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アタックで存在感を見せた高平

ラグビー部  後半追い上げるも帝京大に敗北/関東大学対抗戦

◆9・15〜12・1 平成25年度関東大学対抗戦リーグAグループ
▼11・17 対帝京大戦(秩父宮ラグビー場)
 明治17{3―28、14―8}36帝京大○

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1428
17
合計
36


 後半に追い上げを見せた。大学選手権4連覇中の学生王者・帝京大を相手に、前半はリードを許すも食い下がり、後半に2トライを返した。「やってきたことは間違っていないと思う」(SH山口修平・政経4=佐賀工)と次戦に向けて、手応えをつかんだ。

 風下の前半は帝京大のペースにのまれた。開始早々、ラインアウトでのミスから自陣深くを攻め込まれる。献身的なディフェンスで帝京大のミスを誘うが、スクラムで反則を取られると再び帝京ボールに。モールからラックを形成し、FWに先制トライを押し込まれた。さらに前半11分にはテンポの良いBK展開で左に振られ、追加点を献上する。「あの2つを我慢できていたらもっといい勝負まで持ち込めた」(右CTB水野拓人・情コミ3=東海大附仰星)。流れを変えようとSO茂木直也(商4=深谷)がPGを決めるも、勢いに乗った王者を止めることはできなかった。18分、32分にも明治のペナルティーから失点を許した。「一人一人が体を張ってやることとか、コミュニケーションが全然だめ」(左FL上田宥人・政経2=東海大附仰星)と、王者の猛攻に対応することができなかった。一方でスクラムやキックオフ処理で優位に立ち、敵陣ゴール前まで攻め入るチャンスをつくり出す場面も見られたが、前半は28―3とノートライで折り返した。

 後半は「規律を守って、ペナルティーやミスを最小限に抑えられた」(上田)ことが追い上げにつながった。序盤はディフェンスのギャップを突かれ個人技でゲインを許す。受けに回るが自陣の22mラインを切らせることはなく、ディフェンス力を見せ付けた。その後も粘り強く守り続け、後半の失点は1トライに抑えた。アタック面でも優勢な場面が生まれる。11分にPGで3点を取られるが、茂木のキックを起点に攻めに転じると14分、最初のトライを決める。マイボールスクラムから出したボールを左に展開。小澤和人(営4=国学院久我山)がゲインラインを切り、右に戻してラックを形成した。最後は茂木が「前が空いたので思い切って攻めた」と一人で抜け出し、3人のタックルをかわしてインゴール中央に飛び込んだ。コンバージョンキックも決まり31―10。ここから明治の追い上げが始まった。徐々に帝京大のミスが目立ち始めると、明治は今季初スタメンのFB高平祐輝(法4=国学院久我山)を中心にBKがペースをつくり、テンポよくフェーズを重ねる。「フェーズを重ねれば前に出られたし、相手BKの一次攻撃は前に出て止められたので、自信を持てる場面もあった」(山口)。FWも強さを見せる。流れをつかんだ明治は31分、再びチャンスを得た。ゴール前でマイボールスクラムを獲得するとNo.8朴鐘圭が一気にゲイン。FWがラックを形成し連続攻撃を仕掛けた。再び朴がディフェンスのスキを突いて抜け出し、追加トライを挙げ、最終スコアは36―17に終わった。

 「春より夏の方が手応えを感じたし、夏よりも今のほうが手応えを感じている」(山口)。60点差の大敗を喫した春季大会から5カ月。帝京大のペースが乱れた後半だけを見れば14―8とロースコアを制した。「負けたけどやれるんじゃないかという気持ちに見えた」と丹羽監督は敗戦を振り返る。次戦はいよいよ対抗戦最終戦となる明早戦。「ただひたすら頑張るだけ」(HO牛原寛章・政経3=佐賀工)。聖地・国立競技場で宿敵と真っ向勝負に臨む。

[関本紗希]

試合後のコメント
HO牛原寛章(政経3=佐賀工)

