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切り込み役として期待の懸かる佐藤旭選手


東京六大学野球 2013〜秋〜  (18) 慶大戦事前インタビュー 佐藤旭選手、谷田選手  

 再び頂点へ――。春は16試合にも及ぶ激闘を制し、粘りの野球で35度目のリーグ優勝を果たした。夏の厳しい練習を経て。さらに戦力は充実。1975年以来、チーム史上4度目の春秋連覇、そして春は逃した日本一を目指す。

 次なる相手はここまで勝ち点3で、現在単独首位に立つ慶大。春は勝ち点を奪ったものの、ここまで好調の相手に厳しい戦いが予想される。今回は堀野主将、白村選手、藤本知選手、佐藤旭選手、谷田選手に話を聞いた。
(この取材は9月21日に行ったものです)


<佐藤旭選手>

――昨季を振り返っていかがですか
佐藤旭:
チームとして5位という結果に終わってしまって、良いところが全くなかったです。全てにおいて駄目で、チームとして結果を残せなかったとても悔しいシーズンでした。

――課題は見つかりましたか
佐藤旭:
これが駄目だと特に思ったことがなくて、本当に全てが駄目でした。もう一度、チームを一から作り直さなければいけないと思いました。でも、しいて言うなら打線がつながらず、なかなか打てなかったので、それが勝てなかった原因だったと思います。

――夏に重点的に取り組んだことは
佐藤旭:
スイングの量を増やすことを重点的にやってきました。

――1番打者として心掛けていることは
佐藤旭:
やはり出塁することが大切だと思っています。自分の役割は出塁してチャンスをつくることだと感じています。試合のときから常にそれを思ってやっています。

――明大の印象は
佐藤旭:
ピッチャーを含めた守備が安定していて、本当に粘り強い野球をしてくるなという印象があります。

――春は5位に終わってしまいましたが、チームで何か足りなかったことは
佐藤旭:
実力や技術的なこともありますが、やっぱり全力疾走だったり、そういう基本的な野球に対する姿勢が足りなかったと感じています。この間始まった秋のリーグ戦では、そのことをしっかりやっていこうということを意識したことが結果として出てくれたのではないかなと思います。

――高校時代、2009年の春の甲子園で1回戦で対戦した開星高に、同じ1番打者として糸原健斗選手(営3=開星)がいましたが、何か交流はありますか
佐藤旭:
お互い六大学で野球をやっているということで、この間のオールスターのときも話しましたし、僕の2つ下にも開星高の後輩がいるので、それも含めて今でも交流というのはあります。

――慶大には同じ慶応高出身の選手が多いですが
佐藤旭:
高校から7年間一緒に野球をやるということで特別な思いというのはありますし、団結力といった面でも特別なものはあります。

――夏を過ごして伸びてきた選手は
佐藤旭:
1年生のピッチャーの加藤と、ショートを守っている山本です。その2人は春からリーグ戦に出場していたのですが、自分の力を発揮できなかったです。でも、夏を過ごして、彼らの実力もすごくアップしてチームにとって大事な戦力になってくれたなと思っています。

――幸先良く立大から勝ち点を取りましたが、チームの雰囲気はいかがですか
佐藤旭:
春は立大に負けて雰囲気は悪かったのですが、勝ち点を取れてチームの士気はかなり上がっていると思うので、すごく良い雰囲気で練習に取り組めています。

――個人として立大戦を振り返ってみていかがですか
佐藤旭:
結果が残せなくて、自分自身の調子が悪いとは思ってなかったのですが、なかなかチームに貢献できなかったです。まだリーグ戦は始まったばかりなのでこれから立大戦で出た課題を今後に生かしていければいいと思っています。

――秋の具体的な数字の目標は何ですか
佐藤旭:
打率は3割を超えていかなければいけないと思っていますし、出塁率も5割近くはいこうと思っています。

――秋への意気込みをお願いします
佐藤旭:
春は全く良いところがなくて屈辱的なシーズンを送ったので、秋に懸ける思いというのは強いですし、優勝に向かってチーム一丸となってやっていけたらなと思います。

――ありがとうございました。

2年生ながら4番に座り主力として活躍す<br>る谷田選手 <
2年生ながら4番に座り主力として活躍す
る谷田選手

<谷田選手>

――昨季を振り返っていかがですか
谷田:
1年生のころはほぼレギュラーではなくて、たまに試合に出るくらいでした。でも、今年の春から先発で使ってもらえる機会が多くなって、意気込みすぎてというか気合いが入りすぎて、最初から飛ばして調整していました。認めてもらおう、結果を残したいと思ってやっていて、オープン戦とか立大戦までは調子が良かったっのですが、急に調子が落ちてしまいました。そこから立て直そうとしたのですが、なかなか上がってこなくてどんどん落ちていった感じです。

