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2トライを挙げた田中健

ラグビー部  ディフェンスに課題残すも、法大に勝利/関東大学春季大会

◆4・20〜6・29 関東大学春季大会(八幡山グラウンド他)
▼5・3 グループB 対法大戦(法大グラウンド)
 ○明治57{36―7、21―26}33法大

◆スコア◆
明治
法大
前半後半得点前半後半
PG
DG
362126
57
合計
33


今シーズンの2戦目となった法大戦。前半は、春からの取り組みの成果が表れ攻守に相手を圧倒した。しかし後半に入ると一転、法大ペースに。最後まで流れを取り戻せずに4トライを許した。57―33で勝利を収めるも課題の残る内容となった。

確かな成長を見せた

 「チームとして取り組んできたことが出せた」(中村駿太・商3=桐蔭学園)。開始1分、ターンオーバーしたボールを左へ展開し最後は左WTB齊藤剛希(商3=筑紫)が相手ディフェンスを振り切ってノーホイッスルトライ。先制点を奪い主導権を握った。この試合は、先週の青学大戦に続いてスクラムが安定。序盤は成功率の低かったラインアウトも「コミュニケーションを取って空いているところでしっかり取れた」(中村)と修正能力を見せた。前半34分には敵陣深くの右スクラムからFWで押し込み、最後は右FL田中健太(営3=大阪桐蔭)がトライ。続く39分にも右CTB尾又寛汰(商2=国学院栃木)からのオフロードパスを受けた齊藤がラインブレイク、そのままインゴールに飛び込んだ。「オフロードのパスは試合でも出せるようになってきた」と丹羽政彦監督(平3文卒)も練習の成果を実感している。チャンスを確実に得点へ結び付けた前半。「取り切れたということが収穫」(田村熙・営3=国学院栃木)と、昨年度からの成長をうかがわせる充実の内容だった。

課題は個々のディフェンス
 しかし、後半に入ると流れは一変した。キックを使わず自陣からボールを回してきた法大に対応できずペースを奪われた。後半16分には素早いパス回しで右外に展開されると、オーバーラップをつくられ失トライ。課題は「ワンブイワンのディフェンス」(丹羽監督)だ。特に終盤以降は運動量が落ち、タックルも甘くなった。また終盤になるにつれハンドリングエラーも目立ち始めた。終了間際にもハンドリングエラーをきっかけにトライを奪われ、57―33でノーサイド。前半に比べ、課題の残る内容となった。

 オフロードのパスなど新たなオプションを含め、仕上がりの良さを感じさせる今春の明治。昨年度の悔しさを糧に、チームは確実に進化している。しかし「ミスをしていては帝京大や早稲田には点を取られてしまう」(勝木来幸主将・営4=常翔学園)と勝利にも慢心はない。次戦の相手はトップイーストに所属する釜石シ―ウェイブスだ。社会人の強豪相手にも「攻め続けたい」(田村)と力強く話した。


[柴田遼太郎]


◆関東大学春季大会B 対法大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営4=常翔学園)
→17.植木(後半20分)
9.SH浦部 岳之(法3=桐蔭学園)
→21.加納(後半14分)
16牛原 寛章(政経4=佐賀工)
←2.中村(後半14分)
2.HO中村 駿太(商3=桐蔭学園)
→16.牛原(後半14分)
10.SO田村 熙(営3=国学院栃木)
→22.長石倉(後半14分)
17植木 悠治(政経3=常翔学園)
←1.勝木(後半20分)
3.PR松波 昭哉(政経4=東福岡)
→18.塚原(後半17分)
11.WTB齊藤 剛希(商3=筑紫)
18塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)
←3.松波(後半17分)
4.LO小林 航(法3=明大中野八王子)
12.CTB紀伊 晧太(文3=日川)
→23.堀米大(後半30分)
19東 和樹(政経3=京都成章)
←5.大椙(後半25分)
5.LO大椙 慎也(法4=国学院久我山)
→19.東(後半25分)
13.CTB尾又 寛汰(商2=国学院栃木)
20平井 伸幸(法4=桐蔭学園)
←8.松橋(後半0分)
6.FL上田 宥人(政経2=東海大仰星)14.WTB成田 秀平(営2=秋田工)
21 加納 遼大(文4=常総学院)
←9.浦部(後半14分)
7.FL田中 健太(法3=大阪桐蔭)
15.FB村井 佑太朗(政経4=秋田工)
22長石倉 豪(営4=報徳学園)
←10.田村(後半14分)
8.No.8松橋 周平(政経3=市立船橋)
→20.平井(後半0分)