「感じた人もいると思うが、個人的にはフィジカルの差というのは感じなかった。前回と違ってセットプレーはここぞという時に集中して安定していたので良かった。帝京相手にスクラムを互角以上に組めたことが収穫だった。ラインアウトは風の影響もあったが、もっと取りやすいところがあったんじゃないかという課題が見つかった。トライは、ディフェンスが崩れて取られたわけではなく、しっかり抑えていたのに裏を取られてしまった。ファーストタックルは良かったが、セカンドタックルがもう少しいければもっと締まった試合になったかなと思う。2人目の寄りにまとまりがなく、1人でいってしまっていた場面もあったのがトライを取り切れなかった原因。両サイドについて2、3人まとまって寄らなければだめだったと思う。そうすればフェーズを重ねる時にペナルティーを取られることも少なくなるので修正していきたい。次の明早戦は、ただひたすら頑張るだけだ」

左LO寺田大樹(文3=秋田工)
「ラインアウトの精度が低かった。入りの部分でのチャンスでトライを取れなかったのはラインアウトのリーダーである自分の責任。ただ、後半になって明治のゲームができるようになったのは大きい。だからこそ前半にトライを重ねていれば、もっといい試合になった。慶応戦からFWがどんどん攻めていくように修正した。次の早稲田戦はファンの方の気持ちも含め、絶対に負けられない試合になる。国立競技場では最後の明早戦になるので、良い試合にしたい」

左FL上田宥人(政経2=東海大附仰星)
「前半に取られ過ぎた。前半10分をやろうと言って臨んだが、だめだった。次の明早戦では入りの10分をしっかりやりたい。前半は固くなっていた部分もあるが、一人一人が体を張ってやることとか、コミュニケーションが全然だめで、そのようなところを帝京大に突かれてしまった。後半は規律を守って、ペナルティーやミスを最小限に抑えられた。またコミュニケーションも取れたので、それが良かったと思う。明早戦は、まだメンバーは決まっていないが、出られたら100%で取り組むために準備をしていく。大一番になるが、いつも通りのパフォーマンスをしたい。まだ2週間あるので、頑張りたいです」

右FL安永賢人(営2=長崎北)
「入りにゴール前のラックサイドのディフェンスで2本取られたのが敗因。帝京大は一人一人のタックルがこれまで対戦してきた相手との一番の違いだった。後半はテンポ良く前に出ていけたのが良かった。後半の入り10分をしっかりやろうと話し合っていてトライが取れたが、攻め切ることができなかった。早稲田戦に出られるならば自分の持ち味はタックルなので、いい試合の流れにできるようにやっていきたい」

SH山口修平(政経4=佐賀工)
「20点以内に抑えるという課題をあげてやっていたので、前半4トライ取られて自分たちが目標としていた課題をクリアできなかった。FWが近場で我慢できずにトライを取られてしまった。帝京大がやってきたことはすごいシンプルで、ガツガツと近いところで体を当ててきていたので、それに我慢し切れなかった。(後半は)風もありましたが、BKとしてはフェーズを重ねれば前に出られたし、ディフェンスも相手BKの一次攻撃は前に出て止められたので、自信を持てる場面もあった。(BK陣では)我慢して我慢してフェーズを重ねようと話していた。いつもよりミスが少なかったので、そこは良かった。結局、自分たちでミスを犯さずに我慢ができたら、フェーズを重ねて前に出られる自信が持てた。(夏の帝京大戦と比べて)春より夏の方が手応えを感じたし、夏よりも今のほうが手応えを感じている。自分たちでやってきていることをもう一段階、メンタルの部分などでもう一つ高いレベルでやれたらもっといい試合ができたんじゃないかと思う。やってきたことは間違っていないと思う。(久しぶりのAチームで)最初は不安もあったが、BKは茂木だったり、高平だったり4年生が多かったので、よくコミュニケーションを取ってくれますし、まず体を張ってチームに迷惑をかけないことを考えていた。(次の明早戦は)素直に勝ちたい。明治に入ってずっと早稲田、早稲田と言われ続けてきたので、自分たちの4年間をぶつけたい」

SO茂木直也(商4=深谷)
「もう少し前半のゲームプランを自分が冷静にできれば勝てた試合だったと思う。(一本目のトライは)前が空いたので思い切って攻めた。前半の失点を取り返せなかったのが今日の敗因。プレーに迷いがある部分が多かったのでそれを練習で無くしていきたい。早明戦まで2週間あるのでしっかり良い準備をして臨みたいと思う」