――課題は見つかりましたか
谷田:
やはり常に打たなければいけない、毎試合結果を残したいと思ったときに、どうしたら調子の波を安定させられるかということで、春は精神的な面で打てなくなったなと思う部分も多かったです。ですので、視野を狭くするのではなくて、広く周りを見るように自分の調子が悪いときでも客観的に見て悪いところを修正していけたらいいと思いました。今年の秋は、夏のオープン戦から慌てず、ゆっくり自分のフォームを意識しつつ、試合に臨むことを意識してやってきています。

――秋は4番を任されているのですが、心掛けている点は
谷田:
夏のオープン戦から4番を任されていて、初回から2死二塁といったいい場面で回ってくることが多いので、そういったチャンスで1発で仕留められるように意識して打席に立っています。

――今季の立大戦では勝利に直結する一打を放ちましたが、個人的に良い雰囲気はありますか
谷田:
チームの雰囲気も非常に良いですし、春と違って負けていても「まだまだいけるぞ」とベンチの雰囲気も良かったので、そういうことが打たせてくれた、そんな流れに打たせてもらってるのではないかなというのはあります。

――明大の印象は
谷田:
春、優勝しているので誰が見ても強いというのはわかるのですが、特に投手陣が安定していて、僕は春に関谷さん(亮太投手・政経4=日大三)は全然打てなくて、それを意識して練習してきた部分もあるので秋こそは打てるようにと思って戦っていきたいと思います。

――横尾選手との2年生コンビで中軸を担っていますが、お互いに意識はしていますか
谷田:
たまたまかもしれないですけど、ホームランを打つタイミングが似ているというか、だいたい僕が打った次の試合で横尾が打ったり、横尾が打った後、僕が打ったりすることが多いです。どっちか1本打てば両方打てるのではないかなと思っています。

――下半身の強さを生かしたバッティングフォームの秘訣は
谷田:
バッティングフォームは小学生の頃から変わっていなくて、その打ち方からというのはあるのですが、中学生からウェイトトーレーニングを始めて下半身を鍛えてきました。そういうところが下半身が強いと言われるところにつながっていると思います。

――高校時代、同じ左打者として昨年の主将の山崎選手から何かアドバイスは
谷田:
高校時代は全然かぶってないので昨年は初めて(山崎)錬さんと一緒にプレーさせてもらいました。錬さんの勝負強いバッティングというか、あんな場面で何を考えて打席に立っているのだろうと思う部分もあったんですけど、やはり日頃からすごい練習する方で、たくさん練習しているからこそ勝負が懸かった場面で自信を持って打席に立てるということを聞いたりして、やはり練習量が大事なのだと思いました。 そういう面を見習って今もやっていっています。この前、JX―ENEOSと練習試合があったときにチーム全体に錬さんから言われたのですが、一塁まで全力疾走で駆け抜けるだとか、カバーリングを忘れないとか、そういうことを大事にやっていった方がいいのではないかと話をいただいので、そのことを意識してやっています。

――夏に重点的に行った練習は
谷田:
振り込みを重点的にやってきました。監督から素振りの大切さを聞かされたのでスイングの量を増やしてやってきました。

――夏を過ごして伸びてきた選手は
谷田:
一番は投手の加藤です。高校時代も見てきたんですけど、大学に入ってすごい成長しました。春も球は速かったですけど、今みたいな感じではなかったです。今は変化球でも真っすぐでもストライクが取れるし、1死三塁とかでも内野フライに打ち取ったり、確実に点が入るなと思ったところでも抑えてくれて、チームの窮地を救ってくれた場面が練習試合のときからも多かったので今は頼りになるなと思って見ています。

――秋の具体的な数字の目標は
谷田:
特に数字の目標は意識しないようにやっているのですが、監督にも1試合1本打ってくれよと言われてるので、毎試合で必ずヒットを打って、大事な場面でヒットが出るように1試合1試合、集中してやっていきたいと思います。

――秋への意気込みをお願いします
谷田:
最初の立大とのカードは勝ち点は取れたのですが、まだまだこれからなので、春と違った自分を見せられるようにこれからも引き続き活躍できるように頑張っていきたいと思います。

――ありがとうございました。

[西村典大]

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