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定位置獲得に挑む海部


東京六大学野球 2014〜春〜  (13)開幕前選手インタビュー 海部大斗  

 
 頂点の座は譲らない。決勝で亜大に敗れ悔しさに涙を飲んだ神宮大会から、長いオフシーズンを経て春季リーグ戦を迎えた。38年ぶりの春秋連覇を成し遂げた昨年のメンバーが多く残る今季は、3連覇にかかる期待も大きい。76年ぶりの3連覇、さらに昨年果たせなかった日本一へ、全員野球で上り詰める。
 
 3年目の飛躍へ。激しい外野手争いに挑むのが海部大斗外野手(商3=履正社)。守備と俊足を買われ、昨年から出場機会を増やした。大学2年間で3安打に終わっている打力の向上がスタメン入りへの最大の課題だ。今季の活躍が期待される海部に今季の意気込みを語ってもらった。(この取材は3月22日に行ったものです)


――昨シーズンまでを振り返ってみていかがですか
海部:
ここまでの2年間は思ったのとはかけ離れています。1年次は打席に立つが機会が少なく、ベンチにも入るのが少なかったです。実力不足でした。2年になって何度かチャンスをいただいて、チーム事情で春の法政戦でスタメンになれました。秋はスタメンで2、3打席、特に2番で出てバントという仕事が多かったです。ちょっとでも多く試合に出られたことは自分の中でも自信になりました。ただ、バントよりはヒットを打つのが理想の形です。まずは場に慣れること。神宮の空気に慣れ切ってないというのは実際にあります。新人戦では思い通りにバッティングできましたが、新人戦とリーグ戦では客の数も違うし応援も違います。リーグ戦でも平常心で打席に入ったり、守備をできるようにしたいです。実力があっても精神面が弱いと神宮の舞台では活躍できないです。メンタルが弱いというより、よりチャンスに強くなるとか、もっと積極的にバット振るなりという部分かなと。プラスに考えてやることです。自分の中ではポジティブにやろうとしています。練習が試合だと思って、試合に近づける練習をしていけばリーグ戦に影響するはずです。技術というよりは雰囲気で違いがありました。

――六大学の投手と対戦してきて感触は
海部:
例を上げるなら有原投手(早大)。対戦していてなめられている感じがありました。ポンポンと2球で追い込まれて、チョンと当てて凡退など。相手ピッチャーにより多くの球種を投げさせるようになりたいです。それはピッチャーとしては抑えにきているということなので、あのレベルに追い付きたいです。それに負けないパワー、バッティング技術を付けて、1戦目のピッチャーに対応できるようにしたいです。

――冬はどんなことに取り組んできましたか
海部:
チームとして連続ティーをやった結果、自分のスイングの軌道、無駄な動きが少なくなりました。振り込んだ分、スイングスピードも上がっています。キレも出てきました。質を求めたいですけど、冬は実戦が少ないので、質より量にこだわりました。

――実戦の中で変わったことはありましたか
海部:
打球は飛ぶようになりました。オープン戦では芯に当たって大きい当たり、低い打球で内野の間を抜いたりというのが今はないので、その点では試合の中での実感はないです。ただ練習ではさく越えも増えてきて、感覚は変わっています。軽く振っても外野を越えたり、そこは成果が出ています。それを試合で出せればなと。パワーが付いた分、少々詰まっても外野の前に落ちたり、芯で捉えれば長打も打てたりできると思うので、自分の中でのバッティングも幅広くなるはずです。

――チームにはよい左打者が多いですが、吸収したことは
海部:
タイミングの取り方は人それぞれ個人的な感覚があります。そこは自分で工夫するところです。ただ、バットの出方や手首の使い方、ヘッドの使い方、その辺は糸原さん(健斗内野手・営4=開星)、菅野(剛士外野手・法3=東海大相模)、高山(俊外野手・文3=日大三)とかを見て、どうやって使っているか観察できるときは見るようにしています。それを実行できるかわからないですけど、その3人が打てるということは何か秘訣があると思うので。

――最後に、今季の意気込みをお願いします
海部:
昨年連覇したのでまずは3連覇して、自分自身は開幕スタメンを目指します。全試合出るのは厳しいかもしれないですがなるべく出て、ヒットを10本打ちたいです。それを目標にこの春は臨みたいです。

――ありがとうございました。

◆海部大斗 かいふひろと 商3 履正社高出 180cm・81kg  外野手 右投左打

海部 昨秋・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨秋
10
.100
通算
18
23
.130





[森光史]

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