、陣地を回復するも、日大の粘り強いディフェンスに苦戦。スクラムも日大に押される場面が見られ、試合を優位に進めることができなかった。しかし前半13分、自陣10mでのターンオーバーからマイボールにすると、SH山口修平(政経4=佐賀工)が左へと大きく展開。人数が足りていない日大ディフェンスのスキを突き、左FL上田宥人(政経2=東海大附仰星)が敵陣10mまでビックゲイン。そのままサポートに回った左WTB紀伊皓太(文2=日川)へとパスし先制トライを決めた。だが、その直後、キックオフから自陣深くに侵入され、ラインアウトモールから失点を喫する。その後も「ディフェンスが外され気味だった」(No.8桶谷宗汰・営1=常翔学園)と、ピンチの時間帯が続いた。勝ち越したい明治は、桶谷の好ゲインから敵陣深くまで進むものの「ボールキャリアがノックオンするなど自分たちのミスで自分たち自身を苦しめてしまった」(右WTB齊藤剛希・商2=筑紫)と攻めあぐねトライを奪うことができない。また右LO寺田大樹(文3=秋田工)の活躍もあり、敵陣深くでのラインアウト成功率は高かったが、FW陣がモールトライを決められずに決定機を逃した。試合が再び動いたのは、前半32分。田村のハイパントキックから生じたルーズボールを処理した水野が落ち着いてインゴール中央へ勝ち越しトライ。続く36分にも、ラインアウトを起点に生まれたラックから、ブラインドを抜け出した左FL大椙慎也(法3=国学院久我山)がトライを決め19―5で前半を折り返した。

 メンバーを代え臨んだ後半。「チームとしての収穫は、後半の方が多かった」(田村)と、春からの成長した部分というテンポの速いプレーで、日大を追い込む。開始早々の後半2分にトライを決めると、日大のペナルティーからタッチキックで敵陣へ。5mラインアウトから、前半は不調だったモールでインゴールまで攻め入ると、左PR勝木来幸(営3=常翔学園)がトライを決め31―5と突き放した。しかしその後は、日大の留学生選手の破壊力のあるゲインを止められず「相手ボールの時にラインがズルズルと下がってしまった」(齊藤剛)と自陣へと侵入される場面も目立った。後半19分には、日大BK陣に大きく左右に展開され止められず失点。明治も負けじと攻めるが、日大の勢いを止められず。試合終了まで日大のアタックに手こずったが、必死のディフェンスでトライを許さず31―12でノーサイド。5トライに終わったが「ラックが良いテンポでできるようになった」(田村)と、アタック面での成長が垣間見える試合となった。

 勝利に終わったが、FW陣、BK陣共に課題が残る試合となった。特に多くの選手が「ディフェンスが悪かった」(田村)と語るように、ロータックルや寄りの遅さは今後の改善点だ。夏合宿最後の練習試合の相手は、春季大会で完封負けを喫した東海大。春からの取り組みが徐々に形になりつつあるだけに、東海大戦は成長した姿を見せてくれるはずだ。

[阿部慎]

試合後のコメント
HO勝木来幸(営3=常翔学園)

「今日の出来はあまり良くなかった。前半は相手のプレーに合わせてしまったところが多かった。前半からセットプレーは安定しなかった。スクラムはFW8人で組むことができていなかった。後半からは8人で組もうという意識出てきた。ラインアウトはサインの出しどころがうまくいかず、相手に渡してしまうことがあった。後半には安定させたのでそこは収穫だと思う。前半のようにFWでのアタックが困難なときはBKが得点してくれて、それをFWがサポートするという信頼関係が生まれいていい傾向。東海大には大学選手権でも春季大会でも敗れているので、勝ちたいという気持ちはもちろんある。自分たちが普段からやっている基本的なこと、セットプレーの安定であったりを出し切って試合に臨みたい」

右LO寺田大樹(文3=秋田工)
「久々のフル出場だったので、最後まで走り切れなかったことが課題。スクラムに関して、最初は相手のいいようにしてしまったが、後半は修正ができた。マイボールでプレッシャーをかけることができて、そこはいい収穫だと思う。ラインアウトに関しては自分がサインを出しているのだが、取り切れていないところがあるのは課題かなと。ラインアウトは大事なところで取れなければ意味がない。自分がコールを出している分、みんなの状況を見て判断することが求められる。自分はワークレートで勝負していきたい。ラインアウトのコールを出しているので、いいプレーを多くしてチームに貢献したい。ダブルスコアとはいえ内容的にはセットプレーでの課題がまだまだあるので、修正していきたい。次に戦う東海大は昨年の大学選手権、今年の春季大会と負けているので雪辱したい」