23堀米 大地(政経4=流経大柏)
←12.紀伊(後半30分)



◆2014年・関東大学春季リーグ・グループB明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手(対戦カード)場所開始時間結果
4・27(日)
青学大
八幡山グラウンド
13時
○81―5
5・3(土)
法大
法大グラウンド
13時
○57―33
5・25(日)
筑波大
県営草薙球技場14時
6・1(日)
日大
八幡山グラウンド
14時
6・8(日)
東海大
東海大グラウンド
13時
6・29(日)対抗戦選抜VSリーグ戦選抜
秩父宮
14時


試合後のコメント
丹羽政彦監督(平3文卒)

「前半はしっかりと戦えていた。ブレイクダウンにも早く寄っていたし、積極的にチャレンジしてアタックしていたので良かったと思う。ただ選手たちにも言いましたが、個々のディフェンス。ワンブイワンのディフェンスで、差し込まれて相手につながれてしまった。そこは春のテーマでもあるので、これから修正していかなければならない。春からずっと練習してきたオフロードのパスは試合でも出せるようになってきた。なのでB、Cチームも合わせてFWが前に行ったところから、さらにBKがゲインラインを切りトライにつなげなければいけない。(両CTBは)西橋と水野はあまりコンディションが良くなかったので、無理をさせませんでした。紀伊は今日が第一戦で、コンディションがあまり良くなかった中、よく頑張っていた。尾又は、春から一生懸命にやっていたし昨年1年間の積み上げが出てきたと思う」

左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)
「点数が取れたので良かったとは思うが、中だるみの時間があったので修正しないと。後半は点を取られすぎた。今日はどんどんチャレンジしてゲインラインにアタックしていくということを試合中は気にかけていた。前半はできていたと思うが、後半は相手にペースを握られてやられてしまったので修正していこうと話をした。(個人としては)まだまだですね。これからシーズンに向けてもっとピークをもっていきたい。後半に個々のタックルが甘くなってきて、こういったミスをしていては帝京大や早稲田には点を取られてしまう。もちろん春全勝を目指してやっていて、今のところ2戦とも勝てているので、このまま勝ち癖を付けて自信を付けてチームを引っ張っていきたい」

HO中村駿太(商3=桐蔭学園)
「前半は入りから良かった。春にチームとして取り組んできたことが出せた。具体的にはアタックのオフロードのところ。後半はメンバーが変わって戦い方がぶれてしまった。明治のリズムではなかった。自分たちがボール回している位置が良くなかった。明治の陣地で回していたのでいい形にならなかったのだと思う。ラインアウトは小林がコーラーだったので、コミュニケーションを取って空いているところでしっかり取れた。試合中に修正できた。(モールディフェンスについて)モールアタックの練習はしてきたが、モールディフェンスの練習はまだしてなかった。そこは修正していきたい」

右LO大椙慎也(法4=国学院久我山)
「とりあえず気温が高くて、最近朝練ばかりでこの気温に慣れてなかった。前半から飛ばしていこうと話していて、前半は得点も取れたが後半はスコア的にも負けてしまった。モールディフェンスが全然だめだった。誰がどこに入るか、確認はしていたけどそれができなかった。それをもう一度確認しなければいけない。ラインアウトは、上田が入ってきて飛べるやつが増えたけど、メインジャンパーのところに飛んでしまうこともあったので、小林と話し合って見直したい。次の試合までにセットプレー、特にラインアウトを安定させることと、一対一を重点的に練習していきたい。ディフェンスもまだまだできていなかったので、次は完封勝利を目指したい」

右FL田中健太(営3=大阪桐蔭)
「前半は良い形でできたと思う。オフロードで立ってつなげたのは良かった。(個人としては)前半、ワークレートが低くて、あまり動けなかった。後半は切り替えた。後半は、法大が自陣からキックじゃなくて、ボールを相手に渡さないような攻め方をしてきた。それを受けてしまって、相手に取られた。ディフェンスが良くなかった。(課題は)一対一のディフェンス。一人一人のタックルの質だと思う」