右CTB水野拓人(情コミ3=東海大附仰星)
「最初の入りで相手に簡単に2本取られてしまって、あの2つを我慢できていたらもっといい勝負まで持ち込めたと思う。個人的にはボールに絡むプレーが少なかった。コーチからお前はタックルだって言われていたので、タックルで貢献できたのはすごく良かった。でもまだ足りない部分はあったし、もっと入れていたらゲームの流れを変えられたと思う。BKのつなぎの部分でも一人一人声を出していたし、みんな積極的にボールをもらおうとしていて良かった。ただ苦しい状況になってくると声が出てない場面もあった。次の早稲田はもっと横に振ってくるしそこのコミュニケーションを高めていきたい。(帝京との差は)一人一人がプレーの場面で常にベストなプレーを向こうは選択していた。2人目、3人目の寄りの意識なども差を感じる部分もあった。まだ次がある。次の早稲田戦に向けて、一日一日を大切にして頑張っていきたい」


◆関東大学対抗戦Aグループ 星取り表  11/17現在◆
筑波大帝京大明治早稲田慶応日体大青学大成蹊大勝敗
筑波大●3―10
○50―10
●17―20 ●12―20○76―011/24 14時○85―73勝3敗
帝京大○10―3
○36―17
○40―3112/1 12時○147―0○59―7○92―0 6勝0敗
明治
●10―50
●17―36
12/1 14時
●18―24
○41―0
○45―0
○90―0
3勝3敗
早稲田○20―17●31―4012/1 14時11/23 14時○69―0○19―6○70―74勝1敗
慶応○20―1212/1 12時
○24―18
11/23 14時○56―12●18―24○62―144勝1敗
日体大●0―76●0―147
●0―41
●0―69 ●12―56●9―48 12/1 14時0勝6敗
青学大11/24 14時●7―59
●0―45
●6―19○24―18○48―9 ○29―83勝3敗
成蹊大●7―85 ●0―92
●0―90
●7―70●14―6212/1 14時●8―290勝6敗



◆対抗戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営3=常翔学園)→17.塚原(後半11分)
9.SH山口 修平(政経4=佐賀工)
16太田 竣介(商4=明大中野)←2.牛原(後半38分)
2.HO牛原 寛章(政経3=佐賀工)→16.太田(後半38分)
10.SO茂木 直也(商4=深谷)
17塚原 巧巳(政経2=国学院栃木)←1.勝木(後半11分)
3.PR須藤 元樹(文2=国学院久我山)→18.松波(前半34分)
11.WTB小澤 和人(営4=国学院久我山)
18松波 昭哉(政経3=東福岡)←3.須藤(前半34分)
4.LO寺田 大樹(文2=秋田工)
→19.東(後半11分)
12.CTB川田 修司(情コミ2=桐蔭学園)
19東 和樹(政経2=京都成章)
←4.寺田(後半11分)
5.LO大椙 慎也(法3=国学院久我山)
13.CTB水野 拓人(情コミ3=東海大附仰星)
→22.西橋(後半11分)
20朴 鐘圭(商4=大阪朝鮮)
←8.圓生(後半24分)
6.FL上田 宥人(政経2=東海大附仰星)
14.WTB齊藤 剛希(商2=筑紫)→23.成田(後半32分)
21 田川 明洋(法4=天理)
7.FL安永 賢人(営2=長崎北)
15.FB高平 祐輝(法4=国学院久我山)
22西橋 誠人(商3=桐蔭学園)
←13.水野(後半11分)
8.No.8圓生 正義(政経4=常翔学園)
→20.朴(後半24分)

23成田 秀平(営1=秋田工)
←14.齊藤(後半32分)


◆2013年・関東大学対抗戦Aグループ明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
9・15青学大熊谷15時
○45−0
9・22成蹊大秩父宮15時
○90−0
10・6筑波大熊谷14時
●10−50
10・20日体大秩父宮12時
○41−0
11・3慶応秩父宮12時
●18−24
11・17帝京大秩父宮14時
●17−36
12・1早稲田国立14時
大学選手権
未定未定未定未定




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