右FL安永賢人(営2=長崎北)
「帝京大戦の反省を生かして(前半の)入りを良くしていこうと話していたんですけど、日大の攻撃を受けてしまって、明治のテンポにできず、FWとしてはラインアウトなどのセットプレーが最初良くなくて慌ててしまった。(課題は)ディフェンスとゲームの入り方。寄りの部分で取りきれなかった部分があったので、修正していきたい。春、負けている相手なので、帝京大戦の反省を生かして入りを重視してしっかり勝ちたいと思います」

No.8桶谷宗汰(営1=常翔学園)
「アタックが思っていたよりうまくいき、ゲインラインを切ることができた。しかし、FW全体としてはよくなかった。モールで取れると思っていたところで、取りきれなかった。自分たちがまだまだモールが駄目だということがわかった。また、ディフェンスが外され気味だったことも反省点だ。自分個人としても、相手に立ち向かえなかった場面が何度かあった。次の東海大戦では、ディフェンスをもっと頑張りたい。また、シーズンに向けてチームに溶け込んでいくことで、遠慮せずに自分のプレーをできるようにしていきた」

SO田村熙(営2=国学院栃木)
「自分は出ていなかったが、チームとしての収穫は、後半の方が多かった。チーム全体でラックが良いテンポでできるようになったのは、春からの練習で成長した部分だと思う。前半は相手に調子を合わせてしまい、いいところを出せずに終わってしまった。相手がボールを蹴ろうとする時の一人一人の仕事量が少なかった。(個人としては)キックの精度が少しずつ上がってきたことが良かった。しかしディフェンスが悪かったので、疲れた時でも気を抜かないようにしたい。アタックが好きなので、今のポジションのディフェンスの多さには苦しんでいるが、自分なりに考えてプレーしていきたい。初戦の帝京で手応えを感じたことを忘れずに、どんな相手でも良いモチベーションを保ちたい」

右WTB齊藤剛希(商2=筑紫)
「全体の出来はいまひとつだった。相手ボールの時にラインがずるずると下がってしまった。FWはセットプレーのミス、BKもボールキャリアがノックオンするなど自分たちのミスで自分たち自身を苦しめてしまった。とれるところはきちんととらなければならない。声やビッグプレーで流れを変えられる選手が必要だと思った。(個人の出来としては)前半は何もやってない。後半はチームを盛り上げようと意識的に声を出した。また、ボールに触る機会も多くなったので良かった。これを一試合通じてできるようにしたい。今日の試合は良くなかったが、帝京大戦で手応えを得られたりと合宿自体はいいかんじできていると思う。東海大戦では、秋に向けて自信になるような満足できるようなプレーをしたい」


◆対日大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営3=常翔学園)
9.SH山口 修平(政経4=佐賀工)
→21.田川(後半0分)

17太田 竣介(商4=明大中野)
2.HO中村 駿太(商2=桐蔭学園)
10.SO田村 熙(営2=国学院栃木)→22.長石倉(後半0分)
18塚原 巧巳(政経2=国学院栃木)←3.松波(後半0分)
3.PR松波 昭哉(政経3=東福岡)→18.塚原(後半0分)
11.WTB紀伊 皓太(文2=日川)
19東 和樹(政経2=京都成章)
4.LO比果 義稀(文4=京都成章)
12.CTB 川田 修司(情コミ2=桐蔭学園)→24.西橋(後半0分)
20大椙 慎也(法3=国学院久我山)←7.安永(前半35分)
5.LO寺田 大樹(文2=秋田工)
13.CTB水野 拓人(情コミ3=東海大附仰星)
21田川 明洋(政経4=天理) ←9.山口(後半0分)
6.FL上田 宥人(政経2=東海大附仰星)
14.WTB齊藤 剛希(商2=筑紫)→23.小澤(後半0分)
22 長石倉 豪(営3=報徳学園)←10.田村(後半34分)
7.FL安永 賢人(営2=長崎北)→20.大椙(前半35分)
15.FB松浦 康一(政経2=佐賀工)
23小澤 和人(営4=国学院久我山)←14.齊藤(後半0分)
8.No.8桶谷 宗汰(営1=常翔学園)
16牛原 寛章(政経3=佐賀工)
24西橋 誠人(商3=桐蔭学園)←12.川田(後半0分)



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