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トライシーンに絡んだ紀伊

ラグビー部  西の伝統校・同大に惜敗/同明定期戦

◆9・7 同明定期戦 (同大京田辺グラウンド)
▼明治26{19−14、7―19}33同大◯

◆スコア◆
明治
同志社
前半後半得点前半後半
PG
DG
191419
26
合計
33


 同大との定期戦に26―33と惜敗。前半を19―14で折り返したが、後半は「前半に比べてタックルが高く、1対1のところで負けていたので差が出た」(小澤和人・営4=国学院久我山)。一方で西の伝統校を相手に「FWの連続攻撃」(朴鐘圭・商4=大阪朝鮮)を仕掛けるなど、夏合宿での成果も見られた。15日に開幕する関東大学対抗戦に向け、課題を洗い直す形となった。

 前半はFW戦で優位に立ち、BKへと展開する形でトライを重ねた。開始早々ディフェンスのそろわないうちに先制トライを与えたが、セットプレーからペースを整えた。すると前半15分にインゴール手前での相手ボールラインアウトの乱れからイーブンボールをSH山口修平(政経4=佐賀工)がキャッチ。ラックを形成しながら中央へ。ラックからのボールを受け取った左WTB紀伊皓太(文2=日川)がステップで相手のディフェンスを抜くと、最後は右WTB小澤が右サイドにトライ。前半21分にはスクラムでの相手のペナルティーによるクイックスタートからSO長石倉豪(営3=報徳学園)が追加点を挙げた。その後「リフトスピードで甘い部分があった」(朴)とラインアウトから失点するが、19―14で前半を終えた。

 メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ後半は要所でのミスが目立った。後半6分、敵陣に侵入したところでのパスをインターセプトされ、19―21と逆転を許した。ノックオンなどのペナルティーでボールキープができず、長い足踏み状態に。スコアが再び動いたのは後半25分、敵陣中央でのマイボールスクラムを起点にFWの連続攻撃から左LO田中真一(法1=国学院久我山)が逆転トライで26―21とした。その後も得点を重ねたかった明治。しかし「後半になるにつれて不安定になってきていた」(勝木来幸・営3=常翔学園)スクラムで同大を勢いに乗せてしまうと、タックルを決め切れず同点に。さらに後半43分、ペナルティーから同大にラインアウトを与え、マイボールを手放してしまう。何としてもインゴールを死守したかった明治だったが、最後にはBKにブラインドサイドを突かれ26―33。攻めに転じることはできず、あえなく敗れた。

 昨季の大学選手権からの因縁であった東海大を破るなど、大いに収穫のあった夏合宿。しかし、今回の同大戦では取り切るところでボールを手放すシーンが多く、自らのミスに泣く結果となってしまった。「勝って迎えたかった」(牛原寛章・政経3=佐賀工)関東大学対抗戦に加え、14日から関東大学ジュニア選手権も開幕する。迫る開幕に向け課題を解消し、万全の状態で臨むことが急務だ。

[和田孟]


試合後のコメント
左PR勝木来幸(営3=常翔学園)

「今日は勝ちにこだわっていたので、メンバーの総入替も関係なく悔しい。敗因は取り切れないところ。FWのセットプレー、前半はできていたけど、後半になるにつれて不安定になってきていた。そこを修正していければ良いと思う。4年生はラストシーズンなので、自分も貢献できるように体を張って対抗戦に入りたいと思う」

右FL桶谷宗汰(営1=常翔学園)
「同大戦では、ずっとNo.8でやってきた中、将来のためにと初めてFLというポジションを経験した。ディフェンスの動きや立ってる場所が全然違い、戸惑うことが多かった。初めてなりに、スクラムからのディフェンスなどの経験をつめたのでよかった。反省していることは、モールの後のディフェンスのミスのせいでトライを取られてしまったこと。二度目のミスなので防げたはずだった。チームとしては、今日の始めのプレーで簡単にトライを取られてしまったのが反省点。シーズンの長い対抗戦で毎回ギリギリの試合をすると疲れも出てくるので、圧倒的に勝つことを大事にしていきたい。接戦になったとしても、すぐに突き放して明治の自力のあるところを見せ、相手にプレッシャーを与えたい。あっさりと逆転されてしまうことはなくしていきたい。そういった反省点がいっぱいの試合だったと思う」

No.8朴鐘圭(商4=大阪朝鮮)
「FWに声をかけて奮起させることができればと思って試合に臨んだ。FWはのびのびとプレーしていたと思う。けれど、ラインアウトのリフトスピードなど、細かいところで甘い部分があったので、そこを見つめ直せばもっと楽に攻めることができるのかなと。前半の内容としてはこちらが攻めきるところをきちんと攻め切れていた。ただ、練習の段階から試合の入りまでが甘かったので、そこで相手に先制トライを取られたというのは改善点。個人的にはゴール前の判断ミスで、止められずトライされてしまったので、そういったところも直していかなければいけない。スクラムに関して強いとは聞いていたが、そこまで驚異的には感じなかったので、これからも自信をもっていきたい。今シーズンはゴール前でランブル、FWの連続攻撃からトライを取る場面が多かった。それはこれからも継続していって、ゴールに近い場所で攻め続けることができれば、上位校相手にも通用する。対抗戦が開幕するので、明治をしっかり引っ張っていければと思う」

SH山口修平(政経4=佐賀工)
「自陣の深いところに入られ、簡単にトライを取られすぎているのがよくなかった。(自分が取ったトライは)流れの中でのトライに過ぎない。なかなかBKのエリアがうまく取れなかった。相手の方が一枚上手だった。そこからの入りがよくなかった。BKはエリアで、FWはしっかり敵陣に入ったら取れるようにしたい。対抗戦が始まるが、去年優勝しているので今年も連続優勝できるように頑張りたい」

右WTB小澤和人(営4=国学院久我山)
「今日は前半の入りが悪くて、最初にトライを取られてしまった。後半も相手にペースを取られたときに取り戻せなかったのが敗因。後半は前半に比べてタックルが高く、1対1のところで負けていたので差が出たのだと思う。夏合宿を終えてチーム的に攻め方だったり組織ディフェンスだったりを全員理解しだして、どう攻めるかというのが明確になった。メンバーが固定されてきつつあってエリアをしっかり取って敵陣に入り、FWで取り切るというのが最近できている。修正点としてはBKの精度がまだ浅いので、10月の筑波大戦までには修正したい。(対抗戦に向けて)青学大も格下ではないのでしっかり気持ちを持ってやらないと足をすくわれる。一戦一戦しっかり良い課題が出るような試合にしたい。ジュニアも開幕するのでチーム一丸となってやっていきたい」

牛原寛章(政経3=佐賀工)
「負けてしまったのはいけなかった。勝って対抗戦を迎えたかった。勝ちにこだわっていたので残念。下級生がボールに対して積極的になっていたのは良かった。勝つためにはチーム内の意志統一が大事だと思う。春に比べてチームが一つになっていっているのを感じた。あと一歩だと思った。対抗戦は負けてはいけない。春は(早稲田などに)負けてしまったが、春は春、秋は秋なので気にしていない」

東和樹(政経2=京都成章)
「アタックで連続攻撃を仕掛けられたのは、春と比べて修正できた点だと思う。また、FWがスクラムとモールで押し切れるシーンがあったのは収穫だった。今後こういったシーンをもっと増やすことが重要。ディフェンスはもっと粘れれば良かった。後半の最後に逆転を許してしまったのも粘りが足りなかったからだと思う。全体的にみるとノックオンなどミスも多かった。秋はFW戦では負けられない。こういったミスをなくしたい」


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