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市原の独走トライはチームを一つにした

ラグビー部  帝京大に完敗、15年ぶりの優勝を逃す/関東大学ジュニア選手権

◆第35回関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド他)
▼11・24 決勝 帝京大戦(帝京大グラウンド)
 明治10{0−29、10−12}41帝京大〇

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
102912
10
合計
41
 「全員で優勝したいという気持ちで臨んだ」(朴鐘圭・商4=大阪朝鮮)ものの、帝京大に敗れ惜しくも準優勝となった。相次ぐペナルティーに足止めされ無得点に終わった前半。それでも後半は4年生が奮起し追い上げを見せた。しかし結果は10―41と、帝京大へのリベンジを果たすことはできなかった。

 前半はペナルティーが目立ち劣勢に立った。前半6分、相手ボールラインアウトからモールを形成され先制トライを許す。その後も接点で力負けはしていないものの、帝京大の固いディフェンスを破れずボールが奪えない場面が続き0―17。何とか巻き返したい明治はキックオフ直後から果敢に仕掛け、敵陣に切り込んだ。前半28分、右WTB成田秀平(営1=秋田工)が大きくゲインを切りBKにボールを展開するが、ペナルティーを取られボールをキープできない。そして再び「ペナルティーをしてタッチキック、モールの連続で(トライを)取られてしまった」(朴)と同じパターンで攻められ0―29。ノートライで前半を終えた。
 4年生が見せ場をつくった後半。序盤からキックによる一進一退の攻防が続く中、ハーフウェイ付近から左CTB佐藤滉貴(営4=札幌山の手)がゲインラインを切った。敵陣22mライン付近のマイボールラインアウトからフェーズを重ね、ゴール手前での相手ペナルティーを受け最大の好機を得る。そこからSH田川明洋(政経4=天理)がクイックスタートし、パスをキャッチしたHO中村駿太(商2=桐蔭学園)がトライ。ようやくチャンスを得点につなげることができた。しかし「自分たちのペナルティー、ミスから流れが悪くなってしまった」(吉田任宏・政経4=佐賀工)とそのまま勢いに乗ることはできず後半24分には5―34。それでも後半31分にもう一度チャンスが訪れる。帝京大がこぼしたボールをすかさず佐藤滉が奪い、右CTB市原祥平(政経4=常翔学園)へとつなげた。市原はそのまま自陣10mライン付近から一気に駆け抜けトライ。4年生の意地を見せた。最後まであきらめず攻め続けたが、反撃は叶わず。10―41とされノーサイドとなった。

 ペナルティーが原因で、幾度もチャンスを逃した試合だった。特に前半は「決勝に行けたことに浮き足立っていた」(朴)ことでリズムを崩してしまった。果敢なタックルによる粘り強いディフェンスは相手のトライを防いだが、巻き返すチャンスにはつなげられなかった。15年ぶりの決勝進出を達成したジュニア選手権も、この一戦で幕を閉じる。「悔しいが、チーム一丸で準優勝という結果を残せたのは素直に喜びたい」(幸重記・文4=大分舞鶴)。この最終戦での悔しさをばねに、来年こそは悲願のジュニア王者を勝ち取ってくれるだろう。

[三浦亜優美]

ゲームキャプテンNO.8朴鐘圭(商4=大阪朝鮮)
「全員で優勝したいという気持ちで臨んだ。とにかく勝つことだけを考えていた。ブレイクダウンでしっかり顔を上げてプレーするということを言っていたがそれができていなかった。味方に張り付くようなシーリングのペナルティーをしてしまって自分たちのリズムに乗れず、相手から脱出してもまたペナルティーをして結局攻め込まれてしまっていた。相手のモールが強いのはわかっていたが、ペナルティーをなくしてモールを作らせないようにしたかったができなくて押し込まれてしまった。タックル自体は全員入れていたがペナルティーをしてタッチキック、モールの連続で(トライを)重ねられてしまった。ディフエンスに関してはそこまで悪くなかった。ファーストタックルで止めていたのは良かった。後半は、攻めるって決めたときに全員が攻めに意識を切り替えられていたのでトライも取れていた。自分たちの代では初めての決勝に行けたことに、浮き足立っていた。気持ちが抜けているようなとこがあった。もっと気持ちを統一してコミュニケーションを取ながらやるべきだった。これまでキャプテンとして決勝までこれたのはうれしいが、正直な気持ち優勝したかった。負けた後は悔し涙を流す4年生もいた。過ぎたことは取り返しがつかないが、悔しい気持ちでいっぱいだ」

HO中村駿太(商2=桐蔭学園)
「監督から(決勝進出は)15年ぶりと聞いていたので絶対に勝ちたかった。優勝したいと思って臨んだ。今日の負けは自分たちが崩されて負けたというより、自分たちのミス、ペナルティーから取られた部分が多かった。そこさえ修正できれば勝てる。帝京との力の差はそんなに無い。やり切る、という部分で差が出た。チームとして、タックルにいけていたところは良かったと思う。個人的には、良くも悪くもなかったというのが正直なところ。セットプレーがいまいち。ラインアウトのスローイングが良くなかった。スクラムも自分が負けているということはなかったが、チームとしてはうまく相手にコントロールされてしまっていた。毎回言っていることだが練習からやっていくしかない」