SH浦部岳之(法3=桐蔭学園)
「緊張はなかったが、思っていたより良いプレーができなかった。(法大の)プレッシャーが強くて、パスが放れなかった。(前半は)FWは縦に、BKはゲインしてくれたので良かったです。ランボーで、小林に投げて、最後に村井さんがトライを決めたのは、良かったです。春から、立ってつないでいこうというのはあったので、そこはできていたと思う」

SO田村熙(営3=国学院栃木)
「入りが良くて、個人としてはミスが多かったが勝てて良かった。アタックが取り切れたということが収穫。後半は悪かったが、前半はトライ1本に抑えられた。後半悪かったのはタックルミスと相手のHB団が交代してからテンポが良くなったのが原因。スコアは予定通りという感じ。来週は強い相手だが、攻め続けたい」

左WTB齊藤剛希(商3=筑紫)
「前半は練習でやってきたことができた。後半は自分たちのペナルティーから流れを崩してしまい、タックルが甘くなってしまった。倒れてからボールをポップしたり、立ってボールをつなぐことができて、法大のディフェンスがつく前に自分たちで仕掛けられたので良かった。自分自身としては抜けたところで反則を取られたりロールできないところがあったのが反省点。後半連続トライを取られたのは改善していかないといけない。走れていないこともあると思う。久しぶりのトライを決めて乗っていけた部分もあるが、やっぱり抜けたときにボールを上手く生かすことができなかった。あと後半自分がノックオンをしてからそのままトライを取られてしまい、それが前半に納得のいくプレーを帳消しにしてしま
った。前後半通じて自分の納得のいくプレーを続けていきたい。CTBをやったのはチーム事情だが、どこのポジションを任せられても自分のプレーができるように練習していきたい。来週はメンバーに選ばれることができたら、社会人は一人一人強いと思うのでそこをしっかり止めたい。こっちは大学生なので下克上で絶対倒したい」

右CTB尾又寛汰(商2=国学院栃木)
「チャレンジすることをコーチから言われていたテーマだったが、チャレンジできたと思う。自陣からでもしっかり攻めて、辛いプレーを選択することができた。後半はフィットネスが切れてしまって走り負けた。スコアはしっかりできたが、失点が多かった。でも勝って反省できることが良かった。個人としてはアタックはすごいいい感じで自分のイメージ通りに何本かできた。ディフェンスもオール早慶明よりは良くなったが満足はしていない。明治の代表で出ているわけなので、勝てたことはほっとしたというか責任は果たせたかなと思う。来週は出られるか分からないが、もし出ることができたら社会人相手にも思い切って前に出て、持ち味を出していきたい」

右WTB成田秀平(営2=秋田工)
「前半ボールタッチが少なかった。ボールをもらうことができなかった。積極的にもらいに行ったり、外からボールを呼ぶということができなかった。コールが少なかったなと思う。チームとして前半は納得がいく内容だった。後半は足が止まって、タックルが高くなってスコアも取られた。後半のしんどいところでの頑張りを鍛えていかないといけない。全員が走れていない。点差があったので気持ち的にも緩みが出た。いくら点差が付いても堅いプレーを意識していかなければならない」

HO牛原寛章(政経4=佐賀工)
「リザーブで元気なのでアグレッシブにアタックしていこうと思った。チームを引っ張ろうとしたが流れをうまくつかめなかった。ずっと法大の流れだった。そこを切り替えることができずに2、3本取られてしまった。リザーブの選手が声を出せなかったりして、連携が取れていなかった。またハンドリングミスなどがあり、フェーズを重ねることができなかったことも原因。ハンドリングミスをしてスクラムを組んで、流れを取り戻そうとしてターンオーバーしてもフェーズが続かなかった。そこは来週に向けて修正していきたい。外から見る限り、前半の最後の方にはラインアウトが修正できていたので良かったと思う。相手のモールは1回止めることができたが、そこからずらされて、FWのリロードが遅かったので取られた。あそこを一人一人が一歩でも二歩でも意識したら良くなると思う」


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