右LO吉田任宏(政経4=佐賀工)
「接点では全然やれたが、自分たちのペナルティー、ミスから流れが悪くなってしまった。力の差は思った以上に無かったと思う。自分はケガばっかりだったので、この最後の決勝という舞台で4年間の集大成を出そうと思っていた。個人的には、ディフェンスは良かったがアタックはもう少しできたという印象。チームとしてできていたのもディフェンスだったと思う。みんなが低くタックルに行けていた。タックルミスで点を取られたことは、今日は無かった。モールなどから取られていた」

SH田川明洋(政経4=天理)
「優勝が懸かった試合ということで、タイトルを獲りにいこうと思っていた。目標にしてきたタイトルの一つでもあったので、全員で勝ちにいこうという話をしていた。負けてしまったことについては、結果をしっかり受け止めて次につなけでいきたい。相手陣内に攻め込んだ時も、自分らのミスやペナルティーでチャンスを潰してしまっていた。それによって相手に陣地を取られ、FWでも負けてしまったことが敗因。総合的に見ても、まだまだ及ばないところがあった。良かったところは思いつかない」

SO幸重記(文4=大分舞鶴)
「ジュニアが最終戦で思いっきりやるのと楽しむのと悔いが残らないようにやるのとを意識して臨んだ。接点の寄りが向こうの方が早かったし、意図してユニットで動けてなかった部分などのミスの積み重ねが全部敵陣でのペナルティーになってしまった。うまく寄り切れなかったのが痛かった。アタックでも自分らのミスとペナライズされて、ディフェンスでも食い込まれて自陣にいかれてたので、自分たちのラグビーができない形になってしまった。絶対体を張ろうというのは決めていたが、自分自身ではタックルで何本か外れているものもあった。後半は全員みんな気持ちを張ってできていたので、前半からやれていればなというのはある。BKがアタックして外まで触れれば多少スペースもあってゲインもできる。何本かいいアタックもあったがBKがボールをキープできなかったので持続の部分を上げたい。BKの継続の部分が上がれば通用したかなと思う。ディフェンスの部分は、BKがもう少しファーストフェーズでプレッシャーをかけてラインアップしてもっとFWを楽にさせたかった。最後の方にみんなの気持ちが一つになり気持ちで戦っていたとこと、最後に4年生で楽しくプレーできたのが印象に残っている。15年ぶりの決勝で、やはり優勝はしたかったが相手の方が強かった。悔しいが、チーム一丸で準優勝という結果を残せたのは素直に喜びたい」

右WTB成田秀平(営1=秋田工)
「前半自分たちのミスとペナルティーで帝京大ペースで試合が進んでいった。自分たちのミスから失点し、そこを修正できなかったので今日はこういう結果になった。BKとしてはゲインを切られることもなく、組織的にディフェンスができていたので良かった。自分も1対1で振り切ることができ、立つということを意識してやれたのでそこはいい収穫だったと思う。まだ試合があれば今日の反省を生かしていきたい。明早戦、大学選手権と負けられない戦いが続いていくので、Aチームだけではなくて、1年生から4年生まで一丸となって戦っていきたい」


◆ジュニア戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR植木 悠治(政経2=常翔学園)
→16.橋口(後半8分)
9.SH田川 明洋(政経4=天理)
→20.加納(後半22分)
16太田 竣介(商4=明大中野)
←2.中村(後半18分)
2.HO中村 駿太(商2=桐蔭学園)
→16.太田(後半18分)
10.SO幸重 記(文4=大分舞鶴)
17石川 弘季(法4=国学院久我山)
←3.塚原(後半19分)
3.PR塚原 巧巳(政経2=国学院栃木)
→17.石川(後半19分)
11.WTB紀伊 皓太(文2=日川)
←20.加納(後半32分)
18田中 真一(法1=国学院久我山)
←4.東(後半19分)
4.LO東 和樹(政経2=京都成章)
→18.田中真(後半19分)
12.CTB佐藤 滉貴(営4=札幌山の手)
19田中 健太(営2=大阪桐蔭)
←8.朴(後半4分)
5.LO吉田 任宏(政経4=佐賀工)
13.CTB西橋 誠人(商3=桐蔭学園)
→22.市原(後半22分)
20加納 遼大(文3=常総学院)
←9.田川(後半22分)
6.FL平井 伸幸(法3=桐蔭学園)
14.WTB成田 秀平(営1=秋田工)
21尾又 寛汰(商1=国学院栃木)
7.FL桶谷 宗汰(営1=常翔学園)
15.FB松浦 康一(政経2=佐賀工)
22市原 祥平(政経4=常翔学園)
←13.西橋(後半22分)
8.No.8朴 鐘圭(政経4=大阪朝鮮)
→19.田中健(後半4分)

23橋口 敬生(法4=国学院久我山)
←1.植木(後半8分)




◆2013年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
9・14早稲田明治八幡山G13時
○14−10
9・21筑波大明治八幡山G14時
●36−47
9・28慶応大慶応日吉G13時
○33−17
10・13帝京大明治八幡山G13時30分
●10―34
決勝トーナメント
11・10早稲田 早稲田上井草G13時
○32−12
11・24帝京大 帝京大G13時30分
●10−41